1
THE FINAL CUTの概要 2007/10/13
ファイナル・カットっていうけど、ディレクターズ・カットとそんなに変わってないんじゃないの?
そういう貴方はおそらく正しいし、また間違ってもいる。というのは、この真の「最終版」はディレクターズ・カットとあらすじ的にはさほどの差異はないものの、さまざまなシーンに(地味ではあるが重要な)修正や編集作業が数多く成されているからだ。
ブレードランナーは入念に練られた世界観を醸し出している作品ではあるが、ご存知のように撮影や編集上に生じた粗などはむしろ比較的多かった。台詞の音とリップがシンクしていない、スピナーを吊ったワイアーが見える、デッカードがレオンに殴られるまえに傷がもうある、などなど、、これらの撮影上生じてしまい、編集上見過ごされてしまったミスや矛盾の数々が、(映り込んだスタッフの姿からガラスに飛び込むゾラ役のスタントウーマンの姿、鳩の飛び立つL.A.の空にいたるまで)ファイナル・カットでは巧妙にデジタル修正され、また再編集されている。
メイキング本やファンサイトで散々細かく分析されてきたこの映画ならではの手の込みようとも言えるが、なんとデッカードのリップシンクの修正のためにスケジュールの合わなかったハリソン・フォードに変わって彼の息子のベンが起用され、まったく同じコスチュームで撮影し、口元を合成したというのだからその徹底ぶりには驚かされる。
また、今回ワーナーとの完璧なタッグを得た監督は、倉庫に眠っていた膨大な素材の使用により究極とも言える映画のグレードアップをはかっている。それは冒頭の「眼」のカットからして既に違っているのだ。(虹彩が火柱に反応している!)このような微妙な改訂の数々はハイ・レゾ時代に突入した現代においてこそ成されるにふさわしいものであったかもしれない。
出色のシーンとしては少し長い「ユニコーン」のシーン、「ホッケーガール」の挿入、などなど、、傷やホコリが取り除かれた画像は超高精細映像処理が施されている。音声も既出ヴァージョンを遥かに凌駕する迫力だ。
正にファイナル・カットと呼ぶにふさわしい作品であるが、その完成は長年に渡って支持してきたファンやスタッフの愛情の賜物と言えるだろう。
2
日米映像ソフトの格差を感じました。 2007/9/22
北米仕様が日本語字幕が入ることになったようなので、
輸入ショップで先ほど注文しました。
あらためて国内のソフトの高さにびっくり。
Blade Runner: The Complete Collector's Edition (日本のアルティメッドでブルーレイ)
4千~6千円
Blade Runner: Five-Disc Ultimate Edition (日本のプレミアムでブルーレイ)
1万~1万5千円
値段もそうだけど、北米は今回のブレードランナーのソフトは1枚ってのはなく、五枚組仕様が標準なんですね。
なんか映像ソフトのレベルが違うのをかんじますね。
おかげて数年ぶりに輸入盤に目を向けるような機会をくれて感謝はしてますけど。
3
素直に嬉しい反面・・・ 2007/9/12
既発売のUS版は60ドル以下でアタッシュケースの中にDVDやスピナーの模型なども封入された豪華バージョン。オマケ抜きなのは別に構わないと思うが、日本版を割高に感じてしまうのも偽らざるところ。
4
あの噂は間違いだった! 2007/12/13
5
映像やメイキングは申し分ありません!!・・・ですが!! 2007/12/24
難があるのはワークプリントの字幕とパッケージです。
ワークプリントの字幕は何故か画面の下の黒い部分ではなく映画の画面の下部ですw
もう字幕が邪魔で邪魔でw
じっくりパイロット版ブレードランナーを楽しみたい方は
字幕を消された方がいいかもしれません。
あとレビューを書いていらっしゃる方で言及されている方もいますが
パッケージが紙でしかもDVDを素で重ねて収納していますので保存には適さないと思います。
DVDのケースを5個購入してそれぞれ単品で保存された方がベストと思います。
さてDVD本編の話ですが画質は素晴らしいばかりです。
当方15年使用しているテレビのブラウン管で視聴しましたが
画質の美しさは前のDVDの比では無いことがわかりました。
内容ですがファイナルカットの素晴らしさは元よりメイキングも侮る無かれ
没案やカットされたシーンが満載です。
25年ぶりのキャスト&スタッフ集合は涙。
ブライアンタイレル博士謎の中国人チュウ博士は今なお健在です。
ディレクターズカット版で十分だと思っていましたがこれは買ってよかった!!
6
価格は輸入版が魅力だけど・・・ 2007/11/28
輸入版を購入しようと考えましたが、以前米国仕様を購入して再生の設定や特典映像の
目次など日本語でないため操作しにくく苦労した経験があったので、今回は国内版を
購入することにしました。これから何回も観ると思うので高くても(米国仕様より)
我慢して買います。
7
待っていただけの価値はある 2007/9/4
・・
「~最終版」が絶版になってから大分たちますが、劇場公開版にも愛着があったので古いレーザーディスクを棄てずに持っていました。昨年、アメリカでの発売の噂を聞きそろそろ日本でも発売かなと期待していたところ、突然のうれしい5枚組みの発売です。
「ファイナルカット」「オリジナル」「US公開版」「完全版」「最終版」に多くの映像特典が付くようようです。現存する全てのバージョンが入っているのではないでしょうか。「スター・ウォーズ」のように小出しにしないで出してくれるのがありがたい。これで映像特典の内容が充実していれば今回のが決定版となります。
値段は少々高いかもしれませんが、待っていただけの価値はあります。
8
Wake up, time to die・・・・・ 2007/12/16
幾多の紆余曲折を経て遂にリリースされたデジタルリマスター[Final Cut]の
殆んどマニアックな復元作業とその出来ばえにも感嘆したが、
驚くべき余禄は50分におよぶ未公開映像だ。それは眼福と言っても過言でない。
・エイリアン・を思わせるホールデンの病室のシーン、そして何より
エンディングの二人の逃避行の空撮映像はその存在すら知られていなかったもので、
当初まったく異なるコンセプトを持つ作品だったことが判明する。
これらの・発掘素材・を元に、さらなる別バージョンさえ可能だろう。
いずれにせよ、今回のリリースによってこの作品の途方もない・予見性・はさらに高められた。
9
25年間の想い 2007/12/28
劇場公開時に観て以来25年間。
好きを通り越してトラウマにさえなってしまったこの作品。
正直どんな映画観てもツマラナイと感じるようになってしまっていた。
そんな中でのこのBOXの発売。
25年間続いた想いの決着が付くのではないかと思い購入した。
しかし甘くはなかった・・・さらに想いは強まってしまった。
本編は言わずもがな、ドキュメンタリーの内容が素晴らしい。
未公開シーンも興味深いもので、これだけにお金払ってもいいぐらい。
今まで以上にロイの最後のセリフが重く切なく聞こえるようになった。
値段に関しては納得いかないが
それで星減らすのは意味がないと思い星5つにしました。
生きてるうちに観られて良かったと本気で感じています。
10
大満足です 2007/12/14
発売初日に手元に届きました。以前のDVDに比べて画質が良くなっているのはもちろんなんですが、特筆すべきは音! 高音は伸びやかになり、低音はきちっと腹に響きます。細かな効果音が付け足されていたり、あるいはクリアになった音像から「こんな音もあったんだ」と気づかされたり。というか、古いファンには、そういった違いを探すのも楽しみのひとつとなりそうです。
特典映像がこれまた良かったです。中でもほぼ初公開となる未公開シーン。ホールデンの病室のシーンやら、別バージョンのオープニング。そして、使われることのなかったおびただしい数のデッカードのモノローグ。こうしたものを全て眺めていると、監督がどのような意図を持って改編をすすめてきたのかが分かるような気がしてとても楽しかったです。
そして個人的にとてつもない大ヒットとなったのは、使われなかった2種類の別バージョンエンディング。ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、そのうち1種のエンディングのラストの台詞には、いやもうホントに鳥肌たってしまうほど興奮してしまいました。
ほかにも豊富なコメンタリーやドキュメンタリーフィルム、ファイナルカット製作の裏話など、ファンにはたまらないものばかりだと思います。大満足でした。