結婚式のビデオカメラマンを仕事にしながら、シナリオライターを目指すヒロイン・チュニと、彼女の部屋に転がり込んできた兵役休暇中のチョルス。勘違いから始まった同居が、恋へと変わっていく。
ヒロインに自分を込めて描いたという監督のイ・ジョンヒャンは、本作の後、『おばあちゃんの家』も大ヒットさせた韓国映画界のホープ。主人公ふたりの、つかず離れずの関係が、リリカルな映像も盛り込んで描かれる。
部屋は散らかしっぱなし。洗濯や料理も苦手。新しい恋には妙に臆病など、チュニのキャラクター造形がリアルで、親近感が湧く。演じるシム・ウナは、キャラのわりには清楚で美し過ぎる気がしないでもないが。チョルス役イ・ソンジェは、ちょっととぼけた雰囲気ながら、女性の面倒をみることに喜びを見出す過程をナチュラルに体現。公開当時、男性が“男らしく”描かれる傾向が強かった韓国映画で、このキャラは斬新だった。チュニが憧れる年上男性役のアン・ソンギは、さすがにベテランの味。演技のアンサンブルがすばらしい。(斉藤博昭)
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより) 韓国の人気女優、シム・ウナ主演のラブストーリー。ひょんなことから始まった、シナリオライターの卵・チュニと兵役休暇中のチョルスとの期限付の同居生活。しかし2人は何もかもが正反対で…。9/30までの期間限定生産、“買っ得!キャンペーン”。
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キュートなラブストーリー 2003/8/8
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最近の韓国映画でも「垢抜け度」では飛びぬけているだろう。「八月のクリスマス」と共にシム・ウナの大出世作。シム・ウナ、イ・ソンジェという互いに別の相手に心を寄せる二人がひょんなことで同居、シム・ウナ演じる女ビデオカメラマンが自宅で映画のシナリオを書いているということで、同居人イ・ソンジェがシナリオ作りを手伝うことになる。その題名が「美術館の隣の動物園」。現実の世界とシナリオの世界が同時進行するとても面白い演出。女性監督のイ・ジョンヒャンは最近「おばあちゃんの家」という新作を作り韓国で話題になり、日本でも好評だったが、元々映画監督になろう決めたきっかけが「タワーリング・インフェルノ」のポール・ニューマンに人目ぼれしたからという超ミーハー人間。シム・ウ