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アメリカ軍人の女、酒、暴力問題をひとつの映画に 2007/10/7
『O.K牧場の決闘(1957)』『エルマー・カントリー(1960)』の
バート・ランカスターをはじめとする5大スター共演の話題作です。
5人全員がアカデミー賞ノミネートという快挙をなしとげ、その中でも、
助演男優賞にフランク・シナトラ、助演女優賞にドナ・リードが受賞している。
シナトラのアンジェロ役への抜擢はマフィアの影響力が働いたというのが
通説で話題となっている。ストーリーとしては、ウォーデン軍曹
(ランカスター)とキャプテンの妻役(デボラ・カー)の不倫と、
もうひとつはプルート(モンゴメリー・クリフト)の上官からの体罰、
アンジェロ(シナトラ)との友情、そしてクラブのホステス(リード)との
熱愛という二つのエピソードからなっている。
全体的には、真珠湾攻撃前後のハワイ(スコーフィールド陸軍バラック)を
描いている。全てはハワイでの撮影で、実際の真珠湾攻撃時の映像も加えられて、
かなりリアルです。クリフトが壮絶な死を遂げた場所は、ハワイアンオープン
(現ソニーオープン)でお馴染みのワイアラエ・ゴルフカントリーの
バンカー内でした。
名曲アロハ・オエが流れる中でのラストシーンは、船上ハワイを去って行く
2人の女性(カー、リード)が隣り合わせで、それぞれの思い出を語る
ところは見せ場で、世界最強のアメリカ軍が日本軍の宣戦布告の裏で、
軍人と女性の関係を2通りの悲劇として映し出した名監督フレッド・ジンネマンは
流石でした。
悪漢軍曹役のアーネスト・ボーグナインもいい演技をしていました。