1
少女、臆病、切な、懐かし 2007/11/27
軽くないけど、暗くない。みずみずしい今を生きる。『花とアリス』よりリアルで、『ラブ&ポップ』より現代的な少女たちの物語。
お前は嘘がうまいから、行いだけでもよくなさい――太宰治『晩秋』からの引用が印象的。
2
きっと多くの人が共感することが出来ると思う映画 2007/11/27
・・
タイトルに書いた通り、きっと多くの人が共感する映画だと思います。
「嘘の私と本当の私、どっちが私なんだろう」
このフレーズは誰もが考えたことの在るものだと思います。
職場などで演じることに疲れた人にオススメしたいです。
3
本当の自分に気づいてください。 2007/12/23
いじめられっこがいる。
彼女が言う「わたしはこの役を演じているの」
「いじめられているわたし」と「そうでないわたし」
「そうでない私が本当のわたし」
いじめられるのが怖くて自分を演じ、
家の中でも気持ちを抑えて良い子を演じている子がいる。
ふたりは、互いに似たものどおしと気づく。
「ひなとことり」
ひょんなことから始まったメールストーリーの中に
理想の役がある。
自分がこうなりたいと思う理想の女の子がいる。
しかし、ストーリーが終わるとき現実の自分に
引き戻されたとき、ひなとことりは何を思うのだろうか。
すごーくよかった。
今現実にありそうなテーマで、ドラマに引きこまれていく。
あなたは、本当の自分を見つめているだろうか・・
4
「今」を活かした作品であり、「今」を伝える作品 2008/2/5
昔同じ中学校でハブになってしまっていた日南子に対して、寿梨は何年かたってからメールを送る。『ヒナとコトリの物語』と題して、「上手に学校生活をいきぬいていくための極意」を。「まかせて、まかせて」と笑顔で寿梨はメールを打つ。
順調に生活を送ってた、寿梨と日南子。だけどやっぱり、「本当の自分ってどれなの?」という気持ちはお互い、消えなくて…。
誰もが必ず通る、学校という第一の社会。
時間を越えて、携帯という道具によって遠く離れた二人の少女たちの心が再び「繋がる」。
映画という媒体の特性を活かして、なおかつその魅力を引き立てた、監督の市川準さんと脚本家細谷まどかさんの技量は必見。目に新しい構成画面がつぎつぎと視聴者を引き込む。
短編小説が好きな方には向いているように思います。見やすく、伝わりやすい映画です。
学生に特にオススメです。
5
14歳にしてすでに大女優、か・・・ 2008/2/12
メールという小道具をうまく使ったストーリーもなかなか面白いし、抑制の利いた演出もグーでしたが、
やはり特筆すべきはなんといっても成海璃子ちゃんの演技力・・・とゆーかあのクラクラしちゃう眼差しではないでしょうか。
美形で演技派の若手女優さんはいろいろいると思いますが、この子の存在感は他を圧倒していますね。
特に憂いをたたえた陰のある表情がスラバシイです。
そしてそれとはなんの関係もありませんが、
学校行事で行うマスゲームの練習のシーンがなんだかふしぎに魅力的でした。
大勢の生徒たちが手をつないでできた、同心円状の大小の輪が
美しく重なりあう様が妙に官能的に感じてしまったのは私だけでしょうか・・・(笑)
6
あしたを生きる 2008/1/20
不器用な私たちのあしたの生き方―
「自分らしく生きる」ということは「自分勝手に生きる」ことではないんですよね。
こういう当たり前だけど間違えやすいことを再確認させてくれました。
7
映画を舐めるな! 2008/2/5
いくら名監督でもニワトリの糞のような脚本から名作は生まれないと
言われていますがこの作品はまさにその典型でしょう。
ちゃんとした脚本家を選ぶところからまず映画作りは始まる。
久しぶりにこんな映画を舐めた映画を観た。
スタッフは猛省して欲しい。