内容紹介
1941年、ハワイ、スコフィールド兵営。ラッパ手のプルーが転属されてきた。彼は前の部隊でボクシング部にいたが、練習中に親友を失明させるという事故をおこしていた。中隊長は「拳闘をやらんか、士気高揚になる」と、プルーにボクシング部に入るよう説得したが、「やめたんです」とプルーは応じなかった。曹長ウォーデンがそれを見てプルーに忠告した。「要領よくやれ、中隊長をつっぱねると、しごかれるぞ」ウォーデンは有能な曹長だが、部下からは要領のいいごまスリ男と思われている。それからプルーへのいやがらせがはじまった。訓練中でも、訓練後でも容赦なくそれは続いた。そして、ことあるごとにプルーを援護したのはアンジェロだ。そのおかげでアンジェロもいわれのない構え銃の姿勢でのトラック7周をプルーとさせられるはめになるのだった。