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このドラマで「他者の生き方を受け入れ、かつ自分を貫くことの尊さ」を知る。 2006/1/22
2004年のNHK大河ドラマ「新選組!」の続編として、ファンの熱い要望にNHKが応えて製作されたこの作品は、題名通り、新選組副長土方歳三の最期の一日を描いたものですが、1時間半の枠の中に製作陣のこのドラマに賭ける「「愛情」と「情熱」がタップリ詰まった秀作ドラマです。五稜郭・箱館政府の幹部、榎本武揚、大鳥啓介、および土方歳三の3人の関係に焦点をあて、「ディスカッションドラマ」と作者三谷幸喜氏が名づけたように、「生き方」や「戦さ」に対して価値観の異なる「相容れなかった」3者が、正面からぶつかりあう中で、次第にわかりあいはじめ、「自分自身の内なる思い」にも気づき、互いの「違い」を受け入れて「相互理解」していく過程があざやかに描かれていました。もちろん「新選組!」ファンのために、懐かしい試衛館の面々が登場するエピソードも用意され、近藤勇亡き後の、箱館における土方の「孤独な心情」も、生き残りの隊士や幕臣との会話から過不足なく描かれておりました。山本耕史のまさに「土方歳三が舞い降りた」演技(これに匹敵する事例を私はアラビアのローレンスのピーターオトゥールの演技以外思いつかない)、榎本役の字片岡愛之助、大鳥役の吹越満の好演と相まって、視聴者を「1868年5月10日宵~5月11日の箱館」へと誘うことに成功しております。三谷氏得意の心の琴線に触れる台詞も全編にちりばめられており、また劇中の小道具の1つ1つにもメッセージがこめられており、見逃せません。そしてエピローグには(詳しくはここでは申し上げることはできませんが)、新選組や近藤勇、土方歳三、そして最後まで幕臣として戦った人々の生き様と、それを今もなお愛する製作スタッフ・キャストそしてファンの想いが、「託されていました」。視聴後、自分らしく貫いて生きることの美しさと他者の生き方を受け入れることの重要さに気づかせてくれるドラマです。
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山本/土方 相性抜群! 2006/8/21
買って良かった。「価格の高さ=興味のない特典映像」という事で、長い間、購入を躊躇っていました。けれど、やはり買って良かった。といっても、特典映像に納得したわけではないですが。
大河の新撰組は故あって、視聴していません。特に三谷幸喜氏のファンという訳でもない。なぜ、購入したかといえば、土方歳三が好きだという一点に尽きます。
それにしても、このドラマの土方歳三は非常に良くできていた、と個人的に思います。
歴史ものの楽しみ方は色々とあるでしょう。ある人物の歴史的役割の評価や、剣戟アクション鑑賞等、重点の置き方は様々です。私の場合、興味のある人物がどのような話し振りをしていたのか等を、想像的、虚構的であれ目で見たい、というところにあります。
新撰組に関しては、様々な評価があります。多くの本を読みました。決して良い評価ばかりでもない。それでも、やはり土方歳三が好きなのです。それは、当たり前のことですが、過去にも多くの人達が生きていたし、各々、様々な思いを抱いていたのだという事実が、彼を通して強烈に伝わってくるからです。
その土方歳三の屈託といったようなものが、このドラマでは丁寧に表現されていたと感じました。それは。脚本や小道具の良さもさることながら、山本耕史氏の演技が大きい。大袈裟でもなく、自然体(役者の個性)というのでもなく、的確に一つの土方像を提示しえていました。こういう仕事には、惜しみない賞賛を捧げたくなります。
これを鑑賞し終えた後、何日も、「山本=土方」が頭を離れません。私にとっては、それくらい、強烈な作品です。
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愛しき友はいずこに この身は露と消えても 2006/3/29
近藤勇と坂本竜馬と桂小五郎が知り合いなんて・・・
これは1年間見られない・・・
初回を見てから2年後、2004年を彼らと共に生きられなかったことを
大変後悔している。
2006年正月、このドラマとその前に放送していた総集編を見て
そう思った。
その後すぐに『新選組!』DVDBOXを購入したがそれだけでは足りない。
長年大河ドラマを見てきた私は、大河ドラマの醍醐味は、
毎週見て、1年経って最終回を迎える頃には、登場人物と一緒に
1年間頑張って生きた様に思えることだと思う。
「新選組!』は一人ひとりをしっかり描いているから、
1年間見続けたら特にそう思えただろう。
アンチ『新選組!』の人にこそ、ぜひぜひぜひ・・・
見ていただきたい。
また、時代遅れの人斬り集団思っている人にも。
信念を持って熱く生きた様は、官軍・賊軍関係ない。
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漢のドラマでした。 2006/5/14
新選組の作品はいろいろあれど、やっと心が震える作品に出会えました。土方さんはこんな人だったのではと想像させる山本さんの演技力、男気、色気そして何より役を愛している想いが見ている者を熱くさせます。そして三谷さんによる名脚本で創られた片岡榎本とのディスカッションは見応え十二分!二人の目的が違えばこその方向性をお互いを受け入れるまでの過程を時間を感じさせず引きずり込む事が出来たのは二人の舞台で修練された役者の力量でしょう。じわじわと熱く、自然と想いを馳られる作品です。有難うございました。
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偏見を捨ててみてほしい! 2006/2/14
大河「新選組!」の開始当初はバッシングの嵐でした・・・。
キャストが若すぎる・・・。
こんなのは新選組じゃない!
竜馬と近藤が会っていたなんて史実はない!
私もそう思っていました。
でも、見てしまったらもう!
こんな素晴らしい新選組!こんな素晴らしいキャスティング!
こんな素晴らしい台本!こんな素晴らしいスタッフ!
こんな大河ドラマはもう、見れない!と思うくらいでした!
関わった人全ての心意気がダイレクトに伝わってきて、
それが「新選組!」の気風と重なって、もう、これからの
人生に芯を一本通してくれるような作品でした。
その大河「新選組!」が、戻ってきてくれた!
続編が決まった時はバッシングの嵐でした・・・。
放送時間が短すぎる・・・。
90分で土方の最後が書けるものか。
もう、やらないほうがいいんじゃないか。
しかし、見てしまったらもう!
90分の密度の濃いこと!
土方の生き様!新選組の気風!が凝縮していました!
もう、ワンシーンたりとも見逃せない珠玉の一品でした!
生き抜いた!
・・そんな作品でした。
生きて生きて生き抜いてこその死だからこそ、
土方の想いは、未来にまで託されていく・・・・。
子供に大切なことを伝えていけない全ての人に、見て欲しいです!
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「新選組!!」ですから 2006/2/25
2004年大河ドラマ「新選組!」の続編、と位置づけられていますが
土方歳三の物語、エピローグ版という感じです。
土方歳三が箱館でどう戦ったか、行間を読むように
何度か繰り返して見たいと思っていたのでDVD化は非常にうれしいです。
死に場所を求めていたのではなく、生きるために戦った。
その最期の1日を三谷幸喜さんが指を震わせながら脚本を書き、
土方役の山本耕史さんが渾身の演技で描いています。
しかし見どころは榎本武揚役の片岡愛之助さんの存在感と
市村鉄之助役の池松荘亮くんの最後の疾走です。
あの走る背中に新選組の「希望」を垣間見て
勝利者、官軍に最後まで刃を向けた新選組が決して
惨めな敗者なのではないこと。
そして土方歳三は35年の人生を太くアツク生きたことを
実感してください。
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山本耕史以外の土方歳三は考えられない 2006/1/24
・・
このドラマを観て、「山本耕史以外の土方歳三は考えられない」と思いました。(山本耕史さん以外の土方は知らないのですが)そして、土方歳三カッコよすぎます。私は、どちらかと言うと官軍派だったのですが、このドラマを観て少し幕府側を見直しました。
他のドラマもしくは映画等の土方歳三役の役者が土方歳三だと思っている人にはオススメしません。いっぺんに考えが変わってしまうからです。大河ドラマ「新撰組」のファンだった人、新撰組を知らない人もしくは土方歳三に少しでも興味がある方は是非見てください。お勧めです。
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真の終結 2006/1/25
正月時代劇「新選組!! 土方歳三最期の一日」、待望のDVD化ですね!!!近藤さんの死で幕を閉じた大河ドラマ「新選組!」、あれから約一年、近藤さんは死んでしまったけど、土方さん達はまだどこかでその意志を受け継いで戦い続けている、そんな終わり方で、あぁなるほど、こういう終わり方もありだなぁと思っていました。しかしやはり、心のどこかで、新選組の終わりとも言える五稜郭の土方の最期まで描いて欲しいという思いもありました。だから今回の続編は本当に嬉しかったです。どんなに月日が流れても、隊士が入れ替わっても、隊旗がボロボロになっても、やっぱりその芯にある誠はまったく変わってませんでした。一年前、胸を熱くして観ていたあの姿のままでした。大河ドラマの時同様、今回も名台詞満載でした。永井奉行の「ごめんなさいでいいじゃないか。」、土方さんの「みんないなくなっちまった。」、その中でもやっぱり一番は土方さんの最期の一言ですね。あぁやっぱりこの台詞かぁ、これしかないよなぁって分かってはいたけど、いざ観ると、やっぱりグッときます。そして、戦には負けるけど、絶望的な終わりじゃなくて、希望を持てる終わり方にしてくれているのがスゴク良かったです。この「新選組!!」は大河ドラマ「新選組!」の真の終結を描いています。彼らの誠はそこで終わっているわけではありません。きっとあの後もずっと、彼らはその心に誠を抱いて生き続けていったんでしょう。
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買ってよかった! 2006/5/13
ほんの一瞬迷いはあったのですが、やっぱり買ってよかった。。。と思いました。「新選組!!」というタイトルは付いていますが、本編の「新選組!」とはまったく別物です。いかにも三谷作品というセリフ劇として、たとえ本編を見ていなくても楽しめる作りになっています。本編同様、キャストは完璧。榎本と大鳥も、私の中ではすっかりこの二人のイメージで固定されてしまいました。榎本と土方が議論する場面が特に秀逸です。水と油のようにかけ離れていると思われた二人が歩み寄っていく様は、史実がどうとかのレベルを越えた感動を覚えます。そこを見るたびに、買ってよかったと思うようなDVDです。そうは言っても、本編「新選組!」大好きの私としては、かつての試衛館仲間や、斉藤一が出てくくるところも、ちょっと嬉しかったりして。
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はい!待ってました! 2006/2/16
全く新選組に興味ありませんでした。大河を観るまでは。
「新選組!」を観て山本耕史演じる土方に惚れてしまい、この続編をすごく楽しみにしていました。
もう、最高に素敵です。
山本土方の登場シーン、かっこよすぎ!そしてラストシーン…ものすごく悲しいはずなのに、涙が出ない。。。
山本土方の、あの表情に尽きると思います。
やっとそこにたどり着いたんだね、良かったね、って言いたくなる、切なくて素敵なラストでした。
片岡榎本との芝居は圧巻です。
舞台役者同士の、板の上のような緊張感がたまりません!
「新選組!」「新選組!!」に関わった全ての人たちの、深い“新選組・愛”を感じます。