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もう映画ではないです 2002/12/14
もう映画ではないです, 2002/12/14 お客様
これはレンタルするんじゃなくて、買って何度も何度もみるべき作品だと思います。僕は毎日爆音でみ続けて、今では相当癒されています。
こういう完全な世界のある映画はそうはないでしょう。もちろんストーリーは難解でいろいろな解釈がなされていますが、物語としてみるのではなくひとつの世界に入り込むといった感じでどうでしょうか?ちょっと危ないですかね。
とにかく、はまればエンヤよりはるかに癒されます!
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他の映画へのプロローグ的映画! 2003/5/11
この映画のすばらしさは後の映画作品に見られる、よく言うリンチ節が後の映画に含まれるの以上にふんだんに含まれています。例えば、メアリーの両親やメアリーXの奇怪な行動は「マルホランドドライブ」に登場する不条理キャラ的だし、チャ―リーのマンションのフロアの模様が・ツインピークス」に登場する(これが一番デビッド・リンチの映画で秀逸な設定だと思いますが)赤い部屋のイメージと全く酷似しています。以上で述べた点とこの作品の赤子は若くして(大学を出てすぐ)一児の父になったリンチの不安のメタファーであるということをふまえて見れば更にこの映画の世界にはまれること請け合いです!
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デヴィッド・リンチの原点 2005/8/29
近年に見られるアメリカ映画とは全く違うスタイル。少ないセリフと、モノクロ映像でみせる映画本来の撮り方、映像で物語を語るカルト映画である。見る人によっては生理的に嫌悪感を感じる映像とインダストリアルノイズの連続。まさにリンチ映画の原点がここにある。
無機質な世界で精子と卵子が受精し子供が生まれる。世話をする主人公の垣間見る狂気の世界と生命を否定するかの様に思われる天使のいる天国。それを外示的表現と共示的表現の繰り返しで見事に映像表現した傑作。見る人の感性に訴えかける映画のひとつである。映画を学びたい人にはお薦めの作品である。この映画を観た後、「エレファントマン」を観ると、単純な感動作品では終わらせてはいけない何かを感じる。それがリンチ監督のテーマなのかも知れない。
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嫌いな人は絶対嫌いであろう… 2002/9/20
私はこの映画をロンドンのユースホテルで、バックパッカー達と観たが、余りの胸糞悪さに一人減り、二人減り…最後には誰もいなくなっていた。
ズーンと重く、息苦しい… これぞ前期のリンチ映画。
グロテスクな造形に徹底的こだわっており、そのこだわりは次作エレファントマンにも繋がっている。 画面からは、自分の世界観を探究している若き映像作家のエネルギーが、抑圧しながらホトバシっている… という印象を受け、強く心に残る。
奇怪な女がステージで踊っているシーン等、後のブルーベルベットや、マルホランド…にも多少形を変え使われる、リンチ独特の奇抜な表現が顔を覗かせており、一見の価値がある。 この強烈な映像を不快に感じる人は多いだろうが、私はリンチ映画の中でも三本の指に入る位好きだ。 余談だが、昔某誌の「私の好きなカルトムービー」特集で、戸田奈津子がこの映画を選んでいたのは意外だった
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こわーいお話, 2005/10/22
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ストーリーを追っていくと、ET,MIB,白黒で台詞の少ないところなどは「π」など、いろいろな作品が頭をかすめました。観るとおちこみます。楽しい娯楽作品ではありません。観てはいけないものを、密かに覗き見したような気分になります。
一度自分の目で味わってみてください。
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奇形児ではない 2006/5/17
DVDブルーベルベットにある特典で監督や俳優の話を聞き、リンチ監督の映画に興味を持ちました。イレイザーヘッドは、監督の悪夢だと思います。映画紹介には、主人公の彼女が奇形児を産むと紹介されていますが、それは映画に出てくる赤子があまりにも印象的な姿をしているからです。しかし、奇形児という表現は赤子の見た目でしかなく、映画の主旨から外れていると思います。赤子が奇形だ、ということを意味する会話や表現は一切ありません。主人公ヘンリーの、自分の子供だと受け入れたくない心から生まれてしまった妄想の中の姿です。現実逃避が生んだ妄想から赤子殺しに繋がる過程をを監督の感性で映画にしています。
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執着的な人物の振る舞い、脅迫的効果音、そしてステージ。あらためて見ると、確かに「原点」であることがわかる 2007/4/7
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リンチの映画のなかでも一番気色悪い作品といえるだろう。
全編にわたって出てくる胎児は、実際にリンチが作ったもので本物の牛か羊の胎児を使ったとされている程皮膚のぬめりといい、眼、口、鼻とも非常にリアルで気の弱い女性などはちょっと見れないのではないだろうか。
いつの時代なのかよくわからない。人工チキンなどという言葉が出てくるから未来なのか、でも線路脇のワーキングクラスの貧しいアパートに住む男が主人公。好きでもない女との間に出来てしまった恐ろしい姿をした子供のおかげで結婚するハメになるが女は子供の猫のような鳴り止まない泣き声に神経衰弱になり早々に出て行ってしまう。
リンチの作品にでてくる人物達の行動には理由がなく、なにかに執着しているかのように衝動的な行動にでるときもあれば、自己満足的な幸せを表現することもある。また後の作品では効果音として使われる自然から採った脅迫的なノイズが、全編に流れている。
マルホランド・ドライブ、ブルーベルベットで出てくる「ステージ」もここでは登場する。リンチにとってはこの「ステージ」は何を意味するのだろうか。何かの「転換点」の象徴のようにも思えるのだが。
この作品を今あらためてみると、そういった要素が濃く出ており、リンチの原点としての作品であることを強く認識することができる。
完全版で追加されたのはおそらく幻想のシーンだと思う。古い記憶なのでさだかではないが、鉛筆工場のシーンはオリジナルではなかったような気がする。タイトルの元になったシーンであるが、なにか取ってつけたようなシーンで、あってもなくても良いと思う。
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映画が決して表現できないもの 2002/12/15
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ブニュエル(『アンダルシアの犬』)の映像の記憶が色濃く漂った長い夜の悪夢の果ての天使と悪魔のイメージが交錯するラストシーンでデイヴィッド・リンチが描きたかったのは、人間は生物で、生物とは消しゴム付きの鉛筆にほかならず、自分の生の軌跡を自分の頭で消しているようなものなのだが、その消しゴムの滓が舞い散る映像宇宙の塵が凝固して出来上がった星が揺籃となって育つ怪物が、つまり鉛筆の芯で、それが人間の、いや生物の心とか内面と言われるものであって、映画が決して表現できない、というよりそもそも映画の表現対象ではないということだったのかもしれない。
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分からないなら楽しんでみては 2003/5/17
マルホランドドライブを観て、かなりの衝撃を受け、リンチの原点が見てみたくなったので、リンチ作品としては最古と思われるこの作品「イレイザーヘッド」の購入を決意した。
とにかくこの作品は、謎が多すぎて嫌になるのだが、後から考えると笑える要素がたくさんある。 なので、私のように、考えても答えが見えてこない人は、素直に「笑い」として受け入れてしまえば良いと思う。(個人的には一部無理なものあり)
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ストーリーはありません 2005/7/26
個人的には星5つですが誰もが楽しめるものではないので4つにしておきます。「この映像の意味は何か?」「これは何を表しているのか?」等の難しい見方をするのも良いと思いますが、面白い映像がたくさんあるので、ストーリーとか意味とか考えないで、音楽を聴くのと同じ感覚で映像を観ても楽しいです。私は頭の良い方ではないので、そうやって楽しんでいます・
ストーリーを楽しみたいとか、意味がはっきりわからなくちゃ厭、という方は見ない方が良いでしょう。でも映像、面白いですよ。意外とレンタルショップに入ってたりします。私はレンタルで見て惚れ込み、翌日即買いしました。。