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全集の中の1枚ならこの内容でもいいけど 2007/10/24
吉朝の落語を見ていると、とにかく楽しい。それは最初にきちんと認めよう。でもその上で、このDVDには失望しているので、あえて嘆きの★3個。
失望したのはこの第2集の演目。『愛宕山』はいいとして、『狐芝居』(小佐田定雄作)ってのは…。名作だとしても(私はそう思わないが)、新作を収録している場合か?
吉朝の忠臣蔵ネタの芝居噺なら、誰が考えたって『七段目』が先だろう。古典を踏まえて、初めて新作は面白いのであって、順序を間違えてはいけない。
この演目は第1集に続いて小佐田定雄の選らしいが、ハッキリ言えば、自分の作品を選ぶというのはどういう神経なのか。見識を疑う。
生前に出たCDでは(吉朝自身が収録演目を選んだはず)、『愛宕山/七段目』という組合せになっている(「吉朝庵・その4」)。
これが、10枚組とか20枚組の全集の中の1枚で、吉朝の「芸の一面」を紹介する意味ならまだ許せる。しかし、単発のDVDしか出ない現状では、演目も芸も「絶品」と大向こうを唸らせるものを揃えて、まず実力の高さを証明しておかないと、将来、吉朝という噺家は誤解されてしまう。
折しも、『落語研究会 柳家小三治全集』(10枚組)が発売された。
吉朝のDVDも、「平成紅梅亭」より先に、「落語研究会」の映像から出してもらえないものか。BS-iの追悼番組の3席(『河豚鍋』『不動坊』『蛸芝居』)だけでもいい。
もう一つ不思議なことは、吉朝のDVDに入れる映像の選定に、米朝の意見を聞いた形跡が感じられないことだ(米朝の意向なら、TBSも落語研究会の映像を提供したかもしれない)。
米朝の意見を聞かない関係者もおかしいし、愛弟子の最高の映像ではないDVDが出るのを、黙って見ている米朝もどうかと思う。頭を下げながら言うけれど、でも言わずにはいられない。
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吉朝さん最高です・ 2008/1/2
古典が良くて新作だと悪い、とは私は必ずしも思いません。要は吉朝師匠の絶大な芸の力で、「狐芝居」も「愛宕山」も充分に楽しませてもらいました。それにしても生前の高座についに接する機会がなかったのは、個人的な事情ですがかえすがえすも残念です。ライヴには及ぶべくもないけれど、せめて映像、音源があれば今後も積極的に紹介してもらいたいです。
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狐芝居のおまけが◎ 2007/11/3
演目の選定についての疑問は先の方に一票。
ただ、狐芝居の終わりに・稲荷尽くし」の踊りが収録されていて
なんとも懐かしい気持ちになりました。
ライブでは噺の後に踊りを見て、すごくお得な気分になったものです。
個人的には不動坊と試行錯誤されていた蛇含草をもう一度見てみたいです。