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現代的な吸血鬼映画というジャンル 2007/10/8
黒マントにダンディで高身長なクリストファーリーのドラキュラ像から脱却し、時代と共に様々なアプローチを見せてきた吸血鬼映画。
ミュージシャンとコラボする先駆けとなった80年代のフライトナイト、
旬の俳優を使った巨匠コッポラの原点回帰であるドラキュラ、アクション性の高いJカーペンターのバンパイアやブレード等々。
今作は写実派から印象派に変化したような、女流監督ならではの感性が光る。夜に暗躍するジプシー集団としての現代的な設定、吸血鬼として独り立ちできない男にまるで授乳のように血を分け与えるシーンや、
ミスマッチが多く映画には恵まれなかったタンジェリンドリームの幻想的な音楽が相俟って一つのカラーを作り上げていると言える。
ただ、女性的な観点で描かれる一方通行な表現に迫力がない物足りなさも感じてしまうのでやや退屈かもしれない。
最後に、昔のビデオ版のパッケージは良かったがこのセンスはあまりにも酷い。
特撮怪人のような滑稽さを秘めたこれは、購入意欲が失せる方が多いのではないだろうか。
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ウェスタン風味。 2008/3/1
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とにかくかっこいい吸血鬼映画という点ではロストボーイと並びます。描写のえぐさはこちらに軍配ですが。吸血鬼アウトローの死に様がかっこよくて最高です。リメイクもうわさされるモダンバンパイア映画の傑作。ちなみにアメリカ公開時のオリジナルポスターアートがそのまま今回のジャケットになってますね。
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吸血鬼のあり方。 2007/9/17
昨今は「インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア」のように吸血鬼が人間性ゆえにジレンマに苦しむような映画がトレンドのようですが、本作は主人公意外は殆どが「ボーン・トゥ・キル」のような外道です。
吸血鬼としての人生を送り続けるうちに開き直ってしまったのでしょう。人間を餌か遊び道具のようにしか見ていない彼らの行動には一切の道徳的呵責が見られることはありません。
みんな場当たり的、殺すも殺されるも自由といったアウトローな彼らの生き方は偽善的な世界に辟易している私にとっては憧れでした。