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ひとつの時代のおわり 2007/1/27
ファンの間でも評価はわれているようだが、一般的な観客が楽しめるかといえば微妙なところだ。戦闘シーンは地味目であるし、ラムスのエイリアンが陳腐なこと、シンゾンのキャラクタが明らかにピカードに負けている(俳優のせい?)、などなど、他のSciFiジャンルの最近の作品と比べると見劣りする部分が目立つ。売りであるはずのアクション・シーン、たとえばアルゴやスコーピオンなどのシーンもテレビシリーズよりもやや豪華になった、という程度であり、それほど魅力的とは思えなかった。
それぞれの登場人物の背景がわかっていれば、よりこの作品を楽しめるだろう、とだれかが付録ディスクに収録されているインタビューの中で述べているが、この点がこの作品の良さでもあり、悪さでもある。これまでの作品の設定に忠実であることはファンにとっては嬉しいのだが、本作の一般的な娯楽作品としての魅力はそれだけスポイルされてしまっているような気がしてならない。付録ディスク収められている削除シーンにラスト以降のエンタープライズEの様子があるが、同様の理由で、もしこの部分が本編で採用されていたならさらに「コアなファンにしか通用しない駄作」のイメージが強くなっていただろう。
ただ「新スタートレック」ファン2時間ものの特番として考えればには十分満足できる内容である。なによりこの作品は「新スタートレック」世代の終わりが示されており、製作者側にとってもファンにとってもこの「新スタートレック」からの卒業を促すものとなっている。1度見ただけでは前に述べたような悪いところばかり気になるが、2度、3度と繰り返し見てみると、製作者側が伝えたかったであろうメッセージが伝わってくる。TNGファンはこの十数年間を振り返りながら余韻に浸ろう。
TNGにどっぷりつかっていたものにとって最高、とはいえなくとも記憶に残る作品であることには間違いない。
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シリーズの中で最も「燃える」一作 2007/3/6
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この作品はスタートレック映画シリーズの中で最も「燃える」一作でした。何がいいかという点を箇条書きにしてみましょう。
(1)ピカードが艦長席に座って指揮をする姿が長く映っている!…やっぱ艦長の魅力はここにあると。敵の性格を読みつつ、作戦を指示する姿のかっこよさ!!しびれました!!
(2)宇宙大作戦の名に恥じぬ宇宙艦同士の戦闘!!…CGの発達もありますが、実に迫力ありました!!そして、綺麗。トリにこの宇宙戦闘シーンを持ってきたことも盛り上げる手法としてポイント高いです。
(3)データことブレント・スパイナーの芝居!!…未見の方も居られると思うのでネタばれ避けますが、性格の描写等非常に素晴らしいです。
(4)シリーズのファンも納得のコネタ集…今回は話の根本の部分はシリーズのファンでなくてもついていけるようになってます。一方で、シリーズのファンでしか味わえない感動もあります。悔しがるウオーフ、ウエスリークラッシャーなどなど。
(5)敵役がシンプルかつ印象的!!…登場人物が絞り込まれ、練りこまれていて、対立の図式が分かりやすいです。
(6)素晴らしい脚本と演出…今回はベストでした。特に、逆転一発のあのシーンは燃えます。2回くらいは燃えるシーンがあります。
と、いうわけで、お勧めの一本です。
この映画を観た後でTVシリーズを思い出すと切なくなります。多分劇中のクルーたちも同じ気持ちでしょう。
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劇場公開時タイトル『ネメシス/S.T.X』。新スタートレック(TNG)最終作にふさわしい娯楽作であり 2007/9/11
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1966年に生まれた、宇宙SFテレビ・シリーズ「スター・トレック」の続編、「スタートレック・ネクストジェネレーション」の最終作であり、現時点での「スター・トレック」映画版の最新作でもあります。
内容はTNGの最後にふさわしい感動作で、ピカード艦長の最後の敵=自分のクローンとの闘いと、エンタープライズ乗組員の仲間の別れと新たなる旅立ちをテーマに描かれます。
また、宿敵ロミュラン帝国との確執の行方や、データとB-4に関するエピソードがスタトレらしい余韻を残すラストも素晴らしい出来です。
地上でのカーアクション、白兵戦、ジェフリーチューブでの一対一の対決アクション、宇宙艦同士の一対一の駆け引きの緊迫感、大迫力の戦闘など、見せ場が多く、
ほとんどがCGによる宇宙の映像では、緑色の星雲の光?を効果的に配した宇宙が、非常に美しく、効果的です。
もちろんレギュラー・メンバーが総出演で、おなじみのキャラクターたちを楽しむことができますが、
ウェイトが均等になるように、かなり配慮したと思われますが、それでもウォーフ、ビバリーの出番が少ないのが唯一残念でした。
音楽はもちろん、超ベテラン、TNGのテーマ他スタトレの多くの音楽を作曲した、ジェリー・ゴールドスミスの重厚な音楽をたっぷり味わえます。
また、それだけではなくオリジナルテレビシリーズ(「宇宙大作戦」)のファンファーレも、幾度となく鳴り響き盛りたてています。
☆スタートレックの世界、未知の宇宙への探求の旅は永遠に続きます。