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ちょっとクラシックな香りの傑作コメディ! 2007/1/26
この題材を描いて、元になったのが第二次大戦前(1933年)のドイツ映画ということは驚きですが、この映画は1982年にブレイク・エドワーズ監督が妻であるジュリー・アンドリュースを主演に脚本・監督した作品。
したがって、売れない歌手ビクトリアが男のフリをして、さらに女のフリをして舞台に立つ、というジュリーにはピッタリ!(?)の正にハマリ役を演じています。透き通るような美声を響かせるミュージカル・シーンは言うに及ばず、颯爽とした男役や、男に扮することによって逆に際立つ女らしい場面など、魅力満載の傑作ラブ・コメディです。ラブといっても、単純に男女の愛とは限らないのが面白いところ。恋したビクトリアが男と判って自分の性癖に悩むジェームズ・ガーナーも可笑しいですが、やはりゲイの芸人役のロバート・プレストンが秀逸です。抱腹絶倒のミュージカル場面はお見逃し無く!
歌い踊るシーンはあくまで舞台上の出来事ですので、ミュージカルがちょっと苦手と言う方にも楽しめると思います。
1995年には、同名の舞台版ミュージカルでジュリーが35年振りの舞台復帰を果たし、NHKで放映したものを観ましたが、そちらは歌、踊りの要素がより多く盛り込まれていたように記憶しています。映画版DVDの音声解説でも、ブレイク・エドワーズ監督とジュリーが舞台版について話していて興味深く、出来れば両方観てみることも良いのではと思います。