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頂上に届いたのか・ 2002/12/6
警察ではなく、広能昌三は果たして頂上に届いたのだろうか?そもそも目指していたのだろうか?などと、ふと考えてみた。昌三に限らず全ての人間が、頂上(未来像)ではなく、「今」の広島戦争の勝利しか見ていなかったために、こんな事態になったのではと。ラストシーンでの昌三と明の会話が、まさに物語っているのでは。
本来、最終作になる予定だったらしく、最後のナレーションは完全に終焉を告げているのが御愛嬌。
キメ台詞
「広島の極道言うたらイモかもしれんがの、旅の風下に立った事はいっぺんも無いんで!」(明石組・打本会連合と神和会・山守組連合の対決の場で武田が一言)
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行けいっ!ぶった斬ったれいっ! 2002/4/19
代理戦争....
そう聞くと何やら下っ端同士のイザコザに聞こえるが、それはとんでもなく大きな間違いであった。
そう!...やはりここは鬼も泣く街「広島」である。
数の論理や金看板で渡世が出来るほど楽な舞台ではないっ!
あくまでも広島は広島、、、、
何故そうまでして「広島」に拘るのであろうか?
そんな疑問が頭を霞めたがたった一つの答えに辿り着いた。 そう、やるべき事をするのが「男」の仕事だとすれば・・・・
自分の生きる場所、即ち答えは「広島」にしか無い!と頑ななまでに信じて疑わない侠(おとこ)たちのソレには、
とてつもなく宿命じみた「心の檻」を感じざるを得ないのである。 「所詮人間の中身半分は獣である」...確立されたこんな時代に生きながらも、
そ!!こには脆弱な理性や理屈が根本から覆させられる「侠」たちがいた。 誰に訴えたいワケでもなければ、誰かに認めて欲しいでもなく、
只突き進むだけの侠たち...
いくら屠られても広島にこだわる侠(おとこ)たち、、、 他所がどうであろうが、敵がどこであろうがそんな事は関係無い!
求めるものはベットリと血が染み込んだそんな「廣島」の地ベタ(縄張り)だけである。
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代理~頂上~完結 3部作の真ん中 2005/11/3
ジリーズとしては 代理戦争を引き継ぐ
事実上 純粋なパート2と言っても過言では無い
(第1作目と広島死闘・・は単品仕上げである)
神戸2大組織の狭間で揺れ動く広島ヤクザの人間臭いドラマです。
広能・武田 共に認め合う両者だが
方向性の違いから 争う事になってしまう
裏の裏は表では無い 一筋縄ではいかないヤクザ社会の構図が
初めから終わりまでノンストップで繊細に描かれています
その構図は まさに我々サラリーマンの縮図そのモノです
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旅の風下 2006/10/13
言わずと知れた人気シリーズ4作目。実質主役は小林旭演じる武田明といってもいいだろう。
山守組対明石組の構図が色濃くなり、広能の影が薄くなり、あの武田の名台詞が炸裂する。
「広島極道(やくざ)は芋かもしれんが、旅の風下に立ったことはいっぺんも無いんで・・」初めて聞いた時は意味を把握できなかった。ただ、小林旭演じる武田の圧倒的存在感、カッコよさにしびれたのを覚えている。最後に広能放つ「わしらの時代はしまいで」。静かに頷く武田。これは脚本の故・笠原氏が言うように実質的シリーズ最終作を意味している。完結編のラストはこれの焼き直しに過ぎない(完結編は完結編で面白いけど)。ラストに出てくるテロップは長い戦いの終わりを感じさせ、何度見ても感慨にふけってしまう。
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痛そう 2007/5/9
このDVDのディスク表側には4枚のスチール写真がコラージュしてありますが、その中に何故か、千葉チャンが思いっ切り関節技かけてる写真がまざっています。しかし千葉真一はこの映画に出ていませんし、そないな場面もありませんでした。
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警察の作戦名です 2006/1/18
初期仁義なき戦いシリーズの第4作目。
前作で蒔かれていた種がいっせいに花開き激化した抗争が描かれます。
最早若者達の暴走は上の意向だけでは抑えきれないものとなり、行く所まで行ってしまった感があります。
本作では警察も物語に絡んできますが、彼らを応援しようという気が全くしないのが面白い所。
ラストの広能と武田との会話には哀愁すら感じられ、激しい抗争シーンだけではない物語の深みを出しています。
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暴力団組織のリアルな抗争に驚き! 2006/4/24
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これは、深作欣二監督による、実録ヤクザ映画シリーズの第4作。この作品が封切られたのは、僕が高校生の頃でした。当時は、ヤクザ映画を見に行く勇気がありませんでしたから、初めて見たのは貸ビデオでした。
昭和38年春から翌39年にかけて勃発した広島抗争事件のリアルさ。東映の名優が勢ぞろいなのですが、現在の名優もこの頃は端役だったんですね。
描かれている物語はもちろん、音楽も印象が強く、ビデオだけでは物足りなくなり、DVDを購入してしまいました。
この作品は、リアルな映像だけでなく、人間の生き方が貫かれており、好きな映画のひとつです。
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おとしまえの付け方が秀逸な実質的な最終章 2007/9/4
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仁義なき戦いシリーズの実質的な最終章(笠原和夫の脚本はこの4作目まで)。
前作「~代理戦争」で敵味方に分かれた広能と武田の争いに焦点を当てているが、前作「~代理戦争」の渡瀬恒彦と同様に本作でも黒沢年男ら下級の組員の心情も描かれており、上層部が杯外交と縄張り争いを激化させていく中で犠牲となっていく若者に対する笠原和夫の目線が素晴らしい。この後の実録路線や「日本の首領」などの大作路線ではこの視点が欠如しており、若者を描いていても類型的な描写に終わっているために、支持層が離れていったのではないかと思う。
そして、最後の広能と武田の「さらば友よ」並みの秀逸なラストシーンは菅原文太、小林旭の好演もあって日本映画史上に残る名場面となった。