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ファーストが何故エポックメイキングだったのかを思い起こさせる良作 2006/6/25
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ジオン軍技術試験隊に所属する主人公の目から見た一年戦争の裏面史。
戦争はいよいよ終局、宇宙要塞ソロモンは陥落しサイド3のジオン本国を守る防衛拠点はア・バア・クーとグラナダのみ。ジオン軍にもはや余剰戦力を残しておく余裕は無く、技術試験を目的とした試験支援艦ヨーツンヘイムも否応なく戦場の最前線に駆り出されていきます。
前巻までは主に「敗北者」達の物語だったのですが、今巻は危機的状況の祖国を救うべく立ち上がった若き学徒兵達の物語です。技術試験をすっ飛ばして制式化された決戦用量産兵器"オッゴ"と廉価版大量生産戦闘ポッド"ボール"、ジオン・連邦共になりふりかまわず数だけ揃えた量産機に・育成の間に合っていない未熟な学徒兵を押し込んで最前線に送り出さなければならない。そんな逼迫した状況下におけるエルヴィン・キャディラック曹長を筆頭とした学徒兵たちの救国の念に燃える思いや、彼らを送り出さなければならない大人たちの葛藤が非常にリアルに描き出されています。このようなリアリティを出すために・細部までとことんこだわって設定されていたのがファーストガンダムであり、だからこそ25年以上経た現在でもその設定を活かした作品を産み出す事が出来る。ガンダムと言う作品の真髄がここにあると感じられます。
また今作は人物描写も秀逸。エルヴィンとマイの会話やモニクとカスペンのやり取りなどそれぞれのキャラクター性が良く出ていたシーンだと思います。そしてなによりラストのモニクの形相、3DCGで描かれたキャラに恐怖を感じたのは正直初めてです。いやぁ次巻が気になってしょうがない引きですね。
オッゴは2Dだと非常にしょぼいメカになってしまうだろうし、ゲルググの着艦シーンなどは3DCGならではのカッコ良さが感じられました。人物や巨大メカの表現にまだまだ難を感じるものの、3DCGの魅力も引き出されてきていると言った印象ですね。
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敵味方の無名戦士へ捧ぐ 2006/8/6
やるとは思っていましたが、やはりやったという気持ちです。オリジナル作品でも当時、短いカットであったにもかかわらずかなりのインパクトを与えていた「学徒兵」ですね。決戦兵器とは名ばかりのモビルポットに年端も行かぬ学生を乗せて押し寄せる連邦軍に立ち向かわなければならない状況は、WW2の日本軍やドイツのヒトラーユーゲントがモデルなのは言うまでもありませんが、オッゴへの搭乗シーンや宇宙を飛ぶ棺桶同然の機体に乗りながら「宇宙で一番大事な機体ですから。」と言ってみせる少年兵等、憎いほど見事な演出がしてあります。一方、連邦軍は質の低い軍人の寄せ集めか、単なる仇役にしか見えませんが、勝ち負けに関係なく戦時に再編成される軍隊というものが駒数を揃えるために促成訓練された民間人の寄せ集めであるという事実を知っていれば(因みに末期の日本軍の場合将校の2/3.兵士の4/5が予備役等の召集、連邦宇宙軍は一度壊滅しているので似たようなものでしょう。当然月面へのおとりなどは失っても惜しくない寄せ集めが送られる。)なかなか出撃しないボール小隊やそのボールを戦場に投機して反転したサラミスの乗員達の半ばヤケッパチな行動も自分達が使い捨てにされているのだという事が分っているからこそといえるのではないでしょうか?
そうしたことを踏まえて連邦軍が描かれているのならこの作品は戦争映画としてもかなりのレベルを持った作品であるといえると思います。
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最高っス 2006/5/5
連邦軍の「星一号作戦」が進行し、戦いの舞台は月の裏側へと移行する中、総帥府は連邦軍の次なる目標は宇宙要塞「ア・バオア・クー」と判断。ア・バオア・クー宙域へと進軍する連邦軍艦隊。
これに対抗すべくジオン本国から出航するジオン艦隊。艦隊は本国にはほとんど残っていなかった。
第603技術試験隊にもア・バオア・クー参集の命が下る。戦況が悪化している最中、駆逐モビルポッド「オッゴ」の実戦での評価試験が新たなる任務である。事実上、評価試験どころでは無くなっていたのだ。
大量のオッゴがヨーツンヘイムに搬入され、整備中に1機のゲルググが着艦する。ヘルベルト・フォン・カスペン大佐である。カスペン大佐はヨーツンヘイムに到着後、ア・バオア・クー防衛司令部の命令を伝達する、第603技術試験隊がカスペン戦闘大隊に編入された事である。
それと同時にヨーツンヘイムに司令部からオッゴのパイロットたちが配属された。実戦経験が皆無に等しい年少兵が多数配属されたのだ。数多くの年少兵の中に、自らカスペン大佐の前に出て志願した決意を表す年少兵がいた。
エルヴィン・キャディラック曹長、モニク・キャディラック特務大尉の弟である。
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手に汗握る人間ドラマ 2006/6/26
大人でも楽しめるアニメーションの先駆けは「宇宙戦艦ヤマト」など松本零士ワールドとするなら、「機動戦士ガンダム」はリアルさの追求と同時に、シニカルで冷徹なストーリー設定をアニメーションに持ち込んだ作品と言えます。主人公はじめ、正義感溢れる登場人物が存在せず、いわゆるヒーローが存在しない。敵も見方も希薄でギスギスした人間関係で成り立つ。松本零士ワールドに出てくる、夢と信念を持つ、いわゆる「熱い」キャラクターが出てこないのがガンダムワールド。そのよう中でこの「MS IGLOO」シリーズは、登場人物がすべて等身大で、戦争という中で悲しくも熱く生きる人たちが描かれている。ある意味演出がガンダムワールドらしくないのが非常に良い。「機動戦士ガンダム」のように、すべてリアルな設定の中で、主人公のロボットだけが非現実的に強すぎるというアンバランスさがまったく無い。ガンダムオタクではない、一般の人向けに出来ている作品である。今回もストーリー、演出、映像、すべて非常に高い評価ができる作品である。
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ジオンの独立を願って 2006/7/15
戦争が悪化して学徒兵まで繰り出される・・・
それでもジオンの独立を信じて戦う・・・
手塚先生の「アドルフに告ぐ」を連想させるような作品
個人的にはもう少し学徒兵たちとの本音を含めたやり取り
があると情がもっと入れてもっと良かったと思うが
30分という時間を考えると
あの設定でいくしかなかったのかな?
なにはともあれこれまた良い作品です。
学徒兵が18でこの時アムロは15歳 シャアは20歳
なんてことを思い出すのはタブーです。
イグルはイグルとしての作品ですから他を思い出さない
ようにしましょう。
それにしても
毎回連邦軍が北斗のモヒカンのような口調なのは笑ってしまう。
まぁ戦場ってこんなのかな?
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今日のその時がやってまいりました(松○アナウンサー調で) 2006/5/18
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いよいよ、ア・バオア・クー戦を舞台とする物語。終わりの始まりです。
われらが603評価試験隊はいよいよ実戦部隊に取り込まれます。
悲運の名機MS-14『ゲルググ』と機動試験対象のポッド『オッゴ』が登場。
タカビーなキャディラック特務大尉の弟も出てくるとなれば、
人間模様の織り成す悲哀がまたまた浮かび上がってきそうです。
「悲しいけど、これ戦争なのよね」とのたまった
某コア・ブースター乗りの言葉が脳裏に浮かんでくるのは何故でしょう。
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いやー最高! 2006/6/27
ア・バオアクーでの戦闘シーンが603試験中隊視点で描かれており
アムロ・レイ、シャア・アズナブル等のニュータイプが一切登場せず
軍隊としてのジオンが前面に出ておりgoodです。
最期のシーンのオッゴ対ボールでの『無駄死にはするな』は感動です。
一年戦争ファンにはgoodだと思います。
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公国の存亡にかける学徒兵の想い 2006/6/25
ソロモン戦で多数のベテラン兵を失ったジオン公国、補充される兵士は基礎訓練を終わったばかりの学徒兵だった・・・
周りの熱狂に同調し志願するが、初めての実戦で”死”の恐怖に陥ってしまう少年・・・
最終防衛戦の局面に投入される学徒兵の姿を見ていると、まるで過去の日本のようでもある。
ただ残念なのは、以前の3部作に比べると開発時間の問題なのか多少作品が粗くなっているので星を4としました。
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かっこ悪いけど・・・かっこ良い・! 2006/7/30
モビルポット・・・なかなか泣かせる兵器ですね。
でも、むき出しのモノアイや見た事があるマシンガンなど、急造品の
雰囲気は最高!メカ好きならなお更ですね。
シリーズに共通して言える事ですが、1年戦争のサブストーリの為に
主役級のMSの登場が少ないのがチョット残念。
ファンとしてはもう少し1年戦争のメインストーリとクロスオーバー
してほしい所です。
本作品も単なる「ガンダム物」で終わる事無く「これが戦争か!」と
感じさせる、戦いの記録です。
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学徒兵と大佐とボール 2006/10/28
今までの1年戦争物で「公国学徒兵」をあつかったものがほとんどなかったのでそーゆう意味で良いツボを突いてくれました。
ただもうちょっとカスペン大佐と学徒兵達とのカラミのシーンが欲しかったかも。
そうそう、「オッゴ」もいい味出してるこの作品、実は今まで1つの作品にこれだけ「ボール」が長時間出演してるガンダム作品て無いんじゃないでしょうか・・
イグルー好きな人以外にも『ボール大好き☆』な人にもオススメできる作品だと思います。