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現実と離れすぎかも 2006/3/2
原作を読んだ後に、このドラマ版を見ると、かなり話が違うのでビックリするかも知れません。特に終盤はあっという間に終わってしまい、アレ?って感じですね。
原作では亜矢さんが恋愛もする事ないし、養護学校に転校する事になった時に「「亜矢ちゃん、行かないで。」と言って欲しかった。」等々、亜矢さんのかなり率直な気持ちも描かれていますが、ドラマ版ではありません。今回の作品では「綺麗な障害者」を描きすぎだったような気がします。障害者だって、健康な人と同様に愚痴を言ったりするものです。実際に、障害者の事を本当に理解してくれる人は、今でもそれほど多くない事を痛感しています。
私はALS患者や脳性麻痺の介助をよくやってますが、あそこまで化粧バッチリで美人で恋愛もしてる障害者は、ほとんど会った事ありません。その辺りの事を知った後でドラマを見てみると、また違った感想を持つかも知れません。
なんか厳しい意見ばかり書いてますが、原作への思い入れが強いだけで、ドラマ版も十分いい内容です。私も中学生時代(15年位前)に原作を読んで、医療関係の仕事を目指しました。そんな思いを持ってくれる人達が増えたのなら、亜矢さんも天国で喜んでくれていると思います。
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不思議と暖かい作品・・・ 2006/2/15
個人的には去年1番のドラマでした。
冷静に観ると救いの無い哀しい話です。
ですが劇中の雰囲気には暗い、哀しいよりも不思議な暖かさが漂っています。
恐らくは主人公を筆頭に主役級登場人物の誰一人現実から逃げず絶望してはいないからでしょう。
ドラマは冷静に病状の進行と現代医学の無力を描いています。
主人公の池内亜也の状況は社会的にも肉体的にも何一つ好転しません
ですが与えられた状況の中で皆が最善を尽くします
このドラマを観て「絶望的状況など無い。絶望した人間がいるだけだ。希望を持っている限り、道は必ずひらけている」という言葉を思い出しました。
出演している役者さん達の演技も素晴らしいですし、なにより主役の沢尻エリカは特筆物だと思います。昼ドラで観ていた頃から「演技の上手い娘やなぁ」と思ってはいたんですけどね。
原作には無い主人公の恋愛話も雰囲気を損なうことなく視聴者の感情移入をしやすくしてドラマを盛り上げています。
恋愛部分を重視しながらも、決して恋愛メインの話にしなかったのも好感が持てます。
挿入歌「粉雪」もドラマとマッチしてうまくつかわれています
なによりこのドラマを観ていると「言葉」の力の大きさに気付かされます。
この話が実話であり、主人公の言葉が全て本当に彼女が発した言葉であるせいなんでしょうね。
単純で簡単な「言葉」なんですが深く心に響きます・・・
本当に良いドラマでしたからDVD化を素直に喜びたいと思います
3
ここにいる意味 2006/2/24
きっかけはエリカちゃんがかわいくて見始めたのですが、
もう毎回泣きながら見ました。
亜也ちゃんの立場だけでなく、自分が親になってからは両親側の気持ちにも
感情移入してしまって、途中までは泣かないように我慢しましたが
もう無理でした。フェイスタオル持って見てました。
このドラマの役者さんたちはみんな本当に上手だったし、なにより
エリカちゃんと錦戸くんの涙を流す演技が本当に素晴らしかった。
こんな書き方はちょっとしらけてしまうかもしれないけど、
ここ!というジャストのタイミングで涙がこぼれ落ちるんです。二人とも。
こんなにうまく泣ける若い役者さんを見るのは初めてで、衝撃でした。
演出的にオーバーすぎるところもちょくちょくありましたが、
それを差し引いても色々と考えさせられることはあったし、
本当にいいドラマだったと思います。
今でも『粉雪』を聴くと涙目になってしまいます(^^;)
この歌詞は、亜也ちゃんを思う遥斗くんの気持ちそのもので、
その切なさがこれ以上ないほどにぴったりと合っている曲でした。
4
生きる力 2006/3/18
福祉の仕事をしているので、毎日知的や身体の重度の障がいの方に接しています。
本人を取り巻く厳しい現実、環境を日々目の当たりにしています。
脊髄小脳変性症の方も何人か知っています。
原作も母・潮香さんの手記も読んでいます。
私は父を白血病で、母を肺ガンで亡くしているので、ターミナルケアが綺麗ごとじゃないことも身にしみています。
その上で書かずにはいられませんでした。
このドラマは素晴らしかった!
障がいや病気の有無にかかわらず、我々はみんな同じ人間です。
みんな、悩んで苦しんで、日々生きています。
亜也さんも、そんな一人です。
ただ、彼女の悩み、苦しみは人の何倍も大きかった。
でも、彼女は最後まで諦めず、涙を流しながら、前を向いて生き続けた。
彼女を取り巻く人たちも、そんな彼女に触発され、変わっていきます。
うつむいているひまはない、自分も頑張ろう、と。
ドラマを見ていた人の多くも、同じだったんじゃないかと思います。
ただ悲しいとか、可哀想とかで終わるのではなく、生きる力をみんなに与えてくれたドラマだったと思います。
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何も言いません。とにかく一度観てほしい。 2007/7/30
・・
ストーリーに関しては今さら書くまでもないと思う。
脊髄小脳変性症という難病に、15歳で冒された少女の実話をもとにしたドラマである。
モデルとなった木藤亜也さんがなくなったのはもう20年も前になる。
しかし20年後の今も、有効な治療法は見つかっていない。
この病気の残酷な点は、小脳だけが冒されると言うことだ。
小脳――つまり運動中枢が冒され、歩行が困難になり、
しゃべることもできなくなり、
食事をとることもできなくなっていく。しかし大脳はどこも悪くない。
だから患者は、そういう自分をしっかり「意識」できてしまう。
このドラマは、単なるお涙頂戴の難病ものではない。
「生きる」ということの意味を鋭く問いかけてくる。
なお、意地悪な見方をすると、麻生くんという同級生との交流をからめて
恋愛ドラマふうに仕立てたのは視聴率稼ぎということもできなくはない。
しかし他のレビュアーの方も書かれていたように、
麻生くん自身がヒロインとの交流を通じていのちの重さを実感し、
成長していくというサイドストーリー的な意味合いもある。
もちろん沢尻エリカは文句なしの熱演である。
とにかく一度観てほしい! 何かを感じることができるはずです。
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初めて泣いたドラマ 2006/2/18
私は、このドラマに出会うまで、ドラマを見て泣くということができませんでした。けれど、この作品に出会って、自然と涙がこぼれてきました。最初は、錦戸君が出るから見てみようかな、程度にしか思ってなかったのに、次第にドラマの内容そのものに、心をうたれ、毎週何があっても、このドラマの時だけは、何も手につけることはできませんでした。毎週かかさず録画していましたが、DVD-BOXが出たら絶対買おうと決めていました。今、たまに見ても感動しっぱなしです。
本当にこの作品に出会えてよかったです。
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感動です! 2006/2/1
ドラマで見ましたけど本当に感動でした。難しい病気になりながらも、自分の病気を認め、地面を見ず、前を向いて生きていこうというキモチが本当に伝わりました。亜也役をした、沢尻エリカさんは本当に感激しました。すごい演技はすばらしいし脊髄小脳変性症という病気がこれなのか。ってくらい私たちに見せてくれました。麻生君役をやった、錦戸亮さん(関ジャニ∞・NEWS)や、亜也の母親役の薬師丸ひろ子さん、などの共演者のみなさんに本当に感謝しています。ぜひ、世の中、病気などで苦しんでいる人の気持ちを考えてもらえればうれしいです。
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原作読んだことありますか・ 2006/2/28
身近にこの難病患者を抱えていた私にとって、原作の木藤亜也さんと木藤潮香さんが書かれた文章こそ、涙が溢れ心打たれるものでした。
映画や、ドラマは、この難病の存在を認知してもらうための入り口です。
本当の大変さや、本当の彼女らの葛藤は、原作にこそ表されているのではないでしょうか?
・1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記
木藤 亜也
・いのちのハードル―「1リットルの涙」母の手記
木藤 潮香
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根底に流れる思い 2006/7/8
現実は、辛く悲しい結末だったと思う。「良かった」なんて言えないのは、あたりまえ。原作は実話なんだから、遠く及ばないものがあるのは事実。
しかし、このドラマだけでなく実話を基にしたものは、商売にするために綺麗な話にしようという考えではないはず。
このドラマの場合、このような難病にかかってしまった少女がいた。しかし、彼女は“前向きに頑張って生きた”という事実があったこと。どんな困難にぶっかっても頑張ることの大切さと、それは他安いことではないということがこのドラマの根本に流れていたものだと思う。ただのお涙頂戴ものとしか受け取れないとしたら、制作者や出演者だけでなく、製作にあたって許可をだしているであろう原作関係者と原作者に対してもかなり失礼なことだと思う。
これを商売のため綺麗な話として作り上げたとしか受け取れないとしたら、それはあまりに残念なこと。
毎回、ラストに流れた写真を見ただけで、現実に起きたことの厳しさは強く感じられた。ドラマ上でも、前向きに頑張る少女、両親の苦悩、妹の複雑な感情、そして実際にはいなかった恋人との場面でも、様々な思いが感じられた。
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傑作であると。 2007/2/1
これは、感想というものを書くことが容易にはできない作品です。
ドラマ放映当時、私自身は都合で画像をよく見ることができないでいたのですが、
このたび見返して驚愕しました。
主演の沢尻さんを頂点とする俳優陣の演技のうまさ、
緊迫感・切なさといった感覚を伝える演出のたくみさ、
テレビドラマというものをあまり見ないのですが、すべてがすばらしい出来栄えであると思います。
しかしリアルタイムで見ていた当時、そういったものがわからなくても感動していたのですから
いかにこのドラマの展開・セリフといったものかすぐれているかということです。
個人的にいちばん印象に残ったセリフは、
「夢の中でも、あたしは車イスだった」
というものでした。
使われている曲も名曲です。
「only human」のサビの部分を聴くだけでこのドラマの内容が思い出され泣けてくる
という人は多いのではないでしょうか。
あえて辛口意見をいうならば、本人の亜也さんならびにご家族の苦しみは
闘病の後半五年に、より深刻なものとしてあったはずでそれをほぼ完全省略してしまうのは
どうかとも思いましたが、テレビという媒体を考えると仕方がないのでしょうか。
とはいえ、そういう点を含めても傑作だと思います。