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ペーパー・ムーン スペシャル・コレクターズ・エディションのレビュー

どこをとっても満点!  2006/3/21

・・ ひょんなことから昔のガールフレンドが遺した一人娘を預かる羽目になってしまった詐欺師。お荷物だと思っていたけれど子供は意外にしっかりちゃっかりしていて、何と自分より詐欺師の才能アリ。いいかげんでどうしようもない男と、恐ろしくしたたかで頭が切れる少女が、何だかんだ言いつつも詐欺の旅を進めていくロード・ムービーです。 この映画の見所は、何といってもアディ。天才的な詐欺師もさることながら、詐欺師モーゼを父親と見ているような、恋人の気分でいるような、微妙な間隔が何ともいえません。子供らしさの中にも、ちらっ、ちらっと「女」を感じさせる部分が見え隠れして、存在感ある演技に圧倒されました。 白黒だけど爽快感あふれる画面や、ノスタルジック満点の雰囲気など、どこをとってもお見事。何度見ても、詐欺師コンビ、良き相棒、そして親子かもしれない2人の姿に目尻が下がります。



70年代を代表するウエルメイドなコメディだが、R?オニールの“今”を思うと哀しい。  2007/2/13

・・  近頃、ハリウッドでは、540億もの遺産を巡って渦中の元プレイメイトが怪死した話題で持ちきりだそうであるが、私にとっては、ライアン・オニールが実の息子に発砲、傷害容疑で逮捕された事の方がショックな出来事だった。近年こそすっかりご無沙汰の感があるが、私が映画を観始めた70年代、オニールはハリウッドを代表する人気スターであった。そして、彼が息子ならぬ実の娘のテイタムと仲睦ましく共演し、映画も大ヒット、ファンの間では今も人気の高いのが今作だ。モノクロ・スタンダードの様式に、ニューシネマの撮影手法(カメラマンは、「イージーライダー」のラズロ・コヴァックス!)を採り入れた上での1930年代のアメリカを忠実に再現してみせたこの映画は、全編、粋で軽妙洒脱でウエルメイドなコメディで今観ても色褪せない魅力を持っているが、今作のオニールはしがない詐欺師を好演したものの、お茶目でしたたかでファニーな9歳のテイタムに、完全に食われてしまっていた。以下、映画の内容とは全く相容れない部分であるが、特典映像で監督のピーター・ボグダノビッチが自嘲気味に語っていたように、オスカーにノミネートすらされなかった事実が、2人にとって、その後の長き低迷と不幸な事件(ボグダノビッチも、後に恋人が射殺されるというスキャンダルに見舞われる)を招いたケチのつき始めになったような気がするのは曲解に過ぎるだろうか。



親子(?)ロード?ムービーの傑作  2007/8/19

・・  「ラスト・ショー」で高い評価を得たピーター・ボグダノヴィッチ監督の最高傑作。小悪党のライアン・オニールと頭のいいおしゃまなテイタム・オニールの凸凹コンビの一種のロード・ムービー。詐欺をするための偽の親子の二人が一緒に旅をするうちに本当の親子のようなつながりを持てるようになるという単純なお話なんですが、テイタム・オニールの存在感が抜群です。つり銭詐欺の軽快さ、何気なくタバコをふかしている場面の面白さ、詐欺に行った家の内装や住人の服装から貧富を判断して、貧乏人からはお金をとらず金持ちからは多くお金を出させるところも良かったし、彼女が持っていた小さい箱も可愛らしかった。話もテンポよく進行し、見ている最中は大笑い、最後の終わり方もホロリとさせてくれて見終わってほのぼのする映画です。紙で作った偽者(張りぼて)の月というタイトルとその主題歌もよかったし、カラーでなく白黒で撮影されている意図も成功している。  残念なことにボグダノヴィッチ監督はこの映画で才能を使いきってしまったのか、その後は駄作ばかり撮る監督になってしまいました。テイタム・オニールもこの作品でアカデミー賞受賞後は振るわなくなってしまい、名子役は大成せずのジンクス通りになってしまいました。  何故かこの映画は一般的には佳作程度の評価で名作扱いされていないのですが、万人にお勧めの傑作です。



テイタム?オニール可愛い!  2006/9/16

・・ テイタム・オニールが8歳でアカデミー賞を取った記念的作品。「子役が大人を食う」という話があるけれど、テイタムが全て。可愛いし、演技うまい。天才子役の名を欲しいままにしていたけれど、凄いよね。 主題歌のペーパー・ムーンも最高です。あえて白黒で撮影した映像が抜群。なつかしい様な、不思議な雰囲気です。未見の方は是非一度ご覧下さい。



ほんとは星10個!  2007/4/15

星10個でも足りないぐらいの傑作です。主人公の少女はロッタちゃんのような可愛らしさもあり、レオンに出てくるマチルダのように大人をびっくりさせるほどの度胸の良さもあります。実際の親子が共演しているというだけあって息はぴったり。 ペーパームーンというタイトルにもセンスの良さを感じます。ずっと2人の旅が終わらないといいなぁと見終わった後心が穏やかになります。



遠くの親戚より近くの他人  2007/9/22

この映画のキャッチフレーズ、~信じあえば、愛し合えば、助けあえば、紙のお月様だって、ほら!本物に見えるでしょ~。ここでの紙のお月様とは、縁もゆかりも無いまま知り合った、アディ(テイタム)とモーゼ(ライアン)の間柄のこと。初めは単なる義務感で行動していた二人が、仕事上(?)で少しずつ信頼し合い、そしてやがて本物の親子のような愛が生まれていきます。それが本当の(親戚からの)愛に勝てるかどうかは観てのお楽しみですが、最後の最後には、感激の涙とともにこのキャッチフレーズを思い出さずにはいられないでしょう。ことわざにある「遠くの親戚より近くの他人」を地で行く物語とも言えるでしょうか。 この映画は‘73年当時としては珍しいモノクロ映画ですが、軽快なテーマ曲を初めとする、当時のヒット曲が流れ、‘30年代の雰囲気を盛り上げてくれます。また、モーゼに一歩も引かないアディの詐欺師ぶりが何とも微笑ましく、彼女はこの映画で史上最年少のアカデミー助演賞を受賞しました。役割的にはむしろ主演女優といっていいほどの存在感だったと思います。 テイタムはその後一躍人気スターとなり、「がんばれ!ベアーズ」や「リトル・ダーリング」等に出演していくのですが、80年代以降はやがてその名前も忘れられていったようです。個人的にはお気に入りの女優だったのに惜しい限りでした。



100点です  2008/2/16

 どこをとってもよくできた映画だ。モノクロ画面も1930年代の暗い時代にぴったり。詐欺師のライアン・オニールが孤児のテイタム・オニールを親戚に送りとどける、というロードムービーである。その道中が詐欺行脚。天衣無縫のテイタムの鮮やかな詐欺の手口、彼女に振りまわされるライアンの困ったような表情。  ふたりがぶつかる山場がふたつある。ライアンがデカパイのマデリン・カーンによろめく場面はコメディタッチで。ウイスキー密売人から金をだましとって、保安官に追われるくだりはロングショットでスリリングに描く。  テイタムを親戚にとどけたあとも、ライアンは彼女を待っている。と、テイタムがとおく姿をみせて追ってくる。ふたりの前につづく長い白い道。ラストシーンは感動的だ



印象に残る面白さ☆  2007/5/5

まず子役のコが最高でした。子供特有の可愛さや情緒を押し出したものではなく、この映画の魅力、雰囲気そのものになっています。キュートでクールで、すこし哀しい特別な9才の女の子になっていました。 そして主役二人のテンポや間のいい会話、センスを刺激されるセリフ回しがたまらない雰囲気を作っています。穏やかに淡々と流れていきますが、エピソードやシーン毎がしっかりと立っていて退屈になるような事はありません。無駄を一切感じない楽しさがありました。 古い映画ですがむしろ新鮮に感じます。決して刺激の強い映像、奇異なストーリーではありませんが、あまり他に類のない印象を与えてくれる特別な映画です。最期のシーンはすがすがしく美しいです。 二人の関係は本物になっていましたね☆



最高傑作  2007/9/22

何回見てもやっぱり良いです 詐欺師のモーゼと9歳にして既に煙草をすっている 孤児のアディそんな二人が旅をしていくという映画で昔の映画だけあってモノクロですが その映像が映画とあっていて良いまったく時間を感じさせないし見ていて気持ち良いし 見終わった後も本当に良い気持ちになります何度でも見たい良い映画です



いいですね  2007/12/18

ダウンタウンのまっちゃんが薦めていたので観ました。 さすがに良かったです。 何回も観れる映画



名作中の名作  2008/2/17

この映画は、昔、ビデオで何度も見ました。詳しい内容は、自分で見てくださいって感じなんで書きませんが、笑わせどころ、泣かせどころが、程よくミックスされてて、まさに古き良き云々・・です。 こんな素晴らしい映画のDVDが、こんなに安く買える時代に感謝ですね(笑)



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