1
スペインの芸術作品 2007/1/26
・・
何故18禁コーナーに置いてあるのでしょうか?
レンタル在庫リストにはあるのに、いくら探しても見つからず、もしやと思ってカーテンをくぐってアダルトコーナーを探したら見つかりました。スペインで大ヒットを記録した文芸作品をアダルト映画コーナーに置くのはあんまりだと思います!
原作をかなり大胆に解釈しています。
ビゼーの音楽ではないというので残念だと最初は思いましたが、ストーリーや人物像が違うのでビゼーの曲ではなく哀愁漂うフラメンコが非常に効果的に使われていて、映画を盛りあけています。
この映画を見たら、男を破滅させる悪女カルメンの純粋で正直な生き方や、愛のために静かながらも追い詰めたれていくホセの姿に共感する人も多いでしょう。
パスヴェガ演じるカルメンは非常に可愛く、今までカルメンに対して私が抱いていたイメージとは異なりましたが、彼女の魅力が十分に生かされていました。
惜しみなくさらした裸体もいやらしくなく、芸術の域の美しさでした。
ホセを演じたレオナルド、アルゼンチン訛りを直すのが大変だったようですが、見事に演じて、ホセという人物像を非常に魅力的に演じていました。
又、美術や衣装もすばらしい、当時の風景を非常に丁寧に再現し、衣装も出演者を引き立たせる見事なものでした。
スペイン文化庁が最大限協力して莫大な予算で制作した映画、しかもエロシーンはそんなに過激ではないのに、アダルトコーナーにおいてはいけません!
2
「カルメン」の代表作 2008/3/18
・・
「カルメン」は1845年、仏人メリメが著した小説が原作で原点。1875年にはビゼーがオペラにしたが、仏語オペラとして定評を博するのはもう少し後のこと。最近ではアントニオ・ガデスのフラメンコでも有名になった。このように古今東西の映画、オペラ、演劇、舞踊で、あらゆるバージョンがあり、この映画もその代表作に入ると思う。情熱、官能、怒り、熱愛といったスペインの香りがムンムンで、異文化に魅せられる。