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影の軍隊 (ユニバーサル・セレクション第5弾) 【初回生産限定】のレビュー

ついに再発売!  2007/8/22

・・  「サムライ」「仁義」でフィルム・ノワールの巨匠として知られるメルヴィル監督のもうひとつの傑作。題材はいつもと異なり、戦時中のレジスタンスの物語だが、リノ・ヴァンチュラの好演とメルヴィルの硬派な演出で一級の作品に仕上がった。今回の再発売は価格も良心的で絶対買いの一本です。



仏オリジナル版なら文句なく★5つだが、、、。購入時要確認!  2007/8/26

・・  これは驚いた!ジャン・ピエール・メルヴィル晩年の傑作、他のレビュアーの方が触れられているように、ちょっとビックリしてしまう突然の廉価化だ。この映画、既存DVDとしては、他のメルヴィル作品同様東北新社が販売権を持っており、現在は廃盤になっていた筈だ。それがこの安価、ヴィデオ・レンタル店でも滅多にお目にかかれない作品だけに、映画ファンなら是非この機会に、とお薦めしたいが、ただ気になるのは、版元がハリウッド・メジャーであるユニバーサルである事。以前VHSヴィデオとして出回った際のソフトが全米公開用の英語ヴァージョン(しかも30分短縮版!)だった事からすると、ひょっとしたら今ソフトもオリジナル版ではなくその可能性がある事は踏まえておく必要がある(因みに仏オリジナル本編は137分)。映画は第二次世界大戦当時ナチス占領下のフランスに於けるドゴール派のレジスタンス組織の活動を全編ドライでストイックに貫かれたタッチで淡々と描き続ける孤独とニヒリズムが充満する傑作なのだが、その冷徹で粛々とした“日常”がズタズタにカットされ、リノ・ヴァンチュラやシモーヌ・シニョレが英語に吹き替えられているとしたらちょっと興ざめ。今パッケージのタイトルが英語名なのが気になる処だが、、、。購入前に是非確認される事をお薦めする。



極北のノワール  2007/8/27

仏語、139分と記述があるからだいじょぶでしょう。云わずと知れたJケッセル、メルビルの傑作。冒頭からラストまで、クールというより冷酷非情な物語が美しい映像と音楽で語られる。はっきり云って重い話です。



S.????の存在感が抜群  2007/10/8

R・・・・・・・・の語りが見事で、何よりも年齢に相応しき女傑をS・・・・・が脇に回りながらも圧倒的な存在感で物語に深みを与えてくれます。S・・・・・の女傑と母性が巧く表現され、一層冷酷で非情な世界が表現されているかと思います。このような・・・・の名作が低価格で再発されるのは嬉しいとことです。



昔、深夜テレビで放送された英語吹き替え版の可能性あり  2007/9/18

昔、水野晴夫が解説役を務めた麹町名画座という深夜番組があり、タイトルは英語に差し替えられ、英語吹き替え、上映時間も短縮版が放送されたことがあります。その時と同じソースという可能性があります。内容は文句なしですが……。



名優。  2007/9/22

・・ リノヴァンチュラの最高傑作でしょう。まさにフィルムノワール。ヴァンサンカッセルのお父様もいい味出してますな。



完璧盤です。  2007/11/10

綺麗なリマスター盤。メルビル・ブルーが良く再現されている。 言語も、オリジナル仏語。ドイツ兵は独語、イギリス兵は英語をしゃべっている。 タイトルも、「L'ARMEE DES OMBRES」とちゃんと仏公開版てす。 凱旋門を行進する、ドイツ軍楽隊は圧巻。よく撮影許可が下りたものです。



メルヴィルの最高傑作  2007/11/13

デジタル処理で高画質化されたヴァージョンで、画質の点では文句ありません。これほどの傑作がこの低価格で販売されるとは、あらためて鑑賞し終わった今現在も何だか信じられない思いです。 有名な古典作品ですから、今更物語の内容を説明する必要はないでしょう。それにしても、なんと美しい色調でしょう。こういう沈み込んだ色彩はまさにヨーロッパ映画ならではのものです。今は亡き名優たちの緊張感みなぎる演技もさすがとしか言いようがない。このDVDに関してはつくづくいい買い物でした。 音声はフランス語のみ、字幕も日本語のみでオンオフは不可のようです。特典映像はオリジナル予告篇と写真集です。



背筋も凍る“レジスタンスの美学”  2007/12/17

長い間映画ファンの間で幻の作品とされてきた“影の軍隊”のフランス語完全版がついに出ました。 勿論私も初見です。 残念ながら画質はそれほど良いとは言えませんが、この値段なら気になりません。(リマスターとの事ですが本当なのでしょうか?) 並の映画なら、いくらでも派手に演出されるであろう場面(暗殺、脱走シーンなど)をほとんどぶっきらぼうとも言えるようなやり方で撮って(しかも演じる役者たちが見事なまでに無表情!)いるところが逆に強烈な印象を与えます。 ラストのエピソードなどは、去年カンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞した“麦の穂をゆらす風”のラストシーンにも匹敵する(しかし、こっちの方が美学的には乾いていてよっぽど怖いです)強烈な反戦のメッセージになっていると思います。 作り手たちが明確に反戦を意図してるのかどうかはわかりませんが、優れた戦争映画というものは多かれ少なかれそうなると思います。 つまり、戦争というものの本当の恐ろしさは、人が人を殺すということよりも、自分の大事な人-さらには自分自身をも殺してしまうことにあるという真実を冷酷に映し出してしまうということです。 リノ・ヴァンチュラやシモーヌ・シニョレなど、ビッグ・ネームではあるけれど、果たして観客動員に役立つのだろうか?という役者たちだけを使って作られた超渋いレジスタンス映画の傑作です。 結構集中力を要求されますが、それだけに見た後の感慨は大きいものがあります。 



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