1
歌も物語も素敵! 2005/12/16
ユアン・マクレガーが出ているから見たけども、もう!良かった!!!
途中ウルッときちゃったし、役者さんも皆、芸達者。
主役のリトルヴォイス役のジェーン・ホロックスも、この映画で初めて知ったけど、顔も声もかわいくて凄い良かった。舞台でも活躍している方らしく、歌のシーンは圧巻!!
ユアンと彼女が微笑むと胸があったかくなる感じで、2人のシーンは見ていて微笑ましかったです。
全体的に良かったし、ラストも良かったけど、もう少し見ていたかった。自業自得な感じだったけど母親も哀れだったし。
それでも、見た後には爽快感というか、胸の中があったかくなってすーっとした気持ちになりました。
2
感情 2005/10/30
内気な性格で、亡くなった父親を想い続けながら、
沢山のレコードを聴き音楽を愛する主人公。
彼女が物思いに耽る度に、好きな歌手の歌を唄い、
本人かと錯覚してしまう程の天性の才能を発揮する。
彼女や、そのまわりの人たちの心の描写を、
素晴らしい音楽と共に想いを込めたような作品。
感動する場面もありながら、コメディーのような面白さもある。
とにかく、主人公の歌声には本当に圧倒され、ただ凄いです。
3
引きこもり娘の、ワン・ナイト・ファンタジー 2008/1/2
マーク・ハーマン監督、ユアン・マクレガー出演といえば「ブラス!」。これを超えたかどうかは好みの問題もあるだろう。リアルなヒューマン・ドラマとは少しタッチが違うが、昔の映画も好きだという人にはこちらがオススメだ。
母のハラスメントが原因で愛する父を失い引きこもってしまった娘の唯一の楽しみは、父の愛したレコードたち、それを繰り返し聴くうちにレコードとソックリに歌えるようになってしまった。彼女の驚くべき才能を知ったレイ・セイは何とか彼女をステージで歌わせようと必死のクドキ、そして一夜限りという約束で幕は開く、、、。
うさん臭い芸能スカウト、レイ・セイ(マイケル・ケイン)に、リトル・ヴォイス(ジェイン・ホロックス)がジャブのように放つ「モノマネ」は、この映画がタダ終わるワケがないという予感でワクワク、そしていよいよ本番のステージ、往年の名歌手たちが憑依したかのような迫力でアッと驚かせてくれる。ビリー・ホリディで滑ってしまった前回のステージとはえらい違いで見ている貴方も気分爽快になること間違いなし。
レコードしか聴いていないのに、どうやってボディ・アクションや映画のセリフまで習得してしまったのか、そのあたりはファンタジー半分としてあまり突き詰めないほうが楽しめる。
登場するナンバーはライザ・ミネリの「キャバレー」エセル・マーマン?の「ザッツ・エンタテイメント」など、ジュディー・ガーランド「オズの魔法使い」やシャーリー・バッシーの「ゴールド・フィンガー」も登場するこのシーン以外にも、突然彼女が口走るマリリン・モンローの映画「お熱いのがお好き」からのセリフ(以上、要再チェック)などのサービスもあるが、1950年代のネタが多く若いかたにとってはやや古いかもしれない。
そんなこんなでステージは大成功。次の日にはウワサを聞いた大物プロモーターまで乗り込んでくるのだが、、、。
終わってみれば「一夜の夢」、全てを失いレコードや父の幻など彼女の「取り巻き」たちと訣別したリトル・ヴォイスが、吹っ切れたように表情までも一変させて清々しく登場。
彼女の素晴らしい才能こそが、実は引きこもり状態から抜け出す「足かせ」になっていたというオチ、爽快なエンディングだった。
マイケル・ケイン、リンダ・ブレシンらは主役をも喰ってしまいそうなほどの圧倒的な熱演、鳩を飼う青年ビリーというシャイな役どころで少し印象が弱かったもののユアン・マクレガーが抑えた演技でうまく絡み、ホロックスのステージ・パフォーマンスだけに終わらせずイギリス映画らしい厚みを堪能させてくれた。