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偉大なる3作目 2007/7/10
エイリアン3は公開当初、本国でも賛否両論の嵐であった。駄作との評価が大半を占めたらしい。フィンチャー監督自身が『偉大なる失敗作』とコメントしている。日本のエイリアンフリークの間でも駄作扱いが多いように思われる。私はエイリアンフリークを自認しているが4作品中で3が最も好きだ。愛していると言ってもいい。まず監督の映像センスが素晴らしい。全体的にダークなカラー。逃げ回る囚人を追い掛け回す時のカメラワーク。やはりエイリアンは一匹が一番恐いのだ。しかもこの作品、銃が出てこない。斧や鋏などの刃物やトーチが武器。実に原始的である。これらの武器であの宇宙最凶の生物に挑まねばならない。これだけでもゾクゾクしてくる設定だ。そして映画全体に漂う宗教的雰囲気。丸坊主の囚人達が蝋燭に火を灯し信仰に縋っている。これらは全て監督が仕掛けたリプリーとエイリアンの神格化を図ったギミックなのだ。宇宙生物パニック映画をここまで昇華させたディビット・フィンチャー監督の技量は大いに評価されるべきだ。私は声を大にして言いたい。エイリアン3はシリーズ最高傑作である!!!