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メイド・イン・ジャパン 2007/11/8
この映画は、劇場で観たいと思っていましたが、機会を逃してしまい、DVDを購入しての鑑賞です。
一人前の落語家になろうと日々精進していた男が、ひょんなことから訳アリの3人に話し方教室を開くことになる。
訳アリな3人に刺激され、落語家自身も成長していくストーリー展開がホロ苦くも温かいです。
国分太一がハマリ役。そして関西弁の子役がいい味を出してます!ワキを固める八千草薫の存在感も素晴らしいし、香里奈、松重豊もナイス・キャラでしたよ。
セリフや、落語での笑いは通じないかもしてませんが、下町の風景は確実に海外にも受けがいいと思います。
アメリカにはハリウッド映画があるように、日本にもこのような作品があることを誇りに思いました。
これからの未来に残したい日本の姿を見たような気がします。
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心温まるストーリー 2007/8/18
ど派手なアクションやラブストーリーでもないため少し物足りなさを感じる方もいらっしゃると思いますが、日常の中にある悩み、努力、恋…を題材にしているためとても親近感が感じられます。エンディングを迎えたとき少しやさしい気持ちになれることと思います。
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言いたい事を伝えるのは、難しい 2007/9/13
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拍子抜けする程に地味な映画。でも、かわいらしい映画でした。不器用にしか生きられない人々が織りなす心温まる人間模様を優しい眼差しでさわやかに綴ります。
ほおずき市や、浅草界隈が映し出されますが、浮ついた観光案内的下町ではなくてしっかりと地に足の付いた生活の場としての下町を描いたことで、少々漫画チックな登場人物達の存在がリアルに見える。主演の国分太一と香里奈は、なんだか硬いような気もするのですが、その硬さとか不器用な感じが逆に役柄にも作風にもすごく合ってるように思いました。松重豊の元プロ野球選手はすごくリアル。
あと、なんと言っても子役の森永悠希の芸達者ぶり。落ち着いた作風の中ひとり高いテンションなもので最初はすごく浮いて見えたのですが、役の健気さもあってだんだん引き込まれる感じというか。彼の関西弁が作品にアクセントを加え、広がりが出たように思います。
年格好も雰囲気もてんでバラバラな4人を絶妙にサポートする八千草薫と伊東四朗の上手さとか面白さとかは言うまでもない感じ。
向き不向きもあるでしょうが、皆がみんな好きな事の本質を全て獲得した訳ではない。でも、本来自分の成すべき事を自ずと知り、またそれに向かって進もうとする。それにちょっと手助けというか、そっと寄り添った三つの葉の生き様も明るい光明に照らし出されている。
ラストの思いがスッと繋がるあたりも、絶妙な伏線があったりして、これもまたあなどれない。
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下町の情景と人情味にあたたかな気持ちにさせられる佳作です 2007/12/6
映像がとても美しい作品です。昔からある上野の演芸場、都電の走る風景、隅田川を流れる船、鬼子母神などの寺社、和服で歩くひとびと、そして浅草のホウズキ市などの、どこか懐かしくも、とても彩りの豊かな東京下町の美しい情景が、この映画の大切な味付け、ベースになっています。
伸び悩む若手落語家の主人公に、一見突き放したようだが実に人間くさい師匠。美女だがいつもぶっきらぼうで暗い表情をしているクリーニング屋のむすめ(香里奈さん、好演が光ります!)、彼女と主人公をあたたかく見守る祖母、失敗続きの元プロ野球選手、小学校でいじめられっこの転校生など、下町で、つまずいたり、挫折しながらも、日々をなんとか生きるひとびとの、出会いと、つながり。人情味の豊かさに癒される作品です。国分太一さんは失礼ながらオーラの泉くらいしか知らなかったが、玄人顔負けの落語場面はほんとうに鮮やかで、劇中落語なのに、おおいに笑わされてしまいましたし、感動しました。お見事!で、すばらしい熱演とおもいます。彼の演技は星5つです。
「しゃべれどもしゃべれども」こころがつながらない世の中になってきているかもしれませんし、逆に空虚なことばばかりが世の中に幅をきかせがちな気もするそんな中、人とひととのつながり、親身のこもったことばとことば、こころとこころの交流の大切さ、を問いかけられ、気づかされるような、地味ですけど心がほのぼのとして暖かくなってくるような、佳作です。
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必死で前向きな人間模様が見事に描かれている 2007/10/1
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2つ目の落語家今昔亭三つ葉はとあることをきっかけに「話か方教室」を開くことになった。そこに集まったのは、話しが下手な野球解説者、コミュニケーションが出来ない美人、関西から急に引越してきて学校で浮いてしまっている男の子と集まった目的は三者三様だ。
下町そして落語を舞台にして不器用だが、必死で前向きな人間模様が見事に描かれている。しゃべれどもしゃべれども上手くいかず落ち込みもするが、最後のラストは感動的でもある。
主演の国分太一氏ははまり役だった。
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人生を甘く見ている 2008/1/23
こんな甘ったるい落語映画がキネマ旬報で三位になって、あの名作「の・ようなもの」がベストテンから外れているなんて不条理である。子供、落語うますぎ。落語家なんて不遇で食えなくて短命な職業で、もっと悲惨なことがたくさんあるのに、何これ。こういう映画を若者が観て人生甘く見たら困るね。
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粋だねぇ ^^ 2007/11/15
なにか一つきっかけがつかめずに二つ目から離れられない落語家三つ葉。
そこへ話に悩みをもつ三人が落語の弟子となり
からんでくるというお話。
国分さん 落語よくおぼえたねぇ W
最初のうちの”話はおぼえたが、こころがこもらない落語”と
一門会で酒飲んだぁ落語。
ちゃんとメリハリつけてたねぇ ww
原作も読みやすく、トントンと読んじゃったけど、
この映画もテンポよくって面白かった。
関西弁の「饅頭こわい」も、生き生きとしていて、
なんとなく枝雀さんの
面影もあるようで、聞いていて面白かった。
変に「すきだぁ きらいだぁ」なんてのもなくって。
それぞれの間合いが、べたべたせずに、
にも係らず、相手をあったかく見守るって感じがいいねぇ ^^
粋な落語の世界でありました。
ってなわけで、 おあとがよろしいようで mm
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いや~落語って本当にいいもんですね! 2007/11/21
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原作(佐藤多佳子の同名長編小説)誕生から10年,世の中には悲しく惨たらしい事件が続発し,人々の心は荒んで来ているようです。そんな今だからこそ求められる作品がこの一作です。
情緒あふれる下町を舞台に,不器用な人たちがお互いを想い,ともに成長し,新しい一歩を踏み出そうとします。
不器用な人たちを演じるのは,古典落語をこよなく愛する二つ目落語家の今昔亭三つ葉(国分太一),無愛想で口下手な美人の十河五月(香里奈),クラスになじめず大阪から引っ越してきた生意気な小学生の村林優(森永悠希),毒舌でいかつい顔したプロ野球解説者の湯河原太一(松重豊),個性豊かなキャラたちが,人と人とのコミュニケーションの大切さを「落語を学ぶこと」を通して学んでいきます。
確かに,コミュニケーションに言葉は欠かせない道具ですが,時には言葉の無いコミュニケーションが一番心に響くことがあるということを教えてくれます。
人情と友情と愛情,三つの情けが心を爽やかに熱くしてくれる感動作です。
師匠の今昔亭小三文(伊東四朗)が劇中で演じる「火焔太鼓」は名演ですし,「愛を乞うひと」で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した平山秀幸監督による映画化ということでも話題性は十分です。
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「物語」を生む愚直さ 2008/1/22
不器用な人間ほど欠点が表に立ってしまう。
だから生きていくのがしんどい。
でも、その欠点から「物語」は生まれる。
だから、つまらない世の中、おもしろくもなる。
漱石も志ん生も、そこを魅せた。
「欠点」即、社会からの「疎外」を意味する今の世の中で、
我々は、それを隠しているうちにいつの間にか人間を小さく
してきたのかもしれない。
自分の欠落に愚直に向き合えた時から、「物語」ははじまる。
そこから、感情も愛もあふれてくる・・・そんな「物語」。
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これは名作だと思う 2008/2/5
結論から言って、僕は原作のほうが好き。特にラストは原作のほうが絶対にいい。でも、この映画のおかげで、原作の世界が2倍にも、3倍にも広がる。原作を読み返すたびに、映画の三葉が、十河が、村林が、湯河原がその世界を大きくしてくれる。何度も、何度も見たい。だからDVDを買った。ほかのキャストは考えられない。間違いなく、これは名作といっていいと思う作品だ。