アカデミー賞 撮影賞<白黒>受賞!
他4部門ノミネートのミステリー映画の秀作!
<キャスト&スタッフ>
ローラ…ジーン・ティアニー
マーク・マクファーソン…ダナ・アンドリュース
ウォルド・ライデッカー…クリフトン・ウェブ
シェルビー・カーペンター…ビンセント・プライス
監督:監督・製作:オットー・プレミンジャー
原作:ヴェラ・キャスパリー
脚本:ジェイ・ドラトラー/サミュエル・ホフェンスタイン/ベティ・ラインハルト
●字幕翻訳:飯嶋永昭
<ストーリー>
広告代理店に勤める魅惑的な美女ローラ。彼女はマンションで顔面をショット・ガンで吹き飛ばされた死体となって発見された。ローラ殺しの容疑者は3人。プレイボーイで彼女の婚約者シェルビー、叔母でシェルビーと関係のあったアン、そして、ローラの才能を見出し育てたコラムニストのウォルド。この殺人事件を担当した刑事の前に死んだ筈のローラが現れ、事件はさらに謎を深めていった……。
<ポイント>
●第17回アカデミー賞、撮影賞(白黒)受賞! 他4部門(監督賞、脚色賞、助演男優賞、室内装置賞)にノミネートされたミステリー映画の秀作!
●モノクロならではの繊細な映像がローラの美しさを見事に引き出し、さらにミステリアスな味わいを深めている。
<特典>
【DISC-1】
●デイビッド・ラクシン(音楽)とジニーン・ベイシンガーによる音声解説
●ルディ・ベルマー(映画史研究家)による音声解説
●未公開シーン(本編にブランチング、又は未公開シーンのみの再生が可能)
【DISC-2】
●ドキュメンタリー集<3種>
(1)異常な愛の物語
(2)ジーン・ティアニー:砕け散った肖像
(3)ビンセント・プライス:多才な悪役
●未公開シーン/ルディ・ベルマー(映画史研究家)による音声解説付き
●オリジナル劇場予告編
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
カスタマーレビューローラ殺人事件 特別編
1
フィルムノアールの古典的傑作 2006/1/22
これから初めてこの映画を観ようという方は、内容紹介のレビューは読まないほうが楽しめると思います。古典的傑作のなので内容は折り紙つき。特にジーン・ティアニーのような上品な古典的ハリウッド美人女優がお好きな方は必見です。
2
様々な愛の形 2006/3/20
40年代の映画は他の年代の映画よりも観る機会が少なかったが、そのぶん観たものは大概が素晴らしいものだった。この「ローラ殺人事件」もその一つとなった。邦題が「ローラ殺人事件」となっているため(原題は「ローラ」)、単純な推理ドラマを期待してしまいがちだが、推理ドラマの形を用いたラブストーリーだった(もちろん、推理ドラマとしても十分楽しめる)。ローラをキャリアウーマンに育てたコラムニストのウォルドは娘ほど年の離れたローラに捧げる献身的な愛であり、プレイボーイのシェルビーは結婚を前提とした愛。そして、刑事のマークは2人の男達から、ローラについて知るにつれて死んだローラを感じ、次第に愛するようになるといった形。三者三様の愛の形がミステリアスに絡み合う。特に、映画の後半でローラが生きていたことがわかってからは、その3者の愛が行動として大きく動き始め、ドラマを盛り上げる。
影を重視した映像は美しいし、音楽も映画の雰囲気にマッチしている。選び抜かれた言葉と無駄のない会話はドラマをスタイリッシュにしている。ローラの美しさは容姿だけではなく、会話にもその上品さが現れている。特に、「おはよう」「ありがとう」といった短い言葉のイントネーション一つとっても気品が溢れているように思ったのは私だけだろうか。観る者も彼女の虜になるような素晴らしい作品だった。