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ナチへの怒りと、ユダヤ人の虐げられた悲しみは理解出来るが、、、。 2006/4/5
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自らユダヤ人であるとの出自を胸に、冷徹なカメラ・アイと、激越なメッセージを以って撮り上げた、言わずとしれたスピルバーグ渾身の力作。公開当時、大味な大作が続いていた彼の、初期の才気溢れるシャープさを彷彿させるサスペンス&ユーモアの切れ味の見事さに、大いに唸らされる。例えば、老練工に向けられながら、引き金を引けども引けども発射されない拳銃、誤ってアウシュビッツに送られてしまった女性たちに蔓延する“恐怖”のイメージと、ガス室での不気味なノズル孔、当人たちは露知らぬまま収容所に送られ、二度と主たちのもとには返る事がないと思わせるスーツケースの山から探し出されたであろう、金、銀といった装飾品を機械的に解体する手のクローズアップ、或いは、両親を救いたい一心で日々嘆願する女性を、ガラス越しに見下ろすシンドラーの表情の変化、、、と、そのケレン味ある演出の巧さは枚挙の暇もない。全編を覆う緊迫感の中、最も印象的なのは、やはりホロコーストの描写であって、尊厳を収奪し、人間をモノ以下としてしか扱わず、その唐突に繰り返される殺戮と夥しい死者の群れは、正に阿鼻叫喚の地獄絵図とも言うべき凄惨さであるが、ナチス・ドイツの極悪性とユダヤ人の受難と哀惜を想う気持ちは揺るがぬものの、その後エルサレムに渡り、イスラエルを建国し、パレスチナ人たちに対して、程度の違いはあれ、“同様”の迫害を行ったユダヤ人たちを見る時、人間の持つ底知れぬ残虐性と原罪を感じてしまう。
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私が一番感銘を受けた映画 2007/5/17
何度見ても泣けます
内容についてはみなさんが書かれている通りなので省かせていただきますmm
白黒映像ですが一色だけ色が付きます。
はじめはユダヤ人にほとんど興味なんか無かったシンドラー。
しかし、その一部の色彩で表現されている人物との間接的な関わりで
次第にシンドラーに変化が...
スタッフロール直前に役者と実際の人物が登場し
シンドラーのお墓に石を置いていくシーンがあるんですが。
最後に遠いシルエットでシンドラー役の人が
1人でお墓の前に立つシーンの演出が最高にいいと思います。
それと、テーマ曲が最高!!聞いただけで泣けます!!
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秀逸な作品 2006/7/10
ホロコーストを扱った作品の中では最もインパクトのある映画です。
そもそも、全てのドイツ人がユダヤ人を虐待していた訳ではない。ドイツ人の中でもユダヤ人を救ったり、あるいは次第にあまりの悲惨さに良心の呵責を感じて、私財や自分の命を投じてまで彼らを救ったという事実が会ったと言うことを、この映画によって世間に知られるようになったことは良かったように思います。
ただ、どういうことか、ドイツ語で語られる部分の字幕が入っていなかったり、吹き替えがなされていない点が気がかりでなりません。
あまりにも口汚い言葉もありますが、中には人間味のあることも言っているのに、なんで、その部分だけが日本語にならないのか、それが不思議でたまりません。
それが唯一の難点と言った以外は素晴らしい映画ではないかと思います。
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シンドラーのリスト 2007/3/21
ナチスという強大な組織に、表面上は従順をよそおいながら
も悠然と挑戦し、多くのユダヤ人の命を救った男の物語です。
シンドラーは決して情熱的なヒーローでなく、主人公を
演じるリアム・ニーソンがどことなく胡散臭い風貌をして
いるのがリアリティを感じさせます。クールでスマートな
金持ちであるシンドラーが、百万マルクの金を使って千二百人
の命を救います。
スッカラカンになっても奢らないでクールに振舞うシンドラー、
なけなしの金歯を加工して作った指輪を彼に贈る、自由を手に
したユダヤ人たち。
感謝や安堵、悲しみ空虚感などさまざまな思いが胸を熱くさせます。
また、白黒映画の中で、一人赤い服を着た少女が登場する
シーンは強く印象に残ります。全体にわたり表現方法が巧み
だと思いました。
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肝心な点が分からない映画 2007/4/19
名作とはいえない。たしかに演出も演技も優れているが、なぜシンドラーがナチズムに反抗したのか、この映画からは分からない。シンドラーの特異なキャラクターをクッキリと描くためには、反対物であるレイフ・ファインズをもっとしっかりと描くべきだった。この人物によって、ナチズムとヒトラーの悪魔的な魅力を明確に表現するべきであった。ナチズムは単なるサディズムではない。ドイツ人の大部分、優れた哲学者、文学者、法学者をも一時的とはいえトリコにしてしまったのだ。ネガ(ナチ)が明晰でないとポジ(シンドラー)も不鮮明だ。サルトルの「ある指導者の幼年時代」やミルグラムの「服従の心理」のような洞察が無い。だから万国民共通の「悪の平凡さ」も、善の希少さも表現されていない。またナチズムだけでなく、ユダヤ人(ユダヤ教、ユダヤ的なるもの)もこの映画では表現されていない。だから、何故かくも嫌われるのかよく分からない。こうした致命的欠陥があるので、シンドラーがこの時代にあって倫理的正気を保つことができた理由(これがテーマであろう。)が分からない。
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正直、プロパガンダ 2007/12/15
映画の中ではナチスがユダヤをこっぴどく迫害していますが、それらを証明するもの
は何もありません。タイムマシーンと透明人間になる薬でもなければ撮れない映画で
す。証言があったなどと開き直ることはいくらでも可能なわけですが、証言だけでは
説得力に欠けます。歴史映画を、あったかなかったもわからないような何も裏付ける
ものがない小話中心で作り、強烈な過剰演出で視聴者を洗脳するという手法は非常に
悪質で、もはやそれは歴史映画ではない悪質なプロパガンダ映画です。
前提としてあるホロコーストそのものに裏付ける証拠がなく、その成分は証言とプロ
パガンダによって成り立っています。連合がドイツから利権を得るため、連合のアジ
ア奴隷化や戦争犯罪を正当化するために作られた、架空の大虐殺。つまり冤罪です。
悪名高いガス室などは正式に存在しなかったことが解明され、アウシュビッツにある
ガス室のアトラクションは戦後に建てられた紛い物にすぎませんでした。
ナチスがやっていたのはユダヤの追放又は隔離であって、ユダヤを絶滅させようとし
ていたとされる説には根拠がありません。あくまでナチスはユダヤを追放するのが主
な目的でした。シンドラーのような木っ端役人が1000人規模のユダヤを亡命でき
たのは、そのへんに理由があります。
現実の世界ではユダヤはドイツから600万人虐殺分の巨額の賠償金をふんだくり、
アラブ人をこっぴどく迫害して、土地を奪っています。ホロコースト騒動はユダヤの
中東侵略に利用され、ユダヤは被害者になりきることで国際社会を欺いてきました。
本当に怖いのは被害者として描かれているユダヤそのもので、ナチスではありません。
シンドラーのリストで一喜一憂して涙を流すという行為は、世界平和に貢献している
かというと、そうではなくて、まったく逆の世界を混乱に貶める行為に他なりません。
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この秀作を直視するたび、考えさせられます。 2007/7/15
「シンドラーのリスト」はユダヤ人系米国人である巨匠スピルバーグ監督の、たぶん映画人人生で最大の、それこそ渾身の、力作。実話の映画化です。
この映画で描写されつくす、人間の尊厳を無視した、夥しい殺戮の凄惨さからは、誤った運命にのればとてつもない残虐性を発揮しえる、人間の原罪、を感じざるをえません。この戦争のときの日本の位置づけとはなんら関係なく、ともかく平和なれしてしまっている日本人が、直視し、一度はみておくことで、生き方の参考になるとおもいます。
痛烈に心を直撃する、映画史上でももっとも重要な映画のひとつとおもいます。
ナチ強制収容所でのユダヤ系のひとびとへのいわれなき迫害を描いたもうひとつの名作に、ベニーニ監督の「ライフ・イズ・ビューテイフル」があります。いずれの作品とも、主人公の苦悩と、ひととしての勇気と、そして人間は強くなろうとおもえば強くなれる、希望を示してもいるとおもいます。両方とも映画史に残る傑作ですが、視点のことなるふたつを観くらべられると、みるかたの映画観が、さらに深まるようにおもいます。
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映画の最後には、工場で働く人々の名を、まるで友人のように憶えてしまっているかもしれない。 2007/1/17
最後にシンドラーの「君たちは生き残った」と言うシーンがある。たくさんのつらい仕打ちや、その後の人生に影響を及ぼしそうな消えない記憶を背負ってまで、生きぬこうとしたユダヤ人の人々。今の私には、戦時中の彼らほどの痛みはないだろう。
戦時中は、皆が自己中心的になる。自分さえ安心する場所を提供されればいい、と。ドイツ人のシンドラーも、初めは人間の欲望・財産を手に入れようとしていたが、目の前で無慈悲に殺されるユダヤ人たちをみて心を痛める。
物語の前半は、残酷な場面が多く、コメディー化されて楽としかいいようのない今の映画に馴れてしまった私には「早く終わってほしい」と思わんばかりの重さだった。後半は、シンドラーの救いが展開されてやっと涙が溢れてくる。
きっと今も、戦争の続く国で苦しんでいる人がいるとしたら、今すぐに止めるべきだ。戦争を。
そして平和の中にも存在する苦しみも、生き抜こう。私たちにも、勇気を与えてくれる「見て欲しい」映画だ。
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ラストまで一気に持っていかれた 2007/12/9
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三時間を超える大作ですが、オスカー・シンドラーがユダヤ人救済に本格的に傾斜していく辺りから、目が離せなくなりました。ポーランドのユダヤ人ゲットーが、ナチスによって解体される場面。無抵抗のユダヤ人を、容赦なく銃殺するナチス。小高い丘から、その様子を見守るシンドラー。やがて、それまで白黒だった画面に、ぽつりと赤い色が見えてきます。あの場面こそが、金儲け第一だったシンドラーに訪れた、劇的な転換点だったように思います。あざやかに印象に残るその場面にぐいっと引きつけられて、あとはラストまで一気に持っていかれました。
シンドラーの右腕となって工場経営にあたるイザック・シュターンの、シンドラーを見る目が変わっていくところ。シンドラーに酒を勧められる場面を皮切りに、話の中で何度かそうした場面が出てくるのですが、あの辺の演出も巧いですね。イザック・シュターンを始め、ユダヤ人たちとシンドラーとの間に友情と信頼の絆が生まれ、深まっていく様子が、見事に描き出されていました。
このヒューマンなドラマにふさわしいテーマ曲も忘れられませんね。しみじみと胸に響くジョン・ウィリアムズの音楽に、何度も心を揺さぶられました。
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人間である為には見ておく必要がある作品です。 2007/2/6
今更この作品の背景を説明する必要も無いでしょう。もし知らないのであれば、20世紀の世界史をシビアな目で復習してから見てください。
これは言葉では言い表せないメッセージを伝えてくれる作品の1つです。
シンドラー自身は最初から正義の人ではなく、軍からの注文を増やす為に上級士官たちに賄賂を贈っている経営者でした[当時も今も、世情は変わってもやる事は同じなんです。私は彼を愚劣と見下すことは出来ません]。
でも、彼はある事から考えを変え、資財を投げ打って多くの命を救いました。その命は脈々と受け継がれ続けるのでしょう。
映画ですから全てのセリフが真実であるとは思いませんが、「シンドラーのリスト」は「命のリスト」です。