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絵の怖さ、邦画の極み 2006/8/22
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高畑監督のとなりの山田くんやらホタルの墓は正直良さがまったくわからんが、この作品だけはとにかく凄い。人の目から見た野生の獣の姿なんてこんなモノかと思い知らされ、納得させられた。生きて動いている時はとてもリアルに見え、人はそれを可愛いやらなんやら…、死ねば動かないイラスト的な軽いモノに見えてしまう。アニメというジャンルを完璧に生かしています。あと、たぬきの婆さんが歌う唄もとても良いです、「赤勝て、白勝て、どっちも負けろ、負けたたぬきはぶっ殺せ」映画パールハーバーを作ったアホな奴に聞かせてやりたいわ。ラストはホント悲しくなりますね。人に場所や何やら奪われると解ってはいるがたぬき達は無駄なあがきをしたり、結局場所が無くなり人の社会に溶け込む奴らもいて…。そんで、たまに限られた場所に皆で集まり祭りをする。物語が始まった時からどう考えてもこのラストしか考えられないんだが、いざアニメの映像を見ると物凄い感情になる。救いがないようにも見えるが、あるようにも見える。こういうのを撮らなきゃ駄目でしょ・アホみたいに偏った正義並べた映画やら漫画やら小説やらは本当に見習って欲しいものです。
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・人間様・はやめられない。 2005/9/17
ジブリ的な壮大さとかはないけれど、笑いあり涙ありで子どもから大人までしみじみと楽しめる作品であると思います。
この作品を見て改めて思ったことは、人と自然との共生は難しいということです。もちろん努力すれば少しは改善できるかもしれませんが、それは人間にとって満足できる程度、自然界にとっては微々たるものでしかないのかもしれません。私たち人間の生活の裏には様々な犠牲があって、それはわかっていても「人間様」はやめられないのです。そんなもどかしさを感じました。
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開発の犠牲 2002/5/28
ジブリの作品のなかでは、比較的地味な印象の狸合戦ですが、実は大変
おもしろい映画です。トトロに負けないくらい家の子たちも一生懸命に
何回も観ていました。
平和に暮らしていた狸の世界を脅かしたのは「人間」。 その人間と対立するグループと人間社会と共存を目指すグループ。それ ぞれのグループのやりとりの面白さ。人間社会を憎みながらも人間の文
明にはまっていく狸たちの姿も滑稽です。 人間の住む場所を広げるために、広げた宅地。けれど、その陰で犠牲に
なった動物たちの姿を明るく描いた作品です。
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名作! 2006/6/4
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当初は幼稚っぽくてつまらなさそうと観なかった。
数年後、姉の子供らが熱心に観ているので一緒にみたら面白かった。
さらに数年後、自分の子供が熱心に観ているので再鑑賞したらまた良かった。
これは名作です。
分かりやすく、楽しめて、メッセージもある。
勿論、私も子供も一番笑えたのは狸たちが化ける楽しいシーン。
つまり、心地良いユーモアだ。
5
外国人にもわかる日本文化 2001/6/15
アメリカ人の主人の大のお気に入りです。 在日10年あまりの主人が見て、多摩ニュータウンと言う親近感のある場所であることもあり、非常に感動して、日本語を解する在日外国人の友だちに勧めてまわっています。 子供が見ても、大人が見ても、日本人でも、外国人でも、とっても楽しめる作品です。
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「大人」の為のジブリアニメ 2003/2/15
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大人の為の寓話、という表現が最もぴったり来る映画。
ナウシカや、ラピュタのようないわゆるファンタジックな映画を求める人
には少しばかり物足りないかも知れませんが、私は非常に楽しく観させて
もらいました。芸達者な落語家を声優として多用している事も、映画のテーマ
と雰囲気にピッタリです。「おもしろうて、やがて悲しき・・・」という
宣伝のうたい文句は、掛け値なし!あまりアニメ映画を観る事は無い私に
とっても、「トトロ」と並んでジブリが誇って良い作品だと感じます。
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考えさせられるストーリーです。 2006/12/11
子供(未就学児)に見せる前に、どんな内容なのか見てみました。
宅地開発に伴い、住む所を追われそうな動物達の行く末を動物達の観点からストーリーが展開されています。開発を阻止する為に繰り広げられる、狸の化かしは、決して勝つことができない物としてシニカルに描かれています。
動物達の立場を理解し、むやみやたらに自然を壊してはいけない、というメッセージを受け取ることはできるという点では、お勧めしますが、ただ、動物が殺されてしまう残酷なシーンや、荒っぽい言葉「ぶっ殺せ!」とかが出てくるので、あまり小さいお子さんにはお勧めしません。
少し大きくなってから、見せたほうがいいな、と判断しました。
8
今の多摩ニュータウン 2005/9/3
ジブリの中では、結構影が薄いですよね。
なぜでしょうか?すっごくいいのに。
今、多摩ニュータウンって大変らしいですよ。都心から離れてるだけあって、せっかく建てたマンションに人が入ってくれないらしいです。だからマンションの価格を大幅に値下げして、やっと集めているそうです。なんかあのタヌキさんたちに申し訳ないですよね・・・。
政治やメディアは小動物や虫のことなんか考えてくれない。分かってはいるけれど、なんかキュンとさみしくなっちゃいます。
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日米戦争 2006/11/10
この作品を初めて見たとき「これは日米戦争だな」と思いました。狸たちが日本、人間たちがアメリカです。自分たちの都合で狸の土地に進出してくる人間たち。それを黙って見過ごすわけにはいかず、自分たちの生存権を確保するため、化学によるテロや武力抵抗を試みる狸たち。しかし、人間たちを全否定するわけではなく、狸の偉いさんたちがマクドナルドのハンバーガーに夢中だったり、テレビの前にかじりつきになる狸たち。最後には、負けるとわかっていながら人間たちに戦いを挑み、特攻を仕掛けて散ってゆく狸たち。その後、人間世界に順応し、「人間」たちの仲間として生活してゆく狸たち。
日本とアメリカを完璧に戯画化してみせた上で、メッセージ性とエンターテイメントを両立させた稀有な作品。
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楽しく、懐かしく、深い。 2002/10/7
森や山が人間たちに壊されていくのを阻止するために、立ち上がった狸たち。
「化け学」を一生懸命学ぶ狸たちは、微笑ましく、人間型を維持するにはエネルギーを激しく消費するため、栄養ドリンクを飲む狸にクスリ。
人間たちに警告するために狸総がかりで化けパレードをするシーンは本当に楽しい。
ラスト近くで狸たちによって再現される田園風景は、誰もが懐かしさを感じずにはいられない。
人間が住みやすくするために、動物たちの住処奪っているのは、紛れもない事実だ。せめて、その事実だけは忘れてはいけないのではないか?
住処を失った狸や狐が、本当に人間として生活しているのではないかと、ちょっとだけ信じてしまいそうな自分がいる。 ストーリーは勿論、私は「ぽんぽこ」の声優陣がまた魅力的で楽しめると思う。今年になって、和尚さん役だった小さん師匠や、おろく婆さん役の清川虹子さんが相次いで亡くなってしまったのが残念でならない。 我が家では、テレビ放映の度に録画し直しているにも関わらず、ビデオテープはもうすっかり擦り切れている。DVDになったら、是非購入したい。