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薩摩藩士の爆発的なエネルギーを感じさせる作品 2008/1/4
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維新の薩摩武士のエネルギーは凄いもので、全盛期の平家も、徳川幕府を打ち立てた三河武士も遠く及ばないものだったと、司馬遼太郎は原作本で述べています。
幕末を訪れたアーネストサトウは、薩摩人を評して、「非常に勇気があり、性格が素直であるという印象を受けた。私は薩摩人がやがては日本中ではるかに他をしのぐであろうと思った。」と書いています。
この大河ドラマは、幕末におけるそういった薩摩藩士の爆発的なエネルギーを描いており、そこが他の大河とは異なる大きな魅力となっています。様々な場面で「チェスト!」と叫び、目標に邁進していく志士たち。出演俳優の気合の入れ方も相当なものです。
維新の立役者、西郷隆盛や大久保利通の活躍を描く一方、この下巻ではクライマックスである西南戦争へと向かう悲劇的な2人の姿を描き、凛とさせられます。
2008年の大河ドラマは「篤姫」ですが、この「翔ぶが如く」も観てエネルギーをもらってはいかがでしょうか。本巻には特典映像として、第二部予告編がつきます。またバラで購入するよりも当然安いので、割引率が高い今のうちに、早めに購入することをお勧めします。
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二人の革命家の最後は・・・ 2008/2/3
莫逆の友として明治維新を成し遂げた西郷と大久保。
その二人がそれぞれに抱く新国家像の在り方の違いが次第に表面化していき,征韓論で一気に対立していく。
西田敏行が悲壮感あふれる巨大な西郷を,鹿賀丈史が理論家肌の官僚政治家・大久保を,それぞれ見事に演じ切っており,これ以上のハマリ役はない。
維新の様々な矛盾を一身に背負って散っていく西郷と,後事を託されたにもかかわらず兇徒の刃に倒れてしまう大久保の最後は涙なしには見られず,二人がその人生の最後に思ったのは何であったのだろうと考えていくと興味は尽きない。