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efは千尋のためだけにある 2008/2/25
このアニメは記憶を失う病気となった千尋をどうやったら救うことができるのか?
というのがテーマの感動の名作です。
途中でときどきみやことかいうヤンデレの頭のおかしな子と漫画家の話が出てきますが、
早送りして飛ばしてしまっても問題ありません。
特にみやこと漫画家のベッドシーンは見ていて非常に不快になるので注意です。
しかし、それを補ってあまりあるくらい、千尋のストーリーがすばらしすぎる。
記憶障害の話は、アルジャーノンに花束をなど、さまざまな作品で出てくるので今更感もあるかもしれませんが、
そのような類似のテーマを扱ったような作品は古今東西どこにでもあります。
問題は、いかにそのテーマですばらしいものを作れるかですが、efは成功例の一つでしょう。
このefは記憶障害の鎖から解き放つ愛のテーマを実に美しくまとめており、日本のエンターテイメントの底力を感じます。
千尋を救い、鎖から解き放つ方法、それは、13時間もの時間があれば決して忘れることができないくらいの想いで包み込むことでした。
「13時間って長すぎます」
13時間を永遠に続くほどの長さに変えたというこの言葉が、彼女を救い出し、彼女を繋ぎとめていた鎖を引きちぎった瞬間の言葉でした。
鳥肌の立つ一言です。
バッドエンドで悲劇にしてしまったらあまりにも安っぽくて駄作になったでしょうが、
ハッピーエンドにして、この言葉を選び、鎖を引きちぎった瞬間を見事に表現した構成、脚本、演出、作画はすばらしいの一言です。
千尋への庇護欲満足度120%達成です。
早く千尋と結婚したい。
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さよならの贈り物 2008/3/20
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minori原作のTVアニメ・ef -a tale of memories.・第11,12話を収録したDVD6巻です・
アニメというには断片的で斬新なプロモのような表現技法に惹き込まれます・
淡くしっとりした音楽・叙情的に魅せる夢うつつの雰囲気に酔いしれたい方に
お薦めの映像美に溢れています・動きを抑え・儚い表現力を突き詰めたスタイリッシュな作風です・
11.・ever forever・★★★☆☆6/10点
新海誠・映像協力により・まるで舞台の照明効果のような光と空の変幻自在ぶりに
感嘆させられます・特に月を平面にし・後光のようなありえないレイアウトで捉えた
描写が素晴らしく・千尋の別れの決意をさらに悲しく美しく演出しています
自ら停滞することこそ・彼女が12歳から成長していない現実を皮肉っているように
感じられました・放棄は逃避で・って・自己満足の典型に過ぎませんよ・・・
12.・love・★★★☆☆6/10点
相手を想うがゆえの忘却・自分の障害を熟知したうえでの怒りにも似た悲壮な葛藤と決断が
胸を締め付け・走り走りひたすら走り・喰らい突く意固地なまでの想いが変える
感動のドラマに仕上がっています・正直エピローグが強引すぎるのが実に残念・
あと3話ほど追加して6人の行方をもっとじっくり流して欲しかったですね・
足りない部分を支えあい・己の殻を破る自発的な意思を象徴する新OPと・
流れにまかせ・・るがままに進む紙飛行機をまだ見えぬ未来と重ねる演出が印象的でした・
完全に対個人の小さな世界観で描かれている点と・男性主観で捉えた恋愛要素は
やや突拍子が強く賛否が割れるでしょうか・ただその小ささを逆手にとって・
大空の雄大さを要所要所で心理描写に豪快に取り込んだのは実に見事・
原作未完部分含めた先行映像化とはいえ・逆に原作を食ってしまう程に
芸術的な映像美が訴えかけるモノの比重の重みが素晴らしく衝撃的な作品でした・