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げんしけん補完計画 2007/10/28
この作品は、原作のストーリーをうまく肉付けしていて、とても良い出来になっていると思います。例えば第2話において、原作では数ページしか描かれていない同人誌製作の時の笹原と久我山のやりとりがあるのだが、原作で描かれていなかった部分をイメージを崩さずに上手に描いています。それも結構リアルに描かれていて、久我山の同人誌製作からの逃げをうまく付け加えています。あと同人誌完成のために皆でかんづめ状態になっている場面で自分のすぐ横で寝ている荻上に対しての笹原のリアクションは、笹原の抱いている荻上への気持ちを繊細に描いていた。この作品は原作をうまく取り込み、それにアニメならではのエッセンスを加えて見事な出来に仕上げています。どちらかというと実写のドラマを意識したような作りにも見受けられ、もろアニメっぽい画なのに、常に実写の雰囲気が漂っているのはそれが理由の一つなのかもしれない。ストーリーの持っていき方も挿入歌を入れるタイミングも実写ドラマに近い。現実味溢れるオタク的青春群像劇をうまく表現している良好な作品だと思われます。
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1期の方が遊び心ありました。 2008/2/8
OPもなんかこりずぎちゃってなんのアニメとか思いました。
原作にはないところも膨らませて書いてあるらしいけど
一度みたらいいかなという感じです。
1期の方か゛を私的に好みでした。
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やっぱりオタクはやめられんわ・・・ 2007/10/20
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まずはOPの力の入り具合が凄かったり。
(作画監督はうるし原智志です。)
第2期スタートは個人的に好きな同人誌発行に関する
エピソードですね。
私も少しはコミケにサークル参加しましたが、それだけに
妙にリアルに感じさせる内容。
原稿がなかなか出来ないなんて身につまされそうです。
荻上がえらく可愛いのと咲の頼もしさが印象的。
笹原の妄想の中での律子と千尋までぬかりありません。
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アマチュアを忘れぬ同人の意義と意味 2007/11/2
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木尾士目原作/講談社月刊アフタヌーン連載
・げんしけん・TVアニメ第2期『げんしけん2』第1,2話を収録したDVD1巻です
オタクを写実的にきめ細かく捉えたテイストは健在で・変に誤魔化さず
趣味に打ち込む実直さとそれゆえの劣等感に葛藤する描写が秀抜です・
第1話・新会長のココロザシ・★★★★★
2期初っ端から同人活動を自慰行為として嘲笑する人間を盛り込み・
創作意欲と商業活動を天秤に掛ける作風に正直びっくり・
自虐的ながらも我慢し冷静な対応をする笹原の器の大きさを窺い知る1本です・
荻上の不機嫌さ・歯に衣着せぬ言動をcv.水橋かおりが見事に演じているのが好印象でした・
また・完全に1期とOVA3話分を継承した続編になっているため要注意・
第2話・会議はモメル・★★★☆☆
締め切り間際・同人漫画作成は座礁気味・いやいや出航の予定すら未定・
何かにつけて見苦しい言い訳を繰り返す作画担当・久我山と編集・笹原のいがみ合いが
創作におけるやる気と責任感の浮き沈みを捉えています・8/15のコミフェス3日目までを
日付ごとに場面を切り替え辿っていく構成が巧みで・段々切迫していく事態を
入念に描いています・勇気を出した荻上と・うだつの上がらぬ事態を一刀両断で
助力・解決する春日部姉さんのリーダーシップが秀でていたのが爽快でした・
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う~ん、さすが!! 2008/1/5
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あれれ、げんしけんって無印もあったっけ?っていうのは言い過ぎかもしれないけど、でも「2」のレベルはむちゃくちゃ高い。もちろんレベルの高さっていうのは作画的に高いってことじゃあない。それはそれで問題だけど・・・。ともかくも、無印のほうがオタク的なこゆいお話で世界観を作り、いわゆる業界ものちっくな展開でものめずらしさを誘うっていう売り方だったとしたら、それだけじゃなくてもっと根本的で切実な、オタクとして生きていくうえでののココロイキっていうようなものを真正面からテーマにしたのが「2」と言えるんじゃないのかな。大きくなりすぎちゃってゆがんじゃったオタク世界のパラサイター、ハラグーロのエピソードから「2」を始めるってところからして、前回とはちょっと違った「2」の覚悟をボクは見た。
でも、一度でも同人誌を創ったことのある人、いやいやなんでも自分たち自身でものづくりをやったことのある人ならば、この手の話はかなりイタイ。なんか自分を見てるみたいで、あぁ、こんなことあったあったとか、こういうこと言ってたやつがいたとか、こんなときこうしとけばなぁとか、思い当たるところがあるんじゃないかなぁ。かく言うボクも、おぉぉう、かなりあんなこと言ってました。っていうか今も言ってます。自分を表現するとか、クリエイティブな仕事をするってことはナマ言ってやれるもんじゃないんだよねぇ・・・。実際ハラグーロや春日部さんみたいな強引なプロデューサーがいないとなかなか・・・。おっと、部屋の隅っこで体育座り的自己嫌悪モードに入るところだった。でも、この作品はそんなことを思わせてしまうくらい、切実なオタクライフに切り込んでる。展開は早いけど、押さえるところはしっかり押さえる、見事な構成だと思う。この密度で最後まで行ったら間違いなく今年の名作のひとつになるよ。
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苦悩するオタク 2007/12/27
本アニメーションの前作は、「観察されるオタク」の話であったが、今シリーズは一転、オタクの苦悩に焦点が当てられた。そこでは、仮想空間に現実逃避しがちなオタクであるからこそ、その悩みはリアルさを増して描写される。しかし、今回も「観察者としての他者の目」が数多く導入されていることには注目したい。
また、この中で荻上の存在は秀逸だ。オタクの苦悩を描くという痛みを伴うストーリーの中で「オタクがオタクとして集中できる」妄想的なキャラを作り上げたことこそ、これはいわば一回転してさらにオタクの衆目を引く。
話を苦悩するオタクに移すと、オタクの浸る世界とは、みな誰もが浸る妄想世界であり虚無であるが、しかし、そこにも存在の確かさ、充足や喜びという「確かな」情動が存在していることに、この作品はフィクションを用いつつ確かめようとしている。