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とてもリアルなドラマだった 2007/10/14
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シーバが自分の人生に抱いている物足りなさ、
なんとなく淋しかったり、なんとなく満たされなかったり。
秘密は甘美と、つい浮気してしまう心情がリアルだった。
強い孤独感を抱えたバーバラのお風呂のセリフ、
友情や愛情と、人を支配することの紙一重さが怖かった。
不倫したり、心に秘密を抱えたことのある女性ほど身に迫る映画だと思う。
どちらの女性にも共感できるからこそ余計に引き込まれました。
生身の女性の心の深遠をのぞかせるケイトやジュディが、
これまた素晴らしい存在感でドキドキしっぱなし・・。
あまりのリアルさに下手なホラーよりずっと怖かった。
見応えある心理ドラマで、とても面白かったです!!
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愛憎半ばする“恐怖”の心理サスペンス。 2007/11/4
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我々が感じる心理的恐怖の概念とは何か。不安、緊張、重圧、強迫観念、錯乱、動揺、そんな気分が不意にしろ徐々にしろ襲ってくる感覚を言うならば、絶対的弱みを握られる事で、好意を持たれた相手から精神的に知らず知らずの内に従属され、生涯逃げられない関係になるくらい“恐怖”な事はないのではないか。今作はまさしく年差の離れた夫とふたりの子供を持つまだ若く魅力的な女教師が、教え子との禁断な恋におちてしまった事を目撃された事から、密かに彼女に“好意”を感じている定年間近の同僚教師に囚われていく大層怖いサスペンスだ。ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットというハリウッドを代表する名女優たちの静かな中にも火花を散らす演技合戦が見もの。理知的なクール・ビューティのイメージが強いブランシェットが性的欲求を抑えきれない情緒的で官能的な役柄を演じきれば、自尊心と毅然とした潔癖さの下に孤独とねじまがった愛情が潜むオールド・ミス役のデンチが貫禄十分に応える。ふたりの主人公の“行為”は反公序良俗なのだけれど、演じる彼女たちの名演ぶりを以って、危ないながらもある種の悲しみを湛えた作品となっている。C・イーストウッドの「恐怖のメロディ」をちょっと想起させる今作、愛情と憎悪は表裏一体である事を実感させられる1本だ。
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ケイトブランシェット 2007/9/23
実話を膨らませた映画です。女教師が中学生と関係を持つ。これをケイトブランシェットが演じると恐怖感や切迫感や色々な物が伝わった。昔からケイトブランシェットの大ファンだがいつも芝居の上手さに圧倒される。綺麗とか可愛いだけの女優が演じると多分この映画はつまらなかったと思う。日本にもこんな芝居の出来る女優が出て来てほしい。えびちゃんとか土屋アンナとかサトエリとかソフトの入ってないハードだけのタレント使って芝居させるの止めましょう。日本映画も地に落ちますから。
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怖いよ~ 2007/10/4
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初老の女教師が、若く美しい同僚に異常な執着心を持つ話です。最初は同性愛の映画かなとも思いましたが、大部分は孤独についての映画ですね、これは。心を許した友も全てを受け容れてくれる家族もない孤独な生活が、人間の心を歪め、現実をねじ曲げて自分に都合の良い妄想を作りだしていく怖さと哀しさ...怖いよぉ~。ホントに怖い。
年齢差を越えてまで育まれた友情。一方は支配されている事に途中まで気づかない。そして一方は支配することでその友情を安定させ、秘密裏に人間をコントロールする欲望に呑まれ、快楽を味わっている。タイプは違うけれども、同じように心に闇を抱えた孤独な女...。
予告編からこれは凄いかもと思っていたけど、2人のオスカー女優、ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットが迫真の演技は予想以上に凄かったです。若すぎるツバメに負かされるブランシェット、デンチの揺ぎ無い狂気、それぞれが微妙な表情だけで表現していくのはさすが。爆発するクライマックスはもう演技を超越している。
あと、バーバラの人と話す時のセリフが淡々としているのにも感心。日記の金の星の使い方も良かった。
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レズおばさんのストーカー日誌 2007/10/6
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近年、教師の品格が問われる不祥事が頻発しているが、この作品に登場するシーバ(ケイト・ブランシェット)も、いかにも生徒やPTAに突っ込まれやすいスキのある女教師だ。逆に、ジュディ・デンチ扮するバーバラは、古の教師の威厳を保っている厳格な歴史教師である。
あんな年上の夫と結婚した美人のシーバが、ガキんちょみたいな男子生徒に恋をするシチュエーション自体にも無理があり、単なるストーカーなのかレズビアンなのかはっきりしないバーバラの設定にも疑問が残る。
孤独からおかしな性向を持つようになったオバサン教師の狂気が、おそらくはこの映画のテーマなのだろうが、至極まっとうに見えるジュディ・デンチの演技からは、残念ながらその狂気があまり伝わってこなかった。同じ中高年女性の孤独をテーマに描いた邦画の秀作「いつか読書する日」の方がはるかに味わい深いと思う。
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孤独に蝕まれる愛憎 2008/2/29
演じる者の力量によって、映画の完成度は高くなったり低くなったり
するのだと、この映画を観て改めて感じることしきり。それほどまでに、
ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットのスケールの大きな演技は、
この映画に深みとコクを与えていた。
孤独の中で愛を求め続け、その愛の重力に自身が押しつぶされていく
過程をここまでシュールに醜く演じたジュディの気迫には、素直に脱帽。
生徒との肉欲に溺れていく女教師を演じたケイトの無邪気な淫靡さも
なかなかオツである。
愛の美しさばかりを強調する昨今の映画に嘘臭さを感じている人間には、
この映画の醜さはリアルに心に沁みること間違いなしだ。
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曖昧かな・ 2007/11/26
この映画は何を示しているのか?
そう考えると良く分かりませんでした、
ある種のミステリー映画と思って見ると楽しめました
シーバの人物像が少しぼやけていたように感じる
ラスト近く、シーバの旦那さんが家に向かい入れたのは
全てを許すという事なのか?
今だけ向かい入れて今後話し合って行こうというものなのか?
少し疑問が残りました
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ふたりのエリザベス 2007/12/1
エリザベス女王を演じたことのある二人が、競演ということですが、とにかく設定がお下劣で、この二人じゃなかったら、見れたもんじゃないというようなお話。おそらく知的階級の人の転落願望のようなものが込められているのだろう。
ミニマル・ミュージックの巨匠のP・グラスが音楽を担当。ブランシェットは相変わらず素敵ですが、エリザベスでブレイク以降ずーっと期待の星だったわりには、今ひとつ役に恵まれていないようにも思える。「狂っちゃいないぜ」「バンディッツ」なんかは良かったけど。
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危ないおばさんの暴走 2007/12/12
ジュディ・デンチは現役女優の中で特に際立った存在のように思うが、そんな彼女があえてこの脚本で出演しようと思った背景が知りたくなる。話自体はすごくつまらないし、自己愛と愛欲うずめく醜いもので、鑑賞後の気分も悪い。それでもデンチは見事な演技を見せつけ、ものすごい存在感なのである。彼女がいなければこの作品はもっと下卑た三流物になっていたんじゃないだろうか。生徒と不倫する教師、その同僚へ偏った愛情を持ち執拗に言い寄る老教師、しかも老教師は完全に自己の世界に陶酔し現実から目をそらしている。その勘違い振りがとってもイタイのだけど、とにかくジュディ・デンチが上手いので絶妙にまとまっているのです。
ケイト・ブランシェットも好きだけど、今回はすっかり大物の影に隠れてただの小娘にみえちゃいました。
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とっても面白い!!是非見てみてください! 2008/1/2
とっても面白く、作品の世界に惹きこまれ、最後まで飽くことがなく、それ以上(もっと見たい!!)でした。
バリバリのアクションは疲れるし、かといってヒューマンドラマや恋愛ものも地味で退屈しそうだし、コメディは深みがないし・・・とTsutayaのDVDに目を泳がせていると、目に留まったのがこれ。DVDのジャケットや説明書を見てからじゃないとどんなDVDも借りない私・・・ああ、何年か前におこったあの事件が元になっているのかぁ・・面白いかなぁ?・・このDVDのジャケットの雰囲気がなんかいい感じだなあ・・
実際見てみると、徐々に徐々にブローが効いてきて盛り上がってくる!異常でありえない(私はそう思う。)世界。美しいケイトがどうしてあんな子供に?年配の女教師は寂しすぎたんだろうなぁ、不愉快でゆがんでる・・けど、痛々しいなぁ。ケイト演じる美しい女教師の娘さんは大変!受け止められないよね、きっと・・関係はどうやって修復するんだろう(実際の事件もお子さんがいたのかなぁ、と想像してオロオロ)。旦那さんは、、といろいろなことを思いながら最後まで楽しめた。短く感じられ、それがつまんない!(それほど面白かったってこと。まぁ、これ以上年配女教師の不気味さを見なくて済むけど。)実際はどうかわかんないけど、こんな悪い子供(←ケイトと恋仲になる学生のこと。)いたの(いるの)?
絵画的美しさを映像に感じ、それがあの不気味さと異常さの世界の中で、作品をうまい事和らげ、神秘さを与えている。日常といえば日常、非日常といえば非日常。ケイトの美しさが大きな役割を果たしている。