「ロレンス」の出現は20世紀の事件であった。第一次世界大戦下、ドイツと手を組んだトルコ帝国の圧政下にあったアラブの独立に燃えたT.E.ロレンスは、独自のゲリラ隊を指揮し、アラブの救世主と称えられるようになる。しかし、やがて英国軍上層部に利用されていたことを知る。そして、味方と思っていたアラブ人たちもまた青い目、白い肌のロレンスを裏切っていくのだった…。
本作は、名匠デビット・リーンが息をのむ映像美と雄大な音楽で、実在のイギリス人冒険家ロレンスの波乱に富んだ半生を描き、20世紀映画の金字塔といわれている。62年のアカデミー賞では主要7部門を独占した。ロレンスにピーター・オトゥールが扮し、一世一代の当たり役となったのをはじめ、オマー・シャリフ、アンソニー・クイン、アレック・ギネスら出演陣も豪華。70ミリの画面に現れる砂漠の美しさと、真っ白いアラブの衣装をはためかせながら砂漠に立つロレンスの雄姿に圧倒される。金髪、碧眼、アングロサクソン特有の細身で長身のピーター・オトゥールは、紛れもなくロレンスそのものであった。
「この映画を観た翌日、僕は映画監督になる決心をした」というスピルバーグは、89年、M.スコセッジ監督と共に、222分のオリジナル版に最も近い216分の「完全版」を復元。それがベースとなった本作では、4半世紀ぶりにオリジナル・キャストを再結集し、失われていた音声を再録。コンピュータで撮影当時の音域にまで修正し、リーン監督自らが再編集を行っている。(松本肇子)
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより) 『ラストエンペラー』のピーター・オトゥール主演の戦争スペクタクル。トルコ軍の圧政から遊牧民を解放させるために現地ヘ派遣されたロレンスは、様々な葛藤強いられながらもアカバの町を急襲する。デジタルニューマスター使用による高画質化を実現。
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奇跡の映画 2001/11/29
スティーブン・スピルバーグをもってして’奇跡の映画’と言わせるほど、ピーター・オトゥールを初めとする演技陣、CGなど使ってない本物の映像、また壮大な音楽、全てが一級品のこの映画は やはり奇跡の映画としか言いようがありません。20世紀のベスト100で英国 米国でそれぞれNO.3 NO.5にランキングされているのも頷けます。40年経っていても全然古さを感じさせない作品であるばかりか、戦争を扱った硬いテーマにもかかわらず、主人公ロレンスにぐいぐい引き込まれてしまうあたりは 名匠デヴィッド・リーンここにあり といった感じです。今までに劇場 ビデオなどで数えられないほどこの作品を見ましたが、今回のDVDはメイキングを含め スピルバーグのこの映画への思い入れ等 とても興味深い映像もたくさん入っています!とにかく’一家に一本’のオススメです。
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インテリジェンスな超大作!! 2002/10/13
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とにかく、砂漠のシーンが、とてつもない迫力です。映画館で見た時に、忘れられなくなり、すぐにDVDを買って、何度も繰り返してみてしまいました。
砂漠を見たことがある人はあまりいないと思うのですが、この映画で初めて砂漠という地球が作り出した過酷な自然を理解することが出来ました。そして、そこで暮らす人たちの思考様式を考えるきっかけになりました。 物語は、アラビアのロレンスと呼ばれたイギリス人の生涯を描いています。ロレンスに扮した、ピーター・オトウールは、完璧だと思います。イギリスの俳優というのは凄いもんだと思います。また、アラブの酋長に扮するアレック・ギネスやオマー・シャリフなど名優が生涯最高とも思える名演を見せていて、「大作」の名に相応しいと思います
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アカバ! 2002/8/28
『アラビアのロレンス』は史実とは異なる箇所が多い映画と聞いたことがある。が、この作品はそんなことをも超越するくらいパワーと迫力がある。今のCG全盛の映画にくらべても、自然のド迫力の方がものすごい。また、ピーター・オトゥールはまさにロレンスそのものだった。ロレンスが一将校から”アラブの英雄”に祭り上げられ、そして裏切られ、失意のうちに去っていく様が、あまりにも人間くさく、悲しく、せつない。
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とにかく砂漠が美しい 2002/11/17
ロレンスが砂漠の英雄となり挫折していくまでの大ストーリーは、思い切りのめり込めます。
多少、後半のロレンスの心理劇は前半の豪快なストーリーと比べると、重く、複雑すぎる感もありますが、全体としては文句なしに楽しめる作品。
とにかく、砂漠の映像が美しい。
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名作といわれる所以 2003/8/24
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歴史としてみても良い 2003/7/25
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歴史ものが好きで良く見るのだが、なかなか良くできている。ロレンスにこびることもなく、史実どおり変人として画いている。
イギリスが、なぜ中東の政治に口を出したがるのかもこれを見ればすぐに分かる。歴史的な物としてみるのも、非常によいかもしれない。
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「 コルドバの花園を追い求めている 」人に ぜひ 2003/8/27
ロレンスとは何物か? 魅力的な各登場人物とその人間像(演技や台詞の素晴らしさ)
彼らを飲み込む時代・社会・組織の理不尽さと、それを全て飲み込む音楽の素晴らしさと、砂漠の厳しさと美しさ
このDVDを買おうとここを見ている方は、少なからず本作に思い入れのある方が大半だと思います。 家族に呆れられるほど本作を見た上でDVDの購入に至りましたが、この値段でこの内容ならば大満足です。 ありきたりな「本作+おまけ」のDVDの<おまけ>の陳腐さもなく、好きな方なら涙物のおまけと言えます。
音質も本国盤サウンドトラック以上の良さで、映像の美しさも「DVDならでは」でしょう。 このDVDを買うか迷われている方に背中押すために・・・ <ロレンスが半信半疑のアリにアカバの方・砂漠を指差して一言>
「(踏ん切りつけて、アカバに行けば)アカバは手に入る」 アカバ!!!!!
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感想は一言、「苦い」 2004/3/1
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どんなに神懸かっていようと、素晴らしい才能を持っていようと、所詮人間の人生には波がある、ということを如実に知らしめる名作だと思います。
大体映画ファンが挙げる名作には、世代やマニア度の違いにより分かれるものですが、この作品は常に上位に挙げられるとても珍しい作品です。
もうとにかく前半の砂漠と海の圧倒的な画像の美しさと、繰り返し押し寄せるモーリス・ジャール作によるテーマがとにかく素晴らしい。 また主演のピーター・オトゥールは、ロレンス本人の血縁者なだけあってそっくりで、おまけに後に『将軍たちの夜』で見せたようなあんたモノホンのガイ○チですか、と言いたくなるような超絶変態演技の片鱗がすでに見えます。 ロレンスに対する盲信を現実が情け容赦なくぶち壊した後も、友情を持ち続けるアリやハウェイタットの首長の素朴さが胸を熱くさせつつも、ひどく苦く痛い。
この苦さゆえに映画史に屹立する名作たり得ているのでしょう。
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家宝にしたくなるDVD… 2004/3/18
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第一次大戦の頃のアラビア半島を舞台としたお話し…
鮮やかな砂漠の画を背景に展開する壮大な物語!!
とにかく素晴らしい!!
DVDは2枚組で、丁度インターミッションでディスクを換える仕掛け…
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ロレンスと義経 2005/3/23
前は海、後ろは山の敵陣。山を下ったのは義経。前は海、後ろは砂漠。砂漠を横断したのはロレンス。海側だけ守れば大丈夫という敵の裏をかく奇抜さ、大胆さ。自我の強い連中をまとめあげる統率力。二人とも戦いには恐ろしいまでの力を発揮するのに、政治的駆け引きが下手だから最後は不遇だ。どこか似ている二人のカリスマ。CGでない砂漠の戦闘場面だけでも、一見の価値ありです。