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ブスになりきるすごさ! 2007/1/9
個人的な見どころは2つ。
とても綺麗なフェリシティ・ハフマンの超ブスメイク&ヘア。
最悪の髪の長さがポイント。ここまでやったら拍手するしかない!
化粧のくずれ具合といい目を覆いたくなるような女性になりたい
男性を繊細に演じていて 感動してしまう。
特典のインタビューでは信じられないくらい美しいので こちら
も見て驚いてほしい。
もう1つはこの1作でアメリカで人気沸騰のケヴィン・ゼガース。
ティーンエイジからゲイまでとりこにした完璧ボディと死角のない
超美形。これだけでも見る価値あり。妖しい視線と対比の爽やかな
笑顔が眩しい。久々のスター誕生!日本でも受けること間違いナシ
の正統派完璧美形です。
実の父親とは知らずに ブリーを好きになってしまいお互いに深く
傷付いてしまうが 悲しくも爽やかさが残るのはこの2人の演技が
すばらしいから!
昨年は洋画不作年でしたが「トランスアメリカ」はいい味だしてた映画でした。
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この親子に乾杯!! 2006/11/17
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「トランスアメリカ」、直訳すると「アメリカ横断」。実際、ロード・ムービーでもあります。でも「TRANS」にはいろんな意味があって、本作では「(性)転換」という含意も込められているんでしょう。性同一性障害に悩む父親と、愛を知らずに育った息子が、ひょんなことからアメリカ大陸横断の旅に出る...。
主演のフェリシティ・ハフマンは、女性になろうとしている男性という複雑な役どころ。
男性の肉体と女性の精神の間で揺れ動き、突然現れた息子に対して父性とも母性ともつかない気持ちが湧き上がってくることに戸惑うヒロインを評判どおり熱演して、アカデミー主演女優賞にノミネート、ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞はナットクです。
性同一性障害の深刻な問題がベースにありながら、重苦しくならないのがいい。ぎこちなさや、わだかまりを抱きつつ、少しずつ、親子の絆を取り戻そうとする。
ブリーの両親の怒りや不安(そして和解?)までも織り交ぜながら、どんなことがあっても消えることのない、家族愛の強さを訴えている。特殊なテーマだからこそ、普遍的なメッセージへと着地させた脚本や演出の素晴らしさ。
笑えるシーンも多く、例えば、冒頭、女性らしい発声法を練習するブリーの姿などは、切実であると同時にどこか滑稽だ。思わず、ビックリする描写もあるが、逆に包み隠さないことで、作り手が、トランスジェンダーを特別視していないということの表れとも言えます。
ウィリアム・H・メイシーがプロデューサーとして名を連ねていますが、フェリシティ・ハフマンは彼の奥さんなのだそうです。美男美女でない(失礼!)ハリウッドスター・カップルもいい感じ。
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ヘドウィグ以来の傑作 2006/8/22
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トランスジェンダー(性同一性障害)で、もうすぐ手術で女になろうとしている中年の男が、学生時代にできた息子の存在を知る。
NYに行き息子に会い、息子とアメリカ横断の旅をする。
過去の自分と決別し、新しい自己を獲得したいとの思いが、誰にでもある。それは主人公にも、主人公の息子にも等しくあって、その思いが、2人の西海岸への旅の原動力となっている。だが、簡単にトランスできるものでもなく、家族を含めた内なる自分と少しずつ対話を重ね、一歩ずつ乗り越えていくしかない苦しい旅路であることが見事に描かれている。
主人公が旅の先々で常に「男だと見破られないか」と怯えながら暮らしている描写は非常に繊細で、ルックスだけではなく、場面に応じて主人公の声のトーンも変わる。それはやはり主人公のアイデンティティの揺らぎであり、主人公は皿洗いに較べテレマーケの仕事(つまり電話のセールス)にも就いていることからもわかるように、ルックスに較べてまだ声は女性を実感できるのだろう。
女性歌手のレコードを遅めに回して低くて醜い声にするあたりは上手い演出だと思う。
『ヘドウィグ アンド アングリーインチ』も傑作だったが、本作も同じくジェンダーを行き来する傑作だと思う。
何よりも演者の演技はすばらしい。しかし、主人公の役者の性別がどっちだからどうだと評価することは、本作の価値とは本質的には関係ないと思う。
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主演女優の演技に脱帽 2006/9/26
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最初、あらすじを見て、キワモノ映画なのかな、と思ったのですが、とても上質で人の気持ちを描きこんだロードムービーでした。他の人も書いているように主演女優のフェリシティ・Hは女装した中年男性に見えます。
性同一性障害がテーマですが、それがなくても、問題を抱え、非常に孤独な人生を送ってきた中年女性が、初対面の息子と旅をすることで、両親を含めたくさんの人と関わりあい、成長し、人生が変わるという筋立ては、アメリカのロードムービーの王道を行っていると思います。
息子役が非常にかっこいい上に、むやみやたらと肌を露出するシーンが多いところも楽しい映画です。あと、主人公のセラピスト役の人もいい感じです。
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インディーズ系の傑作 2006/12/26
主演のフェリシティ・ハフマンを知ったのはデスパレートな妻たちでした。役柄は子育てに奮闘する主婦ですがこの映画の役はなんと性同一性障害の男性。あの低い声、立ち振る舞い、複雑な演技。今まで何本もインディーズ系の映画を観てきましたがここまで変貌できる女優はなかなかいないと思います。そして息子役のケヴィン・ゼガーズもすばらしい。予告編(アメリカ)のを観たときコメディーかなぁと思ったが実際見てみると軽い映画ではなかった。特にラストシーンが私の中で印象に残った。今後の二人の作品に注目です。
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美しさとあたたかさ 2007/3/3
男娼で薬もやっていて、自殺した母親に、義父による性的虐待や暴力を受けていた息子と、性同一障害で男性の精器もオッパイもある父親の話は、どうしようもない状況でありながら、その親子の「きれいさ」がいつまでも胸に残る。
何度も笑って観れる映画だけれど、ドキッとする台詞もあるし、主役を演じた女性の役者としての素晴らしさに頭が下がる。また、その息子を演じた男優も、傷ついた重要な役どころをとても魅力的に演じていて、双方の存在感が、どこか美しくて、あたたかく、久しぶりに後味のいい素敵な映画でした。
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アカデミー賞を・・・ 2006/7/24
物語も良くできているけれどなんといっても主演のフェリシティ・ハフマンとケヴィン・ゼガーズの演技が素晴らしい!!
物語も軽すぎず重すぎずバランスが取れていて映画を見終わった後に疲れたと感じさせないものがある。
本当に物語、役者の演技力、映像、音楽と全て完璧といえる作品です。
アカデミー賞の作品賞にノミネートされてたら最優秀作品賞をとってもおかしくないと個人的には思える映画です。
DVDも早く購入したい。
8
人生と人間への愛に満ちた珠玉のロードムービー 2007/1/4
性転換手術を控えた中年男(女?)と
彼が過去に捨ててきた息子とがアメリカを横断する旅。
旅の中で、次第に絆を深めていく二人。そして…
性同一性障害という、一見センセーショナルな題材を扱っていますが、
「過去も弱さも醜さも全てひっくるめて自分と向き合って生きろ」とか
「人は一人では生きていけない」とか
誰にも共通するメッセージが伝わってきます。
余り目立たないけど、父(母?)とその両親との
断絶しつつ、それでもどこかつながっている、という関係性も、
見終わってからジワッと効いてきます。
主演のフェリシティ・ハフマンの演技も素晴らしいですが、
息子役のケヴィン・ゼガースの危ない美しさも必見!
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いい映画です。 2007/2/22
主演・・・賞なるものを中心に、いろいろな賞を取ってるハートフルなストーリーの映画です。主人公は性同一性障害で、体は男だが、心は女性のそれって言う人物です。病気と言っても、要するに世間一般から見れば、こんな人は“化け物“なわけですヨ。周囲の人間にバレると即座に”化け物”扱いされそうな人物と、お互いその存在すら知らなかった、AV男優を志願するその息子の話。 二人とも、清い魂の持ち主ではあるけれども、世間のスタンダードから見れば普通ではない二人が、お互いをどう受け入れていくかって事ですね、つまり。
私は、性同一性障害に苦しむブリーを演じているのが、男優か女優か最後まで分りませんでした。(知らないまま観る事をお勧めします。)最後の方で、ブリーが泣くシーンはすごかった。ただ、1度目に見た時は、いまいちブリーの心の変化についていけなかった。つまり、どのようにしてそう変化するのか、いまいち分からなかった。
息子役のケヴィン・ゼガースと言う若い男優さん、セクシーでカッコいいですね。インタビューでいくらか素を見ましたが、私的には好感を持てる感じでした。
私的には、あともう一歩のところで、名作、傑作と言う程ではないので、星4つとさせてもらいました。この監督さん、核心的な所をいまいち理解しないまま、他人の書いたストーリーを映画化してるって感じ。先のブリーの泣くシーンも、5回も撮り直したらしいんですが、監督が、何が足りないのかはっきり言ってくれないものだから、ブリー役の人もかなり大変だったらしい。でも、トータル的にいい映画で、ハートフル路線の映画としてお勧めできます。
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ヤング・レディー 2007/6/9
性同一性障害とか、親子愛を描いた映画というよりも、なぜか青春映画をみているような感覚で見てしまいました。カリフォルニアに戻る車中の二人の関係が、母子でもなく、父子でもなく、友達でもなく、もちろん恋人でもなくものすごく不思議な感じなんですが、だからこそ生み出される力の抜けた会話に思わず笑いつつ、じんわりしました。アメリカの田舎の風景がよくマッチする映画でした。