作家のフランシスは離婚後、親友にプレゼントされたトスカーナ旅行でこの地に魅せられ、丘の上の売家を衝動的に購入。さっそく修復にとりかかる彼女だが、トラブル続きで頭を悩まし、孤独感にもさいなまれる。そんなとき、気分転換に出掛けたローマで、ハンサムな青年マルチェロと出会い、彼女は恋に落ちていく。
ひとりの米国女性が人生の再出発に選んだ地、トスカーナで、習慣の違い、国民性の違いにとまどい、恋に傷つきながらも、トスカーナのゆったりと流れる時間と人々の温かな眼差しの中で、新たな第一歩を踏み出すまでの物語。美しい大自然と陽気でノンビリしたイタリア人気質を前面に押し出し、その地と人々が、とまどいを隠せなかったヒロインの心を少しずつ解きほぐし、ふんわりと包んでいく、やさしさに満ちあふれた作品だ。ダイアン・レインは、人生に疲れた都会の女性が、柔らかな笑顔を見せる女性になっていくプロセスを情感豊かに演じている。監督は『好きと言えなくて』米国版『SHALL WE ダンス?』の脚本を手掛けたオードリー・ウェルズ。女性の心の機微をていねいに描いた脚本と演出は好感が持てる。(斎藤 香)
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより) オードリー・ウェルズ監督がフランシス・メイズのベストセラー小説を映画化。夫の浮気が原因で離婚した女性が、トスカーナのイタリア的ライフスタイルに溶け込み、癒されていく姿を描く。
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トスカーナの魅力☆ 2006/1/8
この映画は、フランシス・メイズさんが実際にご自分が体験なさったことを日記のようにして書かれた本が原作となっています。といっても
かなり脚色されていて、原作とはほとんど違います。
ダイアン・レイン扮する作家のフランシスは、夫に浮気され離婚してしまいます。物語はここから始まります。親友のパティ(サンドラ・オー)にトスカーナ地方の旅行券をプレゼントされ、旅行中にふと見た家、「ブラマソーレ」に一目惚れしてなんと購入しちゃいます。この「ブラマソーレ」はイタリア語で「太陽に焦がれる者」という意味です。思い切って購入したはいいものの、とっても古い家の為、改装工事が必要になります。改装工事を頼んでくれた不動産屋の人やその工事をする者たち、そしてその家族と触れ合っていくうちにだんだん主人公フランシスが人生の楽しさを全身で感じ取れるようになっていくところが
この映画のメイン!!
この映画を支えるのは何と言ってもトスカーナの温かな雰囲気!!
そしてイタリアらしいサントラ!!冒頭の音楽から私はこの映画の持つ素敵な魅力に引き込まれていきました!!トスカーナ地方の風景も見ている方を癒してくれます。
女性の心理をうまく描いた作品なので、どちらかと言えば女性向かもしれません。ダイアン・レインが主人公フランシスを等身大に演じています!主人公を取り巻く人々の描写も、豊かでとても興味深いです。
元気にさせてくれる、そして人生の楽しみ方を教えてくれる、そんな映画でした!女性の方は是非見てみてください!!
2
自然美。 2006/9/24
・・
まず映像が美しい。
この映画を都市部に住んでいる人が見れば、このコンクリートまみれの現実を一時でも逃れ、トスカーナのように自然に恵まれた土地で人生を洗濯したくなるのでは? それほど美しい。
そして人が美しい。
我々の住む殺伐とした現実では、頭が悪いとか変人とかの一言で片付けられてしまうであろう人達が、とてもやさしくて温かい。悪意のない彼らの心はとても美しい。
希望と幸せを感じることができる。
列車の走る予定もないのにその希望を捨てず先に線路を作った人達の話が映画の中で語られる。主人公のフランシスも、誰も一緒に住む人がいないのに先に大きな家を買ってしまう。幸せを求め続けるフランシス。だが、なかなか幸せを掴めない。だけど、自分でも気づかないうちに幸せに近づいていた。
お金や恋人だけが幸せじゃないし、一度不幸になったからといって、それが幸福に結びつかないとも限らない。人間万事塞翁が馬。
3
トスカーナの食卓 2006/8/2
妙な事で夫の浮気が発覚し、離婚した作家を、ダイアン・レインが演じている。法律の関係上、慰謝料を貰うどころか、家まで手放さざるを得なくなるところから物語りは始まる。慰めようとする友人に貰ったトスカーナ・ツアーのチケットが、彼女の運命を大きく変えていく。トスカーナで衝動買いした古い大きな家を改装しつつ、次第に色々な事を乗り越え、幸せになっていく。
素晴らしいシーンが盛りだくさんで、物語は繊細で優しい。そして、僕が一番感じた事は、食卓の大切さだった。美味しい食事に、テーブルを彩るワイン、それを囲む暖かい心。人の心を溶かすのは、そういった当たり前の”団らん”ではないか。主人公が料理を振る舞い、みんなが素敵な笑顔になるシーン、主人公が隣人に夕食に招かれ、食卓を囲むシーン、そんな当たり前のシーンが、とても心に響いた。
短い間に様々な事を乗り越え、幸せな”トスカーナ人”になった主人公は、最後にある登場人物の心を溶かす。その人は劇中、一言も発しないが、そのラストシーンに思わずぐらっときてしまった。ブラヴォー!
4
さりげない映画 2006/4/7
とても良いです。恋愛メインではなく、大切な事がさりげなく盛り込まれていて、押しつけがましくない。
アメリカ人、イタリア人、ポーランド人…それぞれの国民性(といえば大げさですが)の違いなんかも面白い。
風景の映像は少なめなのですが、それでもトスカーナのカラッとした空気が感じられて心地よいのです。監督の技なんでしょうか?
もちろんダイアン・レインの演技もキュートで好感がもてます。
レンタルで見たあと結局DVDを買って何度も観てしまいました。
5
人生って何かいいよね 2006/8/4
傷心のフランシス(ダイアン・レイン)が、トスカーナで一軒家を買うのも偶然なら、家を直しにきた人たちとの出逢いも偶然。人生ってそういうもんだと思わせるオードリー・ウェルズの演出が見事!
イタリアの風景があくまでもやさしく、フェリーニへのオマージュもあいまって見終わった後の清々しさは何ともいいようがない。張り巡らされた伏線が何ともいい味を出しています。
それぞれの役者のセリフも含蓄があるものが多く、教えられるものが多いです。
6
女性のための映画!(もちろん男性も楽しめますが!) 2006/11/10
アメリカ向けのDVDで観たのでこのバージョンのDVDではありません。のでレビューは主にストーリーだけの星評価です。
とにかく癒されます! 美しいトスカーナの景色、流れるようなストーリーライン、さらにキャラクターたちのおしゃれな会話。
旅行に行きたいけど行けない・・って言う人にもお勧め!
あと、ダイアン・レインを主人公にしたのが大成功だと個人的には思います。 彼女はうまく年を取っている・・というか、大人の女性ならではの美しさがはっとさせられるものがあります。 ハリウッド女優にありがちなボトックスでパツパツの不自然な顔・・とかじゃなくて、年とともに皺も増えているけど、それを隠さず逆に魅力にしてしまっている・・ 上手いこと年を重ねているなぁ・・と思いました。
仕事、家事、毎日の生活で疲れてしまった女性に是非観て欲しい!と思います。
7
心和む風景と後味のよい人間ドラマ 2006/10/30
見終わった後の清涼感がたまらないです。
人生を大きく転換する決意をしたヒロインが全く知らない土地で育んでいく人間関係、そしてトスカーナの緑、家、空。ヒロインが見せる表情や出会い、失敗など、悪戦苦闘している様子に応援する気持ちにさせられます。
家を修復していく過程とともにヒロインが土地になじんでいく様子に、いつしか自分も登場人物の仲間になったかのようでした。
成熟した女性の思い切りのよさと迷いを演じたダイアン・レインがとてもキュートで、とてもいい歳の取り方してるなぁと思います。
8
期待が大きすぎた 2006/1/4
・・
正直…。この作品は、女性のための作品なのではないでしょうか。女性監督、女性脚本・原作作品ということで、女性の心理描写は良く描けています。女性が、不幸になったときに、こういう生き方もあるんだという一例を教えてくれる作品だと思います。
しかし、個人的にもっと美しい風景シーンを期待していたのでマイナス。ロケ地は、素晴らしいと思いますが…。あとは、脚本にひねりがないこと。予想がある程度はできる。それと、パティ役のサンドラ・オーがマイナス。
周りの人たちに励まされながら、異国の地で生活をする主人公をダイアン・レインが好演。年はとりましたが、相変わらず美しい。ところどころに写るイタリアの風景はいいです。ダイアン・レインのファン以外の男性にはお勧めできない作品。新しい出会い・恋を求める女性にはきっかけとしてよい作品かもしれません。
レンタルで十分。しかし、DVDのメイキングのダイアン・レインは奇麗です。
9
期待を裏切らない映画です! 2007/9/4
こちらに書かれている過去のレビューをすべて読ませて頂き購入することにしました。
実際に映画を観るとレビュー通りで正直びっくり。
購入したことを後悔させない映画でしたね。感謝。
イタリアの田舎の美しい景色の中で繰り広げられる心あたたまるストーリー。
映像を見ているだけでも癒されます。
突然離婚されアメリカの家も失い、その時友達から贈られたトスカーナのツアーが
主人公ダイアンレインの運命を変えてゆきます。
旅行中トスカーナで古くてボロボロの大きな家を衝動買いし、そのままその地に住むことに。
古い家を住めるように修復してゆく過程で様々な男性とも出会います。
人と人とのあたたかなつながり。
美しい自然の中で暮らす豊かさ。人間らしい生き方。
この映画を通じて、本当の幸せや豊かさとは何かを教えられたような気がします。
そして、夢は思わぬ形で叶うということも・・・☆
最後まで読んで下さりありがとうございました!
10
脳天気なイタリア男 2005/11/18
男に捨てられても、子供がいなくても、こういう生き方もあるんだ・・・という悲しみの中にも安らぎのある、女性のための映画・・・でしょうか。トスカーナだけでなく、そのほかのイタリアの景色も美しく、思わず旅行に行きたくなります。
イタリア男が車を運転しているときの、信号に対する解釈はイタリアらしい脳天気さが表れていて、笑えました。
ダイアンレインは20年以上前の「リトルロマンス」の頃から好きでしたが、さすがに年をとりましたね。ただ、プロポーションは今でも抜群。