1
「3丁目の夕日」だけではなく... 2007/12/4
この作品の発売を心待ちにしておりました。
とてもいい映画です。心温まる作品です。
「3丁目の夕日」を観て心を動かされた方は、
あの頃に作られた映画を楽しんでみるのもいかがでしょうか。
「3丁目の夕日」とはまた趣きの異なる、新たな感動に出会えると思います。
Diskをスタートさせるといきなり映画が始まります。トップメニューや
チャプターメニュー等は一切ありませんので、Diskの構成等にこだわる方には
薦められないかもしれません。この点を考慮して星は4つにします。
画像も修正されていないのでクオリティは難ありですが、
そんなことを忘れてしまうほど映画に引き込まれて
いきます。価格も低く抑えられていますし、おすすめです。
2
祝・DVD化! 2007/9/28
成瀬巳喜男監督の代表作といえば“浮雲”や“めし”-この作品はそういった系列からは少し外れたところにある小品と言えるかもしれません。 にもかかわらずこれは隠れた名作と呼んでいい映画だと思います。 日本の庶民の哀歓を細やかに描き上げた佳作に仕上がっていると思います。
なんと言ってもスター女優田中絹代の“普通のおかあさんぶり”が好ましいと思います。 我々日本人が抱く理想の母親像がまさにこれ。 また、娘役の香川京子さんが最高に光っています。 香川さんといえば、黒澤、小津、溝口といった巨匠作品にもれなく名演を残している人ですが、それにしては好きな女優ベスト100などの催しで名前が挙がってくることがほとんどありません。 私見ではそういった巨匠作品での彼女は、年齢の割には重い演技が目立っていて、生気に乏しいからではないかと思います。 この作品での香川さんは、すねたり甘えたり泣いたり笑ったり、若さがはじけていて最高に魅力的です。 私はこの作品で一気に香川さんのファンになってしまいました。
廉価版ということで、特にデジタル・リマスターなどはされていないようですが、なにしろ最近は東京の名画座などでも見る機会は少ない作品でしょうから、品切れになる前に是非ご購入をー。 さて、香川さんのもう一本の名作成瀬作品、“杏っ子”のDVD化がなされる日も近いのでは-・ 今から楽しみです。