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キャプラー監督の異色スリラーコメディー 2007/11/22
観ていてわかるが、映画らしさが全然ない。
ブロードウェー劇でも映画化となればそれなりにスケールが大きくなるのだが、
最初の市役所での婚姻届けのシーンを除けば全てブルックリンのある邸宅での
ドタバタ劇で、となりは墓場、その向こうにモーティマー(ケイリー・グラント)
の新妻イレイン(プリシラ・レイン)が住んでいるという設定。
演劇では主役はタイトルのように2人の老嬢ですが、ここではモーティマーに
よりスポットを当てた形となっている。
キャプラー監督ということで観ているとなんだか変なできにみえてきて少し
がっかりするところもあるが、コメディー男優としても優れた名優
ケイリー・グラントの痛快な演技にたっぷりと浸るのも面白い。
それに、2人の可愛いらしいおばのブルースター姉妹の悪趣味は魔女という
設定なのだろう。老婆ではなく老嬢としているところが愉快だ。
『彼奴は顔役だ!(1939)』『逃走迷路(1942)』でお馴染みのプリシラ・レインは
とてもチャーミングな女優さんでしたが、残念ながら1948年で銀幕から姿を消している。
この作品は典型的はシーズン物で10月下旬のハロウィンに合わせてアメリカでは
9月下旬に劇場公開となっている。少しはスリラー的な要素もあるが、
怖さよりも笑いを誘うシーンが多くあるので家族で観るにはいいかもしれない。
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センスあるドタバタコメディ 2008/2/25
もともとは舞台劇だそうで、映画の大半が豪邸の一室でおわる。セリフも舞台劇らしくなるが、遺漏なく作られているから、予備知識がなくてもかまわない。ストーリーで引っ張っていくのではなく、登場人物の性格や演技で見せる映画だ。
ドタバタコメディで、ふざけまくっているが、野暮ったくない。 老嬢姉妹はかわいらしい。ルーズベルト大統領のつもりの、姉妹の甥っ子の名前がテディであるとか、独身主義のケーリー・グラントの結婚とか、フランケンシュタインのソックリさんとか、笑いの定石ともいえるが壷にはまっている。
よくできたコメディは、古いものでもおもしろく見ることができる。個人的には、ジョン・アレキサンダーの演技に、おかしみを感じた。