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原作ファンにとっては、今ひとつな作品・・・ 2007/9/13
劇場で見てきましたが・・・
期待とは裏腹に、ガッカリしたと言うのが正直な感想です。
映像は非常に美しかったです。
日本の美が一コマ一コマ見事な映像で表現されており、蟲師の雰囲気を非常に良く醸し出していました。
蟲のCGやオダギリジョーの演技なども賛否両論ありますが、私は良かったと思います。
しかし肝心の映画のシナリオが意味の解らないものになっており、盛り上がりも乏しく、楽しめたり感銘を受けたりは出来ませんでした。
原作を知っている私でさえ釈然としないシーンが多かったぐらいですから、原作を知らない人だと意味不明な内容ばかりだと思います。
おそらく「蟲」の神秘性を出そうとして、ハッキリとした答えを出さない展開にしたのだと思いますが、そうしたやり方は映画として間違っていた気がしますし納得できるものではありません。
原作のいくつかのストーリーを繋げて1つのシナリオにしているのですが、こんな中途半端な内容にしてしまうのであれば、むしろオリジナルストーリーにしてしまった方が良かったとさえ思います。
少なくとも原作は、ストーリーや世界観の素晴らしさで人気が出ていたものであるため、映像の美しさしか目立つところがなかった本作は、原作ファンとしては期待はずれだったと言わざる追えません・・・
意味の解りにくい、淡々とした内容の物語が2時間以上続くため、映像が美しくても飽きが来てしまいますね。 ラストも釈然としません。
一種の環境映画のような感じでしょうか・・・ 残念ながら原作とは異なり、物語を楽しむ作品ではないです。
「映像による蟲師の世界観の表現」という点においては、良く出来ていたと思います。
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ひどい駄作 2007/10/7
・・
自然やもののけの描き方はすごくいいですが、とにかくストーリーがつまらないです。
あと台詞がすごく聞きにくいところが多いです。
観てて何言ったかわからない場面が多く、???とイラつきました。
映画にする以前の問題かと思います。
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イマイチな内容 2007/11/18
『内容』
「眇の魚・柔らかい角・雨がくる虹がたつ・筆の海」の原作全4作品からなる構成。
眇の魚→柔らかい角→眇の魚→柔らかい角…
というように、原作ではありえなく混雑した話の流れです。
メリハリが無いため、「あれ、あの話はどうなった?」という印象。
話も原作の話に忠実には沿ってはいません。
微妙な変更がなされていて、それら全てが裏目に出ています。
勝手に話が進行するので、原作を読んでいない方は、理解するのが大変でしょう。
セリフ音量が小さいため、聞き取りにくいこともしばしば。
『雰囲気』
原作の独特の雰囲気は「なんとなく」だけ残っています。
アニメのエンディング曲はありません。
ギンコもどことなく頼りない印象。
だから、原作のような雰囲気は出し切れていないのが残念。
『時代背景』
なぜか今回で特定されています。
原作は、昔の良き日本の原風景を思わせ、しかし時代は特定しませんでした。
狙いは不明ですが、特定してしまったのは失敗かなと思います。
『登場人物』
今回は、みなさん服がボロい感じ。
村人などはわらじ履いているのに、髪は美容室で切ったように整っている…
悪い方にギャップを感じてしまいました。
『映像』
これだけは綺麗です。
眇の魚は過去の話なので、そこだけ微妙に画像を古くしているのがわかりました。
ただ、蟲をリアルに再現し過ぎて、本当の虫みたいになっていたところもあり、神秘的なものだったのが急にエイリアンを見させられた感じになりました。
『原作を見ていない方へ』
今回の実写で感激された方は、原作を見るともっと感激すると思います。
私のお勧めはアニメDVD。
コミックでは表現しにくい独特の「間」が、とても心地よく心が静まります。
一話一話に違ったエンディング曲が流れ、どれも素晴らしいです。
エンディング曲を集めたCDも出ていて、これがヒーリング効果バツグンで人気。
DVDはレンタルでありますので、まず試しにどうぞ。
参考なれば嬉しいです。
4
わからない 2007/10/15
蟲師をまったく知らずに観ました。物語がわかりません。
どんな問題が発生して、それがどのように解決したか。
ストーリーを理解させてください。
それから、せりふの音量レベルが低いのか、せりふ自体を小声にしているのかわかりませんが、聞こえない芝居ほどいらだつものは無いですね。
監督さん、編集担当?猛省を求めます。
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ゲゲゲのジョー 2007/8/18
「日本昔ばなし」や「ゲゲゲの鬼太郎」と似た様な世界観で、全編美しい写実的な水彩画や日本画を見ている様な感じでした。「蟲師」が何なのかは物語の進行と共に理解できましたが、江角さんのシーンが後で回想シーンだと解り、途中こんがらがりました。江角さんの一本調子なセリフと迫力の無さが気になり、「かなり重要な役なのに…」と残念でした。「小さい波が所々押し寄せては引いて行く」終始そんな展開で、静かな映画でした。淡々としたオダギリさんと大森さんに何だかホノボノしました。蒼井さんが、文字を捕まえて巻物に投げ付けるシーンはちょっと「おお」と感動ました。原作を読んでないので、登場人物の関係性が完璧には理解できませんでした。
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映像美はそれなりに・・でも 2007/9/19
原作を知らないと理解しづらい作品、と言われつつも、実際は原作を知っていても理解しづらい箇所がいくつも見受けられる。
恐らく原作を知らずに観た人には「?」マークの乱舞。
もともと1話完結である原作のエピソードを、選んだ4話を中心に組み合わせて繋げただけのような感があり、消化不良気味なのが(原作ファンとしては)辛い。
結局のところ、話の何処に主体を置いたのかが判然とせず、観終わった後も「もやもや感」だけが残る結果となった。
ともすれば、原作では際立たないはずの「ホラー作品、恐怖もの」を匂わせる雰囲気ばかりが印象に残ってしまう。
個人的には、主人公:ギンコに色恋を匂わせるセリフを吐かせた時点でもうアウト。
確かに映像、ロケは素晴らしいと思う・・・しかし「それしか」褒められる個所が無いというのが何とも頂けない・・・。
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映像映画なら傑作。しかし… 2007/10/6
皆さんがレビューを書いているように映像映画としてなら素晴らしいデキです。しかしひとつの映画としては駄作です。まず蟲師ファンとしては納得出来ないキャラの扱いが多いです。そして初めて観る人は訳分かりません。さらにファンである私も最後の結末は訳分かりません。…なんとなくこうなんだろうなと感じるだけです。映像映画としてみるなら文句ないですがストーリーを観ると多分最後まで観る人は少なく思います。オダギリジョーさん等俳優の演技が素晴らしいだけに惜しい作品です。
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かなり無理が・・・ 2007/10/29
原作・アニメを見た上での感想ですが。
非常にキビシイ。
原作・アニメを見たことがないひとには
内容が今ひとつわからんのではないかと思われます。
また、逆に原作・アニメを見ている人には
非常に違和感があり、背景・音響・役者・衣装すべてに
不満がでるのはないかと思われます。
(江角マキコの台詞棒読みはどうかと・・・)
そもそも原作では、案内役の役回りがおおいギンコを
無理やり主人公にした上、4っつの話を混載して
展開しているため、展開が分かりづらいです。
9
実写としてのオマージュ的作品 2007/11/6
個人的には、これは秀作だと思う。
原作コミックは、「鎖国の続いた明治日本風の」いつともどことも知れぬ幻想世界を舞台に、蟲師ギンコを案内役として、蟲と人が接触し織り成す悲喜の顛末を淡々と描いた作品。「蟲」とは、人には測り知れない独自の習性・生態を持って存在する目に見えぬモノ。蟲はあらゆる所に悪意も敵意もなく存在しているが、その営みが人と接触した時、思いもよらない怪異を引き起こす。「蟲師」とは、蟲が引き起こす怪異を紐解くことを生業とする者である。原作では、蟲と接することでの人の幸不幸、蟲の生態についての説明などは強調されない。昔話にありがちな説教臭さも一切ない。ただただ事の顛末が語られるだけである。ギンコが解決する話もあれば、どうにもできない事もある。怪異に遭遇し巻き込まれるのはギンコ本人であったりもする。
原作コミックを忠実に再現したアニメは、「原作そのまま」であるが故に高い評価を得た。すでに原作そのままの作品が存在するのだから、舞台を三次元に移した実写映画は、「そのまま」である必要はないと思う。「100年前の日本」という具体的な時代設定は、キツネが人に化けると信じられていた頃を喚起させ、幻想的で曖昧な「蟲」の存在をより身近に感じさせる。また原作にない独自の展開も、映画としての娯楽性に配慮した結果としてむしろ好印象を受けた。起伏に乏しいとの声も多いが、これ以上ドラマ性を重視すれば、それは「蟲師」ではなくなってしまう。「原作そのまま」ではないが、淡々と流れる原作の雰囲気は損なわずに、物語としてうまくまとめていると思う。特に江角マキコ演じる回想シーンのぬいは、まるで原作から抜け出してきたかのように秀逸だ。謎の多い終幕だが、個人的には「蟲と関わりつつも人としての歩みをやめないギンコと、身も心も蟲のような存在へと化してしまったぬいとの、残酷だが優しい別離の情景」と捉えている。かけ離れてしまった二人にとっては、これも流れ行く日常の一幕にすぎないのだろう。
この作品に「楽しい」「面白い」「明解」「感動的」といった感想を求めることはできないし、それを期待するなら別の作品を鑑賞したほうがいい。これは、ただそこに在る蟲のように、「懐かしく畏ろしく美しい日本の原風景がしんしんと心に降り積もる」、そんな余韻に浸るための作品なのだ。
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妄想は頭の中に留めてほしい… 2008/1/7
はっきり言って、ストーリーは質の悪い同人誌レベルです。原作のセリフを多用するものの、欲望のままに付け加えた部分が全てを台無しにしているため、ひどい駄作になっています。淡幽を苦しませてみたい、ギンコを廃人にしたい、低レベルな魂胆が見え見えです。さらに虫の設定まで一々無駄な手が加えくわえられているため、説得力が皆無で、最後まで納得が行かない展開が続きます。特に禁種の虫に関しては原作の理解度を疑うほどです。虫はもはや、妖怪のように扱われています。映像は綺麗でしたが、台詞が聞き取りにくく演技にも見ていて恥ずかしくなるような部分が多々ありました。せっかくの豪華俳優陣が台無しです。原作ファンは見ない事をお勧めします。ラストは原作ファンでも理解不能です。原作を知らないで興味をお持ちの方は、迷わず原作をお取り下さい。オダギリジョーは出てきませんが、この映画よりは楽しめると思います。