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目を見張る映像美と、せつない愛 2006/5/19
始めはあまり期待せずに見始めたのですが、途中からどんどん引き込まれていきました。この映画はカメラワークが断然いい!加えて色の使い方や舞うがごとくの剣術シーンなど、映像美が優れています。でもチャン・イーモウ監督の「HERO」ほどには恣意的に作られた映像美というわけではないので、見ていて違和感がありません。久々に映画の醍醐味を味わわせてくれた作品でした。
圧巻は酒宴のシーンでしょう。芸妓たちの衣裳の鮮やかさ、翻る衣に合わせて展開する巧みな場面展開、そして刺客の見事な剣舞。息を呑む美しさでした。
そして、とてもせつなく哀しく、胸の痛む愛が描かれています。女性的とも思えるくらい繊細で美しい動きを見せる悲しい目の刺客と、女っ気のカケラもないような男まさりで乱暴者の左捕庁のナムスンが敵対しながら次第に惹かれ合ってゆくのですが、結末がなんともやるせないです。この二人の場合はこれしか無かったのだろうと思っても悲しくて、とても胸が痛みました。そのくらい、ハマって見てしまいました。
最後に二人が別れの剣を交わす場面、大変切なく美しいです。「舞いを舞っているようにも、愛を交わしているようにも見えた。」と劇中の目撃者が語っていますが、本当にその通りの、見応えある場面です。言葉に出来なかった想い、伝えられなかった気持ちを、最後の最後に二人が剣を交えながら相手にぶつけているんですね。言葉にする代わりに、ひと振りひと振り‥。ものすごく切なくて、幻想的な美しい場面で、心に残っています。
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なんでもアリのフュージョン時代劇 2006/5/6
・・
映像がきれいです。
知らない人が観たら、チャン・イーモウ監督の新作かと勘違いするかもしれません。
劇中の音楽もどことなく中国風です。
ハ・ジウォンさんが綺麗です。
カン・ドンウォン君はもっと綺麗です。声も良いです。
韓国で上映された本編と、日本向けのそれは編集が異なっているそうで、
日本向けは、より愛憎劇の描写に重点を置いたとか。
対決でふたりの愛を描こうとしたのでしょうか。
肝腎の部分を端折ってしまったのか、
かなり・・・な内容になってしまいました。
主役の「悲しい目」の行動がさっぱり理解できません。
監督の真意を測りかねます。
アン・ソンギさんがコミカルに、そしてシリアスに演じて映画を締めてくれました。
久しぶりに映画に出演したソン・ヨンチャンさんも重厚でした。
阿片に耽溺している妓生役の女優も良かったです。
映像と音楽だけは良いので、まじめに鑑賞するより
BGV用の映画と割り切った方がいいでしょう。
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映像と音楽が奏でる叙情詩 2006/5/8
光と影のコントラストが絶妙。 雪、炎、鮮やかな衣装などの色彩が調和した映像が美しく、主人公たちが眼差しや微妙な表情で細やかに感情を伝え合い、それに音楽が情感豊かに流れていて、まさに映画全体が絵巻物のようでした。
私的にはストーリーの甘さを差し引いても5つ星をつけたいところですが、結果、興行的には振るわず韓国ではかなりの酷評も受けてしまい、主演のドンウォン君などはかなりへこんだとか。
しかしこの映画の後、ハ・ジウォンは艶やかなチマチョゴリ姿でドラマ「黄真伊」で活躍、カン・ドンウォンは誘拐犯役で声だけの出演をしました。
どちらも「デュエリスト」で新たに発掘されたふたりの魅力が次回作のオファーを呼んだようです。
そしてイ・ミョンセ監督の次回作はというと・・・なんと再びカン・ドンウォン続投でミステリー映画になるらしい。
ドンウォン君、「デュエリスト」では主演女優以上に美しく撮られており、監督の並々ならぬ思い入れを感じました。
ジウォンさんとは違ったタイプの美女も登場するようで、「デュエリスト」の雪辱なるか、とても楽しみです。
コメンタリーでは主役の二人をねぎらうなど、意外と?温厚そうな監督。 アン・ソンギさんもやさしい雰囲気でおちゃめ、かなりアット・ホームな感じで好感が持てました。
韓国版の方には監督の熱いインタビューが入っていたのですが日本版ではすべてカット、来日時の3人のインタビューなどに差し替えてありました。
私のつたない英語力では英語字幕がつらく、日本版でイ・ミョンセ節を聞けるものと思っていたのですが、残念です。
次回作ではもう少し監督の話を聞いてみたいです。
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美しい映像でした 2006/5/10
韓国ではかなり賛否両論らしいと雑誌で読みましたが、私の中では良かった映画です。 話の進め方といいますか、描写が分かりにくいところがありましたが、二度三度と映画館でみる内にどんどん引き込まれていきましたね。 一度見ただけでは「何・」と思うかと思いますが、宮崎監督のハウルの動く城のような感覚かと。 悲しい目役カンドンウォンさんの美しさには一目惚れしました。 引き付けられますね。 ソンとの関係が切なくナムスンと絡むよりうるっときました
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切なく美しい愛の形 2006/5/18
美しい映像と印象的な使い方の音楽との調和、タンゴを取り入れたアクション等随所に斬新さが感じられます。
カン・ドンウォン演じる悲しい目の刺客は台詞が少ない分表情・動きから多くを語り
同じ原作本でありながら『茶母』のチェオクとは全く違ったハ・ジウォンの役作り
アン・ソンギの他の映画とは一味違う演技も楽しめます。
不思議な余韻が残る何度も観たくなる作品。
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素敵な映画でした。 2006/7/5
このデゥエリストは綺麗な映画でした。ハ・ジウォンとカン・ドンウォンの剣のこなし方がとてもよかったです。本を読んだらこの映画を撮る間あまり寝ず練習をしたとか。カン・ドンウォンもあまりせりふがなくて目だけで全てを表現するのが難しいと書いてありました。でも今までデ一番素敵にみえました。あと二人は体がしなやかだし美しいと感じる映画でした。又愛しあってはいけない二人が最後は愛し合うのがなんともいえず切なかったです。本当にこの映画はぜひ見てほしいです。
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大満足なコレクターズセット・ 2006/12/29
メイキングは大変にボリュームがあり見応えのある内容でした。出演者のみならず監督や制作スタッフのインタビューが数多く収められていて、この映画の特徴、監督の人柄やこだわり等がよく伝わってきました。ただファンとしては、韓国の予告編にちらりとあったような、主役二人のダンスや武術のレッスンシーンとか、撮影風景自体のメイキングがもっとあればよかったな‥と思います。
それと韓国版ディスクに収録されているコメンタリーは、ファン必聴ですよ!インタビューやメイキングだけでは決して知る事の出来ない、撮影の裏側が出演者や監督自身の口から語られます。感動する話、笑っちゃうエピソードなど満載です。このコメンタリーを聞く事が出来ただけでもこのコレクターズ版を購入した意義があるというものです。
最後に配給元へ苦言を。オリジナル版と日本版では色調に違いがありますね。オリジナル版は画面が幾分暗く、色彩も黄味が強いように思われます。多分それを補正したのでしょう、日本版はとても色が鮮やかできれいです。画面もかなり明るくて、元が暗い場面でも人物の表情やちょっとした瞳の動きなどが、オリジナル版よりもよく分かるようになってます。
でもこの商品はなんといってもコレクターズBOXなのですから、DVD化するに当たって、オリジナルのほうも色調を補正してちゃんと綺麗な状態に仕上げた上で、消費者に届けるべきではありませんか・殊に私のようにオリジナルのほうで何度も鑑賞したい購入者にとっては大変残念な気が致します。
わざと違いを残して置いて、両方を見比べてみて下さい、ということなのかもしれませんが‥。
それともう一つ。韓国正規版には存在していたミュージッククリップを、何故日本側では削除してしまったのでしょう・エンドロールで流れる主役二人のデュエットソングはとても素敵なので、是非見てみたかったのに‥。
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入り込んでしまう・・・ 2006/7/4
いきなりですが。私は今まで見た映画の中で、DUELISTが一番好きです。
映画も4回観て、韓国版のDVDも買いました。日本版ではコミカルな部分
とかが少し省かれていましたが、私は日本版の方が好きです。
多くの方が言う様に、話が少し分りにくい部分はありますが、
全然良いです!とても素晴らしい作品です!キャストさんも皆素敵で、
役に合っていると思います。たくさん観てるうちに、感情移入して
すごく泣けました。Dongwonさん演じる悲しい目は、表情だけで
気持ちが伝わってきます!カッコイイし美しいし、切ない表情が
たまりません。。。こんなに素晴らしい人がいるなんて。
(大ファンになりました)
ジウォンさん演じるナムスンは、私的に大好きです!
サバサバしていて、恋愛にかなり不器用な感じがとても伝わって
きました!大声で話す彼女が可愛くて大好きですv
最後の方のシーンでは、二人の事を思うとすごく切なくてたまりません。とにかくこの映画は観た方が良いです!!!!!!!mm
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映画が芸術ではいけないの・ 2007/3/6
ほとんどの映画は2度観ようという気持ちにはなれない、その場限りの娯楽で、ストーリー展開に軸があり、筋を追う見方をするものでしょう。でも、これは自分でDVDを購入して秘蔵し、繰り返し観るタイプの映画です。優れた絵画や詩編は何度観ても何十回と再読しても飽きることはないのと同じように、芸術としての鑑賞に堪える映画が存在してもよいでしょう。この映画はその一つだといえます。しかしそのストーリーは決して脆弱ではなく、ストーリーテリングは実は驚くほど巧みです。
画面の細部にまで一部の揺れもスキもないものをみせてくれる監督と(俳優を含む)スタッフの力量は驚異的です。色と証明、衣装、セット、俳優の動きなどすべてに完璧な映像というものを映画に望む人は、ほぼ100%満足できると思います。二人の主演俳優の姿と形と動きがこの映画の目指すところに見事に合致しています。また普通メイキングはあまり好きではないのですが、メイキングさえも芸術的に編集されていて、役者中心ではなく、それに見せすぎていないので、本編の詩情が削がれない点が嬉しいです。
女性主人公の表情のコンセプトには、単に男っぽいという演出を超えて、解放された女性という思想を見てしまうのは、思いこみが強すぎるでしょうか。
また全ての動きや表情や場面に抑制がきいていて、もうちょっと長くこの場面を見たいという欲求が高まったところで次に展開していく手際は見事です。
日本版がこんなにカットされていたとは驚きでしたが、日本版はある意味贅肉が更にそぎ落とされて、完成度が高いともいえます。
この映画のように男女の性愛は真っ正面から描かれない場合の方が、その情動はより深く受け手の内面に沈殿していくと思います。もちろん好みにもよりますが、わたしは諸手を挙げてこの監督の手法に賛成です。
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東洋美の究極 2007/4/3
韓国公開版、日本公開版、日韓双方での舞台挨拶の模様、インタビュー、メイキング、複製サイン入りミニ写真集が一つになった豪華版です。韓国版の内容は、話の本筋とは関係しない部分があり、そういう箇所をカットしたのが日本版と解釈していいと思います。そのため日本版はより洗練された印象で、まさに一遍の詩の様な芸術映画になっています。但し、編集が少々違う箇所もありますが、あまり大きな違いには感じられません。エンディングの主演二人のデュエットは、韓国版で全部聞けます。日本版でもカットしない歌を入れれば、もっと強い余韻を残せたのではと感じました。一個人の見解ですが、この映画は、想像力や美的感性に欠ける人には理解しにくいのではないでしょか。目と耳と心に働きかける、あらゆる美しさを追求しようとしているように思えます。東洋文化ならではの繊細な美しさを開花させた映画です。
監督の・映画は詩である・との哲学をスクリーン表現するために、制作者と出演者がどんな苦労をしながら努力したのか、具体的な様子がインタビューやメイキングで良く分かります。そうした事柄を踏まえて改めて本編を観ると、また違った印象や発見があります。韓国版に収録されたコメンタリーは、・不親切な映画・と評されてしまったこの映画の補足説明となる発言が聞ける上に、キャストが素で話すのが笑えます。この映画そのものに惚れ込んだ人も、監督や主演二人のファンにも楽しめる内容ではないでしょうか。