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考えさせられた 2007/9/27
公開当時なんの予備知識もなくモーリッツブライプトロイとフランカポテンテを観たくて劇場へ足を運んだ。ビックリした。ブルーノの常軌を逸した行動や性的欲求、弟の異性への無関心。観る人によっては嫌悪感を感じたり、ただの変態に見えるかもしれない。でもこの映画は人間の愛の欠如によって起こる悲劇やどんな形の愛し方であれ愛が必要みたいなことを言いたいと思う。最後の砂浜でのシーンで救われました。
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笑えるようで笑えない作品 2008/2/26
主人公のブルーノとミヒャエルは対照的な2人の異父兄弟です。ミヒャエルは天才的な頭脳を持ちながら,女性に無関心なのに対し,高校教師のブルーノはセックスで頭がいっぱいで,教え子にまで欲情してしまいます。ただ,2人とも結局のところ,異性との適切な関係を築くことができないという点では共通しています。この2人の異父兄弟とそれぞれのパートナーを巡る関係が,兄弟の交流とともに描かれています。
ミヒャエルがまがりなりにもパートナーとの関係を構築するのに対し,ブルーノは・・・
最初のうちは見ながら笑っていたのですが,やはり笑えない作品ですね。
ドイツ映画の常連ともいえるモーリッツ・ブライブトロイやマルティーナ・ゲデック(マーサの幸せレシピのマーサ)のほか,ラン・ローラ・ランのフランカ・ポテンテも出演しています。
DVDのメイキングによると,原作の小説が発表されたときにはそのスキャンダラスな内容に随分と話題になったそうで,その結末は映画のエンディングよりネガティブな内容になっているそうです。
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痛ましさでいっぱいの作品です 2008/1/13
ドイツ映画祭で観逃していた作品。
病んだ、イカレた人たちのお話、と言って
切り捨ててしまえばそれまでですが…
何某かのトラウマを抱えないで生きてる人なんて、
今の世の中、果たしてどれだけいるんでしょう?
生きる気力をごっそり奪われるような作品です。
痛切でした。哀しすぎる。
身を切られるような痛みを感じながら観ました。
最後の方の、僕はもう生きていたくないんだ、という
ブルーノの搾り出すような、悲痛な台詞が
耳を離れません。
それでも人は人に支えられて生きてゆくんだよね…。
生きるってどういうことだろう、とか
愛って何だろう、とか
そういうことを深く、抉るように問うてくる。
哀しいけれど、身に沁みる作品でした。
モーリッツ・ブライプトロイの演技が、
本当に素晴らしかった。
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妄想と素粒子 2008/3/7
たぶん二人は全く別の境遇だと みな思うと思うし、原作の段階でも
全く別の人生であるという設定だと思う。
しかし僕の目からみると二人ともおなじくして 「性」に悩み
「愛」に飢え、「孤独」とともに暮らしている。
これは、何年の間も、生まれてこのかた、「人間」が「人間」であるから
こそ起きる問題であって、タブー視してだれもつぐまない話ではある
けれど現実世界をよく描写した話だと思う。
行き過ぎた表現ともとれるけれど、事実誰もがもっている「妄想」
の世界観はコレに近く、さして大差はないと僕は思う。
「性欲と支配欲は素粒子レベルで関係し、支配欲の追求が戦争を生む」
の一文は僕の頭じゃ理解できない締めくくりだったけど。