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暑苦しいけど、ほっとする 2007/12/15
オリバーストーン作品の割には大したこと無い、とか、アメフトに興味が持てないので詰まんなかったとか、まぁ、この作品を評価してない人のコメントはだいたいその二つに集約されますが、逆説的に言えば、その二つがこの作品の魅力でもあります。しょぼい、ただのスポ根映画なら、なぜわざわざ、オリバーストーンは実在しない架空のプロスポーツ組織を作品中に設定したのか。
日本人と米国人のアメフトに対する肌感覚的な差は有るにせよ、NFLに多少なりとも興味がある人が見れば、クスクスと元ネタが割れる、ややブラックな設定やストーリーが随所に散りばめられているんですね、これが。
オリバーストーンがNFLの恥部を暴く!なんて大上段に構えた作品を期待すると肩透かしを食いますが、ではなくって、オリバーストーンが毎度の暑苦しさで、「趣味的に」比較的リアルなNFLの世界を描いた、そういう作品なんですわ。
アメフットにもNFLも興味が無い、単に、アルパチーノやキャメロンディアス好きの日本人が見たんでは、そりゃ「詰まんない作品」になるのも無理ありません。貴方が、そういう人なら、誰か、NFLの事情通な方と一緒にご覧になられますように。