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TVドラマ版【コレリ大尉のマンドリン】 2007/3/4
物語の舞台は
ギリシャの西部、北東イオニア海に位置するイオニア諸島の
一つ「ケファロニア島」
1941年にドイツ軍によってギリシャが占領されると、
イタリア軍はイオニア諸島の大部分をドイツ軍とともに占領。
以後、イオニア諸島の大部分はイタリア&ドイツ軍の二重の占領下に。
しかし、特にギリシャ・北アフリカ戦線のイタリア軍の敗勢とともに、
ムッソリーニ・ファシスト政権へのレジスタント活動が活発になり
1943年7月、ムッソリーニは失脚・幽閉され、バドリオ政権が
誕生した。しかし、ドイツがムッソリーニを救出して、北イタリア
へ共和ファシスタ政権を新たに樹立させ、バドリオは連合国側へ脱出、
9月、イタリアの無条件降伏を宣言した。
「ケファロニア島」における物語もこのあたりから始まる。
島へ駐留していたイタリア兵も、当然ながら「イタリアの無条件降伏」
をきき、祖国へ帰れるという一時の喜びも束の間、同盟関係の崩れた
ドイツ軍と険悪なムードになり事実上包囲され
虐殺されたり、捕虜とされた後次々と銃殺刑へ。
生き残りの捕虜たちは苦肉の策として地元のパルチザンや
連合国軍のスパイと蜜に連携しつつ反撃の機会をうかがっていた。
テレビ・ドラマ版として、戦争映画としてのスケール感は乏しい
としても人間ドラマとして非常に秀逸な作品だと思います。
なお、この作品のモデルとなったアクイ隊は、連合国の決定に
より、イタリア軍で唯一国旗を掲げ帰還することを許された
そうです。「ケファロニア島」におけるイタリア軍兵士の死者
9250名。戦後、このアクイ隊には国家より
数々の勲章が授けられたそうです。