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天国と地獄<普及版>1店舗で最安値発見!

出演: 三船敏郎;山崎努;香川京子;仲代達矢;木村功;三橋達也 監督:黒澤明

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価格比較天国と地獄<普及版>
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商品の詳細天国と地獄<普及版>
  • 出演: 三船敏郎;山崎努;香川京子;仲代達矢;木村功;三橋達也
  • 監督: 黒澤明
  • 形式: Black & White, DTS Stereo, Subtitled, Widescreen
  • リージョンコード: リージョン2
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 東宝
  • DVD発売日: 2007/12/07
  • 時間: 143 分
  • お勧め度:
  • TryPOP ランキング: DVDで16,146

商品の説明天国と地獄<普及版>

【黒澤明DVDコレクション】
*映像特典を簡素化・お求めやすい価格でリリース!
(THE MASTERWORKSシリーズとは別商品です。)

誘拐犯と捜査陣の対決を描いたサスペンス映画の決定版。全編に圧倒的な緊張感が溢れており、中でも日本映画史上に残る身代金奪取の意外なトリック・シーンは圧巻。

【映像特典】特報・予告篇

内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
エド・マクベインの原作「キングの身代金」を黒澤明が映画化。誘拐犯と捜査陣の行き詰まる対決はもちろん、貧富の差と社会の矛盾がもたらした犯行動機を描き切る重厚な人間ドラマ、巧妙な脚本と独自の映像センスで観る者を圧倒する傑作サスペンス。

カスタマーレビュー天国と地獄<普及版>
1
  隙のないシナリオによる重厚さが最高!    2007/9/25
        

最近TVドラマを見てその出来ばえに失望し、改めてオリジナルを観ましたが、やはり素晴らしかった! 敢えて前半では犯人を声だけしか登場させず、かつ音楽も一切排し、登場人物のみならず我々の不安感も煽り立てます。逆に(ドラマではばっさり切り捨てられていましたが)警察の捜査状況が非常に丹念に描かれており、わずかな手がかりを手繰り寄せ、ようやく犯人にたどり着くカタルシスを得ることが出来ます。 個人的にグッと来るシーンは、三船扮する権藤が葛藤の末に身代金を払う決意を固め、淡々と銀行に電話するシーン、そして昔の道具箱を用意させ「何もかも一から出直しだ」とつぶやきながらカプセルを仕込むためカバンの加工をするシーンです。そして仲代達矢扮する戸倉警部らも、権藤氏の妻や秘書、運転手らとエゴ丸出しの言い争いを目の当たりにしながら(巧みに彼らを常に同席させている)、最期に腹を括った権藤氏の姿を見ることで、彼らの犯人逮捕への執念とつながってゆくのです。 ホットな三船とは対照的に、クールな仲代達矢も大変魅力的。当時まだ三十路を回ったばかりとは驚きの貫禄です。頭の回転が異常に速く、特急こだま内における緊迫した場面での的確な指示を出す姿は、警察捜査のお手本といえるのではないでしょうか。


2
  前半の緊迫感が素晴らしい    2007/11/3
        

・・  ナショナル・シューズの常務取締役・権藤(三船敏郎)にとって、誘拐犯から要求された三千万円の身代金がどれほど重要な意味を持つかを描いた冒頭の場面から、カバンをめぐる「特急第二こだま」列車内の場面までのスリリングな緊迫感が素晴らしい。画面に釘付けにさせられました。  なかでも見ごたえがあったのが、誘拐犯に身代金を払うかどうかで、権藤の気持ちが二転三転するところ。「金は絶対に払いたくない」「しかし、払わなければ子どもは・・・・・・」という狭間で揺れ動く権藤。その葛藤する権藤の心理に焦点を当てた脚本(小国英雄、菊島隆三、久坂栄二郎、黒澤 明)と、権藤を演じた三船敏郎の迫真の演技がすごかった! この権藤邸のシーンでは、犯人役の俳優の電話の声も、いかにもそれらしい臨場感があって上手かったですね。ちなみにこの誘拐犯を演じたのが、若き山崎努。その後のシーンでも心憎い演技で、上手いなあと引きつけられました。


3
  前半の室内シーンに注目    2007/9/3
        

・・  特急こだまの車内シーンが有名ですが、実はこのシーンに切り替わる前の室内シーンが結構長く、カメラが権藤邸からほとんど出ないにもかかわらず、画面に引き込まれてしまいます。  後半の犯人追跡の部分では、多くの指摘があるように仲代達矢の警部が犯人逮捕のためとはいえ、後で冷静に考えるとやややりすぎなのですが、観ている最中はそんなことが気にならないほど夢中になってしまいます。  この作品をマーティン・スコセッシがリメイクするという噂が以前からあり、期待していましたが「ディパーテッド」の出来を見るとやめた方がいいような予感がします。  以前のレビューで邦画のDVDの値段はまだまだ高いと書きましたが、今回の東宝の黒澤明作品の値下げは諸手を挙げて歓迎です。


4
  黒澤明と横浜    2007/10/31
        

天国と地獄の舞台は横浜だ。逆探知のために権藤邸に訪れる警察車両は横浜高島屋の配送車両である。黒澤と横浜については、作品上の接点は薄い。本作と姿三四郎くらいのものだ。しかし黒澤はこだわっている。広い横浜で、撮影場所がピンボイントなのだ。「横浜港」とか、そんな類いではない。もっとミクロな住所単位の話だ。西区浅間台という場所に黒澤はこだわっている。「姿三四郎」は浅間神社、本作の権藤邸は浅間台にセットを作った。この地は横浜開港時に、東海道から横浜道を分岐した場所で、確かに歴史上重要なポイントだが、何をもって浅間台にこだわったのかは謎である。ただし、見晴らしは映画の通り絶景である。権藤邸の場所はいまマンションが建っているが、さぞ夜景はきれいだろう。山崎務が見上げるのは映像のマジックで、浅間台ではない。このセットは黄金町から見た南太田の山だ。黄金町は本作では悪の巣窟として描かれている。中学生のころにリバイバルで初めて見た時は、思わず本物かと思った。黄金町は実際に横浜大空襲のときに、電車の利用者など600人以上が駅の階段付近で焼死しており、あの暗澹としたイメージは本当に怖かった。権藤邸から見えるピンクの煙〔本作はモノクロで、ここだけカラー〕は、当時の横浜製糖工場の煙突からのものだ。スピルバーグは「シンドラーのリスト」でこの手法を使った。横浜製糖はボウリング場を経て、いまは専門学校になっている。首都圏の方はロケ地を訪ねてみるのもいいだろう。作品は三船の圧倒的な存在感と、仲代のクールな演技が堪能できる傑作である。


5
  アイディアに満ちたサスペンス ~誘拐犯役は若き日の山崎努です    2007/11/18
        

黒澤明といえば時代劇という印象が強いが、現代劇で特にサスペンスではこの作品が最高。 エド・マクベインの「キングの身代金」の翻訳ものであるが、設定の変更アイディアが素晴らしい。原作では身代金の受け渡しは高速道路で当時アメリカの富裕層が使用していた自動車電話がキーになっているが、黒澤監督は身代金受け渡しの部分をこだま号を用いたみごとなトリックに変更し、公開当時の日本でのリアルな設定に落とし込んでいる。 そして、映画の前半の権藤亭での警察、家族、使用人、犯人とのやり取りは特に舞台劇を観ているようでもあり緊迫感があると同時に各人の心情がきちんと表現されており、この作品の魅力的な部分でもある。この辺が作品のサスペンス度をアップしているところでもあるが、このような描写は最近のクライム・サスペンスにはない重みだと思う。 犯人の描写もニヒルで冷酷な感じが強調されているが、当時犯人に黒のサングラスは強烈な印象を与えたらしく、その後の映画で犯人役にサングラスが定番になったといわれている。それも犯人役の山崎努の好演にもあるのだろう(山崎努は「マルサの女」で三船敏郎の演じた権藤という名の役を演じて話題になった)。 映画好きには、劇中モノクロ映像にマスキング合成で着色したピンクの煙も(「踊る大捜査線 THE MOVIE」でパロッている)、セルゲイ・エイゼンシュタインの「戦艦ポチョムキン」を思い出させ話題となった。当時数々の話題を振りまいた作品でもあり、その辺を意識してみるのも面白い。とはいえ、設定や役者のやり取りがリアルで緊迫感のある一級サスペンスであり、普及版で手に入れやすくなったのは嬉しい。


6
  黒澤映画の中でも見所の多彩さではピカイチ    2007/10/18
        

・・ 20代の頃、たまたま入った映画館で見た「七人の侍」に打ちひしがれ、 黒澤明の映画はレンタルビデオで全て見てしまった。 多くの素晴らしい作品に出会うことができたが、 「映画としての見所の多彩さ」で言えば、 この「天国と地獄」が数ある黒澤作品の中でもピカイチなのではと思う。 映画前半部分の主人公邸宅内で極端にカットの少ない長回しシーンと まるで絵画を見ているような静的な室内の構図。 さらにそれが一転してスピード感溢れる特急列車内シーンへの急激な展開。 見る人全ての度肝を抜く、身代金受け渡しのアイデア。 リアリティに徹した警察捜査の描写と、 その中で際立つキャリア警部仲代達也の何とも言えないカッコ良さ。 誘拐犯人山崎努が見せる、「暗い過去」までを表した演技。 豪華な主人公邸と犯人が住む貧民街を対比して描いたシーンで流れる シューベルトの「鱒」の絶妙な選曲。 警察が犯人を追い詰める際の行き詰る緊張感。 とにかくこの映画の凄いところを個別に挙げると語りつくせない。 それでも何にも増して印象に残るのは、やはり例の煙突のシーンだろう。 モノクロ映画のはずが、そのシーンの1箇所だけがカラーで表示されるのだ! ここまで見た瞬間に「ゾクッ!」としてなおかつ忘れようにも忘れられないシーンは、 あらゆる映画やテレビドラマの中で他にないと断言できる。 「見所が多い」と言うことは、 繰り返しの鑑賞にも飽きさせない点でも群を抜いている。 見る度に、新たな発見があるはずだ。 ようやく価格の安い普及版が出ることになった。もう買うしかない。


7
  黒澤追悼の辞~1998年9月    2007/12/15
        

ジョエル&イーサン・コーエン兄弟 ジョエル : 異なるキャラクターを物語の中でクラッシュさせ、それによって起きる何かを見る。このような目的で私たちは“誘拐”をよくモチーフに選びます。 イーサン : そして、それは、同様なコンテクストで考えられたクロサワの『天国と地獄』から影響を受けています。 ジョエル : クロサワは映画にとって素晴らしい監督でした。私たちの大好きな監督。オフィスにもクロサワの写真が飾ってあります。最初に来日したときに手に入れました。私たちがクロサワにどのように影響されているかは厳密にはわかりません。大体憧れている人間と自分のやることは、似ていそうで全く別なものだったりするわけですから。でも本当に尊敬しています。なかでも『天国と地獄』が一番好きな作品です。ミフネも凄かったし。 イーサン : あの子供も素晴らしかった。 ジョエル : エンディングも。あのガラスが落ちてくる・・・・・・。美しいエンディングでした。クロサワ以上の人はいないと思ってます。 アラン・コルノー  黒澤の逝去に、胸を揺さぶられた。私と同世代の監督はみな、彼を心の師と仰いでいたのだから。偉大な存在であり、権威であり、同時に反逆者でもあった。(略)  初めて見た彼の作品は『蜘蛛巣城』か、それとも『七人の侍』だったか。その芸術性に打ちのめされたことは、はっきり覚えている。壮麗な神話のようでいて、すべてが完璧に構築されていた。スペクタクル、きわめて西洋的な音楽、そしてなんといってもあの映像・・・・・。  フランスでは同時期に、小津や溝口、成瀬も評判になった。だが、黒澤は特別だった。彼の映画は極めて演劇的で、他の人々も言っているように、非常にシェイクスピア的でもあった。  私が本当に感動したのは、『天国と地獄』だ。なんと素晴らしい映画だろう。重いテーマだったから、監督としては大きな挑戦でもあったはずだ。あの映画を見て初めて、黒澤の心の葛藤が理解できた気がした。日本人らしさに染まりたいと思っているのに、日本文化のある側面をどうしても受け入れられない彼の心の暗部が。(略)  黒澤の芸術性に私たちは魅了され、夢中になった。作品があまりに強烈で、圧倒されるほどだった。成瀬のような精緻な描写や溝口のような繊細な感性はなかったかもしれない。だが、黒澤の映像は強烈な印象を残す。しかも、彼には物語を万人に理解させる能力があった。たとえば、『影武者』。あれはシンプルで美しい作品であり、日本の社会についても多くを語っている。  それが黒澤なのだ。彼は日本を愛し、世界を愛していたからこそ、私たちが日本の文化を理解することを望んでいたのだと思う。(略) 映画史上に君臨する巨匠にして、世界有数の経済大国の市民である彼が、製作資金を集められずにいる姿――それは悲壮な、そして世紀末を象徴するイメージだ。


8
  犯人が権藤をここまで憎む理由は何か・    2007/11/25
        

・・ --私は黒沢明の作品の多くを心から賛美する者である。しかし、賛美者であればあるだけ、少数の作品に失望したり、反撥したりもする。しかし、ただ一本だけ、失望や反撥という以上に、どうしても嫌いな作品がある。それが『天国と地獄』である。この映画の黒沢明は、技巧家としてはいつもとおなじようにみごとなものであるが、主題のとらえかたにおいてまちがっていると思う。(佐藤忠男著『黒沢明の世界』(三一書房・1969年)247ページより引用)--  私は、この映画が、面白い事は認める。特に、前半の面白さは見事である。しかし、私には、犯人(山崎努)の犯行の動機が、分からない。この映画における、誘拐犯の犯行の動機は、権藤(三船敏郎)に対する犯人の憎悪である様だが、いかに、犯人が貧しい階層の出自であったとしても、全く面識の無い権藤に、犯人(山崎勤)が、ここまで憎悪を抱くに至る理由が、私には、どうにも分からないのである。この映画において、黒沢監督は、悪と言ふ物を、余りにも単純化して居るのではないかと、私は、思ふ。又、佐藤勝の音楽が、精彩を欠いて居る事も、私が、この作品に感じる不満の一つである。 (西岡昌紀・内科医)


9
  うーむ、凄かった。    2008/1/21
        

 多くの方々の大変参考になるレビューを読んで本作を購入しました。前半の権藤邸での長回しの撮影、後半の目まぐるしく激しいカメラワークに驚きました。とくに黄金町でのダンスバーの映像は、あまりの素晴らしさに思わず声が出てしまった。その後、犯人が権藤に街中で煙草の火を借りるシーンの意味が判らなかったのでもう少し詳しくあっても良かったのになぁと思いました、まぁ私の見かたが未熟なのですけれど・・・。  それよりも最も言いたい事は、驚くことに三船は43歳、仲代は31歳のときの作品であること。この年齢でこんな凄い俳優は今何処にいる?自分自身にも置き換えてみても頭を抱えてしまうほど、僕はまだまだ未熟だと思ってしまう。残りの人生を有意義に暮さなくっちゃいけないと強烈に感じた。


10
  よくぞ廉価版で出してくれた!    2007/12/8
        

・・ 作品の評価は 名作 としか形容の仕様がない 名作中の名作 黒澤作品だから という理由で全ての作品を手放し褒め称えるつもりは毛頭ないが この作品に関してだけは あーだこーだと論ずるよりも ただただ観ることをオススメする もしこの作品にどうこう難くせ付けたい無粋な輩は 日本映画観ないことをオススメする それよりもなによりも 通常版やボックスセットに手を出しあぐねていた日本映画ファンにとって この廉価版の発売は何よりの朗報だよ ありがとう東宝!


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