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すごく好きな映画です 2002/11/27
すごく好きな映画です, 2002/11/27 お客様
この映画を見たのは小学生くらいの時で、20代後半のOLの気持など分かるはずもなかったのに、何故か心にジーンとくるものがあったのを憶えています。
そういう気持にさせたのは、この映画の中の随所に置かれた何気ない風景がとても丁寧に描かれていたからだと思います。
人気のない駅の構内や寝台列車の窓に写る夜の景色、車の中から見える澄みきった夜空など、普通に存在しているものが妙に愛おしく感じられる映画です。
他のジブリ作品のような華やかさはあまりありませんが、何度も繰り返し見たくなる作品です。
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地味だけど宮崎アニメに無い「普通のすばらしさ」です。 2002/6/1
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主人公のタエコが今の現実の世界と
小学生だった記憶とを行き来しつつ
とてもごく普通に淡々と流れて行く映画ですが、
非常に普通な事を映画にしている事って・・実は
すっごくすごい気が致します。
今の時代、「自分探し」が話題になってますが
この映画もそれにかなり近いので、
今こそ、この映画の再評価をしたいです。 すごい甘さも極端に辛い試練も出てこないですが
それがまた自分と照らし合わせるのに
ギャップが有りすぎ無いのでホッとする感じです。
エンターティメントな感じをお求めの方には
少し退屈かもしれませんが
すごくイイ映画です。
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「演出家が『農家の嫁になれ』と叫ぶ」映画 2002/12/8
・・
宮崎駿氏がこの映画について上記のように批判していたのを雑誌で読んだことがあります。農村礼讃といったメッセージ性、イデオロギーが余りにも全面に出過ぎている(説明的な台詞が多かったり)、といったようなことでした。それは映画を損なっていると。
この意見には賛否両論あると思いますが、個人的には、高畑監督の作品がこの頃からもうひとつものたりないものになって行った理由の本質を上手く言い当てているんじゃないかなぁ、と思います。
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ナミダもぽろぽろ 2001/10/26
ナミダもぽろぽろ, 2001/10/26 お客様
いなかにあこがれ、2回目のファームステイ?にやってきたOLが、旅の途中から田舎生活の合間で、子ども時代の出来事を生き生きと、また不思議ななつかしさを伴って思い出される様が描かれる。現在と過去が交互に表現される事で主人公のOLタエコに存在感が感じられる。ここからがただですまないジブリ作品で、この主人公が田舎生活の中で有機農業を営む青年や農家の人々と交流を通じて、新しい生活の始まりの予感ー農家の嫁になって田舎で暮らすーに気づくいていく。この展開が淡々と、また実に自然に描かれる。今井美樹の独白調のセリフも好きだ。アニメの魅力の重要な要素である絵的な造形でいえば、かなり地味でリアル。不思議とさわやかさが感じられるのはジブリ的。最後に流れる主題歌の歌詞とそこで展開される出来事の描写に何故かナミダが流れココロが軽くなる。のはワタシだけか。同じ感動を受けた方、なんでナミダが流れたか分析結果を聞かせて。
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大人のジブリ。 2005/7/1
大人のジブリ。, 2005/7/1 お客様
多くの人が思っているように、子供受けは悪いと思う。
確かに、出だしはぱっとしないところもあるし、物語も
淡々と進む傾向がある、ストーリーの内容も子供受けしない、
というより、子供にはわかりづらい。
が、その分、心の描写はおそろしくうまい作品である。
何気無い日常の中で、誰もが密かに感じている焦燥や希望、
後悔、不安などが、登場人物を通して映し出され、それが
見るものに感情移入させる、ジブリでは「海がきこえる」
の流れを汲んでいるといえよう(作成の順序は逆だが)。
今井美樹と柳葉敏郎の声優ぶりも、今のジブリ声優陣より
はるかにマッチしており、いい味を出しているのもグッド!
子供より大人が見るべきジブリ作品ではなかろうか。
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同年代にはたまらない作品。 2005/11/16
ジブリの作品で、宮崎監督の作品が好きな人にはいまいち感が
強いかもしれません。
子供や、学生にも、いまいち反応は薄いでしょう。
しかし、仕事をしていて、同じような思いを感じたことがある人には
たまらない作品といえます。
主人公が、子供のころからあこがれてきた田舎を訪ねることにより、
自分の子供のころの思い出が次々と浮かび上がってきて、自分の
過去を振り返る、どこにでもありがちなストーリーですが、その
ありがちなところに、観る人は今の自分の姿、気持ちを投影させて、
共感を覚えるのではないでしょうか。
きっと、毎日が同じように過ぎていく日常の生活にしゃくぜんとしない、
閉塞感を感じている人には、主人公の気持ちがわかるはずです。
ラスト、本当にあるべき姿を発見した主人公に、拍手したくなりました。
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ラストで流れる主題歌は秀逸 2004/1/30
まずリアルさを徹底的に追求したアニメーションが素晴らしい。雨に濡れた駅前の風景や、田舎道を走る車の動き、ベニバナ畑に朝日が昇る様子などはまるで写真を見ているよう。精密さという点だけでなく、水、空気、光の質感がはっとするほどリアルだ。主人公の少女時代と現在が交錯するストーリーは、初めて観たときはわかりにくく、なんだかぱっとしない印象だった。家庭での両親のやりとりや姉妹げんか、学校でのさまざまなエピソードも徹底的に地味で、取るに足りない、敢えて映画にするほどのこともないようなものに思えた。それがラストシーンを観たとたん、ぽろぽろと涙があふれ、とてもあたたかい気持ちになる。なぜだろうと思い何回も観返すと、ひとつひとつのエピソードを通して、自分の子供時代と、延いては今の自分と向き合っていることに気づく。ラストシーンで必ず涙があふれるのは、自分の中のせつなさやほろ苦さが、あの主題歌でやさしく押し流されるからではないだろうか。歌も映像も、とにかくラストシーンは秀逸である。
起承転結のストーリー構成ではないが、まさしく思い出が「ぽろぽろ」とこぼれてくるような作品だ。
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おもひで 2006/4/3
おもひで, 2006/4/3 キッズレビュー
私がジブリ映画の中で最も愛すべき映画です。
そして子供時代、最もくだらないと思っていた映画でもあります。
小さな頃の自分にはたえちゃんの気持ちは分かっても、
たえこさんの気持ちは分からなかったですから。
数年後、私は田舎から都会へ一人暮らしを
はじめてからでしょうか。
この映画を観たのは…。
その時、みえたものは子供の頃にはみえなかったものでした。
小さい頃に観たきりという方へ
是非観てみてはいかがでしょうか?
9
自分探しの旅 2003/6/12
人生が軌道に乗っている時には、何のためらいも自分に対しても
特に考えたりしないのが普通です。
女性には、ある程度色々な人生経験をしていくとこのまま
この生活でいいの?と、考えてしまう時期が、あります。
特に、20代後半になると結婚と仕事について真剣に将来を含め
考えますよ そんな時、心のリセットボタンを押して、違う自分になってみたく
なるのです。
都会で疲れた心と体を、開放して子供の頃のように
無邪気さを取り戻し、自然のパワーをもらい元気になりたい
そんな女性の心理が、この作品にはとても上手に表現されています。 疲れた心を癒したい時、子供の頃のように無邪気さを取り戻したい そんな気持ちになった時に、お勧めしたい作品です。
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大好きな作品 2007/2/8
僕もタエ子のように給食を残しては叱られる子どもだった。
分数の割り算も素直に出来なかった。友達がいないとか、勉強についていけない、なんて事はなかったけれど、
毎日の生活にどことなく違和感があって、"生きずらい"というか、みんなと同じように要領よく出来ない事に劣等感があった。
タエ子があべくんの悪口をみんなと一緒にしなかったのはそういう意味での劣等感があったからなんだと思う。
悪口を言わない事で劣等感を解消しようとしたんじゃないだろうか。
でも悪口を言わなかったところで考えている事はみんなと同じ。いい子ぶってるだけ。
その後ろめたさが「トシオのところに来てくれないか」の一言でよみがえってくる。
農業を手伝っているとはいえ、今だって覚悟があってそうしている訳ではなく、単なる真似事に過ぎなかった。
いい子ぶってるだけ。
そんなタエ子を初めてちゃんと肯定的に見てあげる人がトシオさんだったんだと思う。
そのトシオさんの優しい言葉に触れて、僕も長年つかえていたものがとれ、救われるような気持ちになった。
そんな気持ちになったのは初めてだった。
僕は平成生まれなので昭和40年代を懐かしく思う気持ちにはなりませんが、年齢層を問わずそれぞれの受け取り方で楽しめる作品だと思います。ぜひ見てみてください。