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新しい映像表現への試み 2007/10/21
原作ゲームの後編が出る前にアニメを挟み、
新たなファンを獲得しよう、というのがminoriの戦略でしょう。
ゲームの方は、グラフィックの評価は高いわりにゲームその物の評判はあまり宜しくないようで、
アニメ化に当たって単純に美しい映像で表現するだけでは、評価の挽回は難しいものと思われます。
そのためか、テレビアニメでは非常に演出に拘った心理描写で勝負を掛けているようです。
絶望先生のように遊び心が中心となっているわけではなく、
むしろシリアスな描写を行うためには、味のある斬新で効果的な方法だと思います。
登場人物の内面を、ストーリーだけでなく細かい映像一つ一つで表現することによって、
実に魅力的で奥行き感のある世界を創造することに成功しているのではないでしょうか。
OPが良い例です。一切の背景を用いずに、ベタ塗りだらけのキャラ動画でefの世界を内側から巧妙に築いています。
それでいて本編には、新海氏を彷彿させる美しい遠景描写もふんだんに盛り込まれており、
情景コントロールが実に素晴らしいと思いました。
様々なエフェクトや一般にはタブーと思われていたブレンドモードをも駆使し、
デジタル制作ならではの新しいアニメーション表現への挑戦とも取れるのではないでしょうか。
私は一視聴者として、アニメ界に新しい風を吹かせようとする
シャフトのこの姿勢を大いに評価したいと思います。
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心理描写と結びついた秀逸な視覚演出。 2007/10/24
演出過剰だから純粋な恋愛が描けないなんてことはないでしょう。「純粋」というのは感情の質の話でしょう。
演出の仕方に「混ざり物が多すぎる」(実際はその評価も疑問なんですが)といって否定するのは詭弁、論理の
すり替えです。まあ、相応しい演出方法ではないと言いたいのでしょうが、そうは思えないというのが私の感想
です。シャフト作品特有の演出傾向はここでも踏襲され、見ようによってはワンパターンと言えるでしょう。オ
ープニングなんて「ぱにぽにだっしゅ」かと思ってしまいます。因みに私は「ぱにぽにだっしゅ」は好きなんで
すが、「ef」についても癖の強いシャフト作品の中にあって好感が持てます。まだ数話を見たきりですからそ
の評価は未知数ですが期待は高いです。少なくとも「ぱにぽに」以後作られた「ネギま!?」「ひだまりスケッ
チ」「さよなら絶望先生」と比べ、内容と演出方法の相克を最も感じないのが「ef」であり、シャフト流演出
の集大成がここにあります。雰囲気とか世界観を視覚演出によって盛り上げることに成功しているのは「ef」
です。少年期の内面をとおして見える世界の特徴として、静けさ、光と影(コントラスト)、空の高さ、他人と
の距離、世界の中心の在不在といった感覚や、人口密度が低く他者とのやりとりにおける一方通行な感じなど、
センスのよい脚本とヴィジュアル演出は相乗的に生かし合っている。丁寧な風景描写は作品の核になっていて、
外堀を固めるように手抜きを感じさせません。ロングショットや俯瞰描写などを織りまぜながら、克明な描写と
省略のコントラストで描かれる影絵のような視覚演出は、主人公たちの内面に照らした頼りない少年期の寂寥感
を効果的に醸しています。過去作品で意義を感じさせなかった遊び感覚の強いスタイリッシュな絵作りは本作で
心理描写と結びついて、少女マンガのコマ割りを動画と融合させんとするような革新を私は読み取ります。
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まだ途中ですが・・・ 2007/12/2
まだ9話までしかみてないので最後どうなるかはわかりませんが・・・
これが現段階での自分の評価です。
原作はプレイしていて、雰囲気が好きだったのでアニメもみてみることにしたんですが・・・
これ、1、2話で切ってる人は本当にもったいないと思う・・・
こんな見るのが待ち遠しいアニメは初めてです。
原作とは違う部分もありますが、それはまあそんなに気になりませんでした。
しかしいちいち演出がいい・・・空気を書けるというか・・・
背景で、場面を演出してるのが見事だと思います。
どの場面も、背景が雰囲気を作り出しているんですよね・・・
今までアニメで鳥肌って言うのはあまり体験したことがありませんでした。
でもefが後半になってからは毎週鳥肌立ってます・・・
特に蓮冶と千尋の話。
火村さんの言うことはとても深くて、人の内面を抉ります。
あの演出が大好きです・・・
でも確かに人は選ぶかもしれませんね。
これは群像劇であって、ファンタジーものみたいな派手さはありませんし、
どのキャラも人間臭さがあるので、人間の弱い面もバリバリ出してきます。
そのリアルさを受け入れられるかがカギかもしれません。
それとアニメに深さを求めるかですよね。
この作品、背景のひとつひとつにさまざまなメッセージが込められていて、深い話が好きな自分みたいな人はホントはまるんですが、
アニメにそこまで求めてない、純粋に楽しむだけがいいって人には、演出過剰にみえるかもしれません。
key作品みたいな派手に泣ける作品ではなく、
心の奥に訴えてくるというか・・・ぞくっとくるというか・・・うまく言えませんけどそんな魅力がこの作品にはあります。
静かな感動って感じでしょうか・・・?
まあとにかく、自分はとてもこの作品を評価したいです
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原作至上主義者は損をする 2007/12/1
物語には様々な解釈があります。シャフトがアニメ化するにあたりそこに一つの解釈が生まれる。描きたいものが選び取られる。原作がどうだからとかそんなことはまったく愚の骨頂です。なぜそれが分からないのでしょうか? 作り手の思いは思いとしてあっていいし、受け手にも自分にとって有効な解釈がなされてしかるべきです。私たちがこのアニメを見てどう感じるかその感じ方が様々であるように、原作をどうアニメ化するかということも制作側の視点に委ねられているのは当然のことです。こうでなければならないなどと誰が言えるでしょう。なぜあなたが答えを決めそれを他人に押しつけようとするのでしょう? 「お世辞にも素晴らしいとはいえない」とか「お勧めできない」とか断定するのは時期尚早ではないでしょうか? 非難することも否定することも自由ではありますが、あなたが原作を最後まで読んで、その原作と比べたいというならまずアニメも最後まで見るべきです。少なくともそこからしかフェアな視点は生まれません。この作品に限った話ではありませんが、どうも原作を持ち出して別媒体へ焼き直された作品を否定的に捉える人の意見というのは、非常に独善的で排他的です。それはその人にとって損なことですし、もっと柔軟な視点でものを見るほうが賢明だと思います。
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テンポがすごく良いです 2007/10/21
ストーリーは原作を知らないですし、これからどうなるのか楽しみなのでノータッチでテンポと演出のレビューをしたいと思います
普段いわゆる「美少女恋愛アニメ」を見ない自分でもこのアニメには惹きつけられるものがありました
まずテンポ、自分の中で一番重点視している部分ですがこれがまた良いです
音で言うとドンドンドンドン・・・・・・パァーンとリズム良く昇り、そして微塵も無く弾ける様な感覚
また魅せ方も上手いです
コロコロと変わる色やタッチでその場その場の空間、または感情を視覚的に表現
それによって、このアニメはモノノ怪もそうでしたが
新感覚といいますか表現の幅を広げたアーティスティックなアニメになっていると思います
エンディングもどこか古臭くて新しくて、復刻版70's映像みたいな感覚で良いです
ですので普段は観る事の無いジャンルの方でも案外楽しめて観れるかもしれませんよ
勝手な見解ですが2話まで観たら続けて観るか止めるか答えは出るかと・・・なんて
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素敵な仕上がり 2007/10/19
1・2話共に作画がすごく綺麗で、物語もすごい大切に1話、1話丁寧に描かれていて
とても感動する仕上がりになっています。
その中でも青空・夕日・夜空など空がとっても綺麗で見とれてしまうほどです!!
ストーリーも2つの恋模様が同時進行しており、この2つのストーリーがどういう風に
繋がっていくのかとても惹かれました!!
2話はストーリーの終わりからEDへの繋げ方がまさに神業と言っていいほどの仕上がりで
見ていて思わず鳥肌が立ってしまうほどです!!
演出も物語りも何もかもが引き付けられるような作品です。
素敵で不思議な恋物語を見てみたい方にはこの作品をおすすめします☆
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こういう作品があってもいいとと思う。 2007/11/2
演出について賛否両論が分かれているこの作品ですが、私はとても素晴らしい作品だと思います。
特にゴースト表現や、色温度(ホワイトバランス)の解釈はとても新しい試みが見て取れます。
夕方のシーンなどは一見の価値があるといえるでしょう。
同じ背景でも、シーンによってゴーストの描写を変えたりと、光表現へのかなりのこだわりが垣間見られます。
その他にも、人物の特徴によってモノクロを多用した表現を入れたりと、細かな演出が光ります。
確かに演出過多と言われればそれまでですが、こういう挑戦的な作品があってもいいのではないでしょうか。
おそらく京○アニメーションさんが作るような王道アニメが好きな人には、こういう演出がうざったくてしょうがないのかもしれません。
逆に京○アニメーション作品に飽きた方や、それらの作品群が嫌いな方に見てほしいです。
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好き嫌いは別れる。 2007/11/17
正直、最初は期待していなかった。個人的に、七尾絵目当てで見た某アニメとかは、結局惰性だけで見る事になるようなモノが多かったから。というより、昨今のギャルゲ原作アニメを「とりあえず見るか」でなく、「早く続き観てぇ!」と感じながら視聴する事なんてもう殆ど無かったのである、個人的には。そして惰性で見るアニメなんてモノは、大抵スタッフも惰性で作ってそうな気がしてきて、その気分やバイトが包んでよこす○クドのチーズバーガーを「これプレゼント!」て顔だけは美人のヒロインに手渡される気分なのである。
話が逸れた。ef1話。初めて見た時、衝撃を受けた!…という程ではなかった。が、何か妙な違和感を感じた。シーン毎に妙に変わる色使い等の、妙に凝った演出。スタッフを見て納得、シャフトに新房監修。ぱにぽに以降の新房しか知らない私としては、こういう単純なストーリーであの演出がはまるのか興味が出た。そして今の所、私はその演出が為にこのアニメに惹かれ、日々「早く続き観てぇ!」とか呟きつつTVの前に坐っている。
ただ、その演出故か賛否両論、むしろ私の知り合いの中では「否」が多い位の好き嫌いを生み出している。理由は色々有るだろうが、その一つに「視聴者が行間をどう捉えるか」が有ると思う。演出過剰、として捉えるか、それを深読みするか。これはもう、個々の捉え方次第。例えば私は「今の色の変化はどういう意図?」とか、「この英語、同じ文章?」とかそりゃもう一々チェックしてる。要するに、無駄に考え込みたがる妄想系の人種には格好の材料なんである。
逆に、頭カラッポで楽しみたいという方々、というよりアニメ位素直に見せろやボケ、という人種にはどう考えても表現の押し付けであり、大して面白くない若しくは無駄にあざとい(文字の使い方も実際エヴァっぽいし)作品にしか見えないのである。そして、事実その意見も間違っていない。
まぁ私としては、その辺に転がってるチーズバーガーよりは良いじゃないの、と思いたい。後、モノノ怪とかと違って、視聴者層(の期待)を絞らなかった所も(七尾絵原作なんだし)ある意味間違いと言えなくもない。分類的にはラブコメなんだろうし、コレ。
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僕はむしろこの演出は… 2007/10/28
新鮮だなと思いました。新鮮と言うか、斬新と言ったほうがいいかな?
確かにウザイと感じる部分はありますし、演出過多なところも見受けられます。
ですが、原作をただ動画にしただけのアニメや、演出のないアニメを見せられる辛さに
比べればこのくらいは許容範囲かと。
アニメには「アニメ」にしかできない「演出」というのがありますからね。
さて、DVDを購入するかどうかですが、とりあえず1巻は特典欲しさに購入するとして、
それ以降は検討中。
と、こんなん出ましたが?
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今期では最高 2007/12/5
原作については、ありがちな三流恋愛エロゲームという認識しかなく、
タイトルだけは聞いたことがある、という程度で全く眼中になかったのですが、
つけっ放しにしていたTVで流れているのを何とはなしに見て、ハマりました。
第1話の時点でこれほど引き込まれた作品は、ここ数年ではありませんでした。
複数の男女全員にスポットを当てながら話がバラバラにならず、
徐々に伏線が絡み合っていく様は見ていてとても面白いですし、
OP・ED始め各シーンの見せ方も、若干凝り過ぎの感はあるものの、上手いですね。
8話まで見終わりましたが、この先どのように話が完結へ向かうのか非常に楽しみです。
久々に文句なしの満点で。