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ボギー&バコールが居るホークスが描く”卑しい”街の世界 2007/2/12
難しい題材を見事に料理したホークスの「監督力」に敬意を表します。「マルタの鷹」(1941)と並ぶハードボイルドディテクティヴ映画不朽の名作。
レイモンド・チャンドラーの作品/原作を読んでいないなら(←lucky、これから楽しみ)、作品/原作を読む前に映画を観るほうがより映画を楽しめると思います。ホークス&ボギーをもってしても、チャンドラー&マーロウの世界と同等以上のものを創作することは無理です。知性、おとこぎ、感傷、ウイット、颯爽さ、どれをとっても原作の世界のほうが上で、映画にそれを求めるのはないものねだりです。本作は、storyやplotよりも、ボギー&バコールのかっこよさ、絶頂期のホークスの演出の切れと冴えを存分に楽しむべき映画です。原作の世界には及びませんけれど、さすがホークス&ボギー、チャンドラーの作品の映画化としては最上のでき具合だと思います。