耳をすませばのレビュー
カントリーロードがハマりすぎ 2002/4/24
『耳をすませば』を見た後、それまで全く知らなかったオリビアニュートンジョンのCDを探しまくった。本をよく読むようになった。前よりもっと友達を大事に思うようになった。めんどくさいって口にしなくなった。中学を卒業するとき、もう雫たちより大人になっちゃうんだな…と思って切なくなった。
自分が孵化しようとするある時期に誰もが感じる、私は何がしたいんだろうという苛立ち、将来が見えてきてしまう事への嫌悪感、大人になっていくという絶望がダイレクトに伝わります。同時に、その刹那にしか感じる事のできない空の青さや風の感じ・怖いもの知らずだった自分を思い出します。
きっとおばあちゃんになっても見続けるだろう作品です。
10年前、この作品を観ていなければ。。。 2006/3/17
・・
今の仕事をしていなかったと思います。
それくらい自分の原点というか出発点の作品です。
今の仕事を始めて13年が経とうとしています。
仕事はアンティーク関係のディーラーをやっています。
留学生でありアンティーク屋の見習いだった当時、この作品に出ていたアンティーク屋さんに憧れました。 夢を叶えるため単身渡伊する聖司に自分を重ね合わせました。 雫の純粋な気持ちに心拍たれました。
この作品を見てアンティークの仕事を本気で頑張ってみようと思いました。 いつか故郷にあんな店を作れたらと思いました。
あれから13年、ちょっとは自分の仕事に自信が持てるようになりました。
そして、とうとう故郷に土地を購入することができました。
あのとき決心した夢が今現実になりかけています。
あの時から想い描いてきた店が建つまでもうちょっと、あともうちょっと・・・
恥ずかしいよー。 2002/6/11
・・
この映画を観終えた直後に思ったのが、「恥ずかしい」の一言だった。なぜなら、自分にも身に覚えのあることが、余りに直接的な表現で描写され過ぎているからだ。男って、普段は強気でいばっていることが多いけれど、本当は「臆病で傷つきやすい生き物」だということを、この作品で全女性に暴露されてしまった。「あなたにも、そんな時期があったのねー(笑)」と家内にも冷やかされる始末。大人には「懐かしさ」を、現役中学生には「夢と希望」を与えてくれる、家族全員で楽しめる作品だ。内容と同時に、画像も立体感溢れる手抜きのない「今時珍しいアニメ」という意味でも好感を持てる。単なる写実主義でないことが何より嬉しい。名作ながらも、同時に照れくさい映画で、男としては複雑な心境にならざるをえない。ここは素直に作品を楽しむ姿勢を貫くしかなさそうだ。
おじさんもこれが大好きです!! 2002/3/14
あまり日本に接する機会のない自分の子供たちにジブリ・シリーズをみせています。そのなかで、自分自身がはまってしまったのが「耳をすませば」です。かつて自分が高校時代を過ごした多摩の街並、音がとても懐かしい。野球、ラグビー、ピアノ、声楽に夢中になり、また、本当に純粋にプラトニックな恋をしていた30年も前の仲間達が、主人公の二人、その友達と不思議と重なってしまいます。現在、青春真っ最中のファンの皆様には申し訳ないですが、この映画の感性は、絶対に私の世代のものだ、と思ってしまいます。多感な世代の方々にかみしめるように見てもらえればいいですね。
恥ずかしいよー。 2005/3/4
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この映画を観終えた直後に思ったのが、「恥ずかしい」の一言だった。なぜなら、自分にも身に覚えのあることが、余りに直接的な表現で描写され過ぎているからだ。男って、普段は強気でいばっていることが多いけれど、本当は「臆病で傷つきやすい生き物」だということを、この作品で全女性に暴露されてしまった。「あなたにも、そんな時期があったのねー(笑)」と家内にも冷やかされる始末。大人には「懐かしさ」を、現役中学生には「夢と希望」を与えてくれる、家族全員で楽しめる作品だ。内容と同時に、画像も立体感溢れる手抜きのない「今時珍しいアニメ」という意味でも好感を持てる。単なる写実主義でないことが何より嬉しい。名作ながらも、同時に照れくさい映画で、男としては複雑な心境にならざるをえない。ここは素直に作品を楽しむ姿勢を貫くしかなさそうだ。
私の中でジブリ作品NO.1 2002/3/28
ちょうど中学3年の秋に学校で映画上映会があり、そのときに見たのが「耳をすませば」でした。主人公の雫と同じように進路に悩んでいた私は、自然と雫に感情移入していました。焦りや葛藤が交錯し、好きな人のことで胸を締め付けられた「あのころ」を、今見ても思い出させてくれる作品です。この作品を見た人誰もがそれぞれの懐かしい「あのころ」に思いを馳せるでしょう。
耳をすませば???聞こえてきませんか? 2006/2/13
「こんなことがあったらいいなぁ」「こんな風にならないかな」小さい頃はアニメや小説の主人公に憧れて、いろいろな夢を見ます。ふとしたことで、世界が一瞬で変わり、ドラマチックな人生を歩むことをいつも夢見るのです。
しかし、現実は違います。理想の世界と自分のいる世界がどれほどの距離にあるのか、嫌でも分かってしまいます。大人になっていく課程で、夢見る時間や想いは次第に少なく、小さくなっていきます。そうしないと、苦しいのです。「どうせできっこないよ」そんな気持ちを持ちながらも、理想の世界に少しでも近づきたい・・・口には出せませんでしたが、いつもそう思っていました。私にとって思春期とはそういうものでした。
雫や聖司を観て、私は正直「ありっこないよ」と思いました。でも、悔しいくらい憧れてしまいました。自分の生き方を必死で探す雫に心を打たれ、自分の思いを真っ直ぐに伝える聖司を羨みました。私も勇気を出せば、「違う世界」に行けたのかもしれない・・この作品を観る度、思うのです。「こんなのありえないよね」と娯楽の青春映画として観られるために、この作品は作られたのでしょうか?受け止め方は人それぞれだと思います。
この映画の中であり得ないことなど一つもないのだと、私は思います。思い切る勇気次第で、世界はどんどん変わっていく。理想論ですが、可能性のある理想です。作品の影から、「若者、がんばれ!」という声が聞こえてきます。雫や聖司があきらめないように、夢を見続けて頑張れば、どんなヒーローやヒロインにも負けない、素敵な人生を歩めるのです。
ボロボロ泣きました。 2002/5/29
耳をすませばをはじめて見た時の事は今でもよく覚えています。たしかテスト前の連休が始まる前の金曜日でした。いつもはどんなテストでも気を抜かずに頑張っていた私が、この映画を見た後の二連休のあいだ全く勉強に手がつかなかったんです。二日間ずっとこの映画のことを思い出しては胸が苦しくなって、何にも考えられなかったんです。そのころの私は、ちょうど雫と同い年でした。雫の気持ちが痛いくらい分かったんです。雫と自分とが重なってなんともいえない気持ちになったのを覚えています。周りとの葛藤、恋、自分の夢。とにかく私の中では最高傑作の映画です。見終わった後にずっと涙が止まりませんでした。
こんな町に戻りたい。 2002/5/2
この作品の舞台になっている聖跡桜ヶ丘に住んでいました。
多摩ニュータウンの生活も良く描きこまれていて、胸がキューッとなる素晴らしい作品だと思います。
ただ、悲しいのは、いろは坂を駆け上っても図書館は無いし、ロータリーのまわりにも猫男爵のいる店はありません。
それでも、この作品を見るたびに、カントリーロードな切ない気持ちになります。
絵空事ではない青春 2002/2/25
観ていて恥ずかしいまでの青春と恋愛を緻密な絵と構成で決して絵空事では
なく、すごく身近な現実に感じさせてくれる傑作だと思います。実在する場
所を舞台に選んだことも身近に感じられる要因でしょう。奇想天外なアニメ
も良いでしょうが、この作品のような「身近」さは何度も観たくなります。
とてもきれいであたたかい 2002/8/27
主人公の雫の姿には元気と懐かしさとぬくもりを分けてもらう感じがしました・きらきらしている石に見とれたり・お爺さんの話に耳を傾けて涙を流したり・牢屋でヴァイオリンを作り続ける職人の姿に心動かされたり・本に夢中になったり― きれいなものに素直に感動しながら不安と迷いをこらえて進んでいこうとする雫の心がとても素敵です・雫と聖司が恋をしてお互いに励ましあう姿も・黙々と努力しようと決心する聖司の姿も・子供みたいに楽器を弾いて笑っているお爺さんの姿も・全てが素敵な作品だと思います・
この作品を見ると・初め、周りの風景が驚くほど細かく描かれていて背景がきれいなことにはっとさせられます・小さな神社でひぐらしの声が聞こえて木漏れ日がきれいな場面・空気が澄んで空が高かいせいで星と夜景がきれいに見える夜、夏の空の青さと樹の深い緑の鮮やかさ・秋の朝冷たい空気の中で朝もやがかかっている所に朝日が昇って周囲が赤くなっていく場面・風が吹く瞬間、電車の音----と言葉では言い尽くせないほど・日常の中で刹那に美しさを感じる景色が丁寧に再現されているところにあたたかさを感じました・とても・たたかくて・いつもの風景ってきれいだな・ここで生きてくしかないんだなと元気をもらいました。
若くして逝ったジブリの後継者 近藤喜文 2008/1/15
後継者不足が問題のスタジオジブリ。しかしかつてはこの「耳をすませば」の監督の近藤喜文さんがジブリの、高畑・宮崎の後継者として期待されていました。
有名なエピソードとして「となりのトトロ」と「蛍の墓」が同時上映されることになり、それぞれの監督を務める宮崎と高畑が、コンちゃん(近藤のこと)がこないなら降板する、などと言って取り合ったというものです。
彼の絵は彼にしか描けないと言われ、70年代後半から特に先の両名の作品作りの手助けをしてきました。
さらにジブリ作品における恋愛、男女の心情といった部分は彼の力が大きかったと思われます。それはこの作品の監督を務めたことからも伺えます。おそらくこういった分野は高畑・宮崎は苦手としたのでは・
しかし、過去に入院を何度か繰り返し「もののけ姫」の製作に携わった後、1998年に亡くなりました。
何か作品のレビューと関係がなくなってしまいましたが、少しでもみんなに近藤喜文を知ってほしくて、私見も交えながら書かせていただきました。
失うには惜しすぎた天賦の才 2007/5/30
だれもが経験したであろう恋の甘酸っぱさ、将来への不安、現状の自分への葛藤etc… まさに青春。そのすべてをあざやかにテンポよく、完璧に表した作品といえばこの「耳をすませば」しか思い当たらない。素直に世界に入り込める臨場感や、一部を除いて違和感を感じさせない声優選考、飽きのこない物語の展開は今のジブリが失ったものをすべて持ち合わせていると思う。この作品は若くして逝った監督・近藤善文の才能の結晶に他ならない。本当に惜しい人ををなくしたものである。長文失礼
2008/2/22
∧||∧
( ⌒ ヽ
∪ ・
∪∪
心がキュンとなります。 2002/3/10
世間の波に流されず、型にはまることをかたくなに拒み、自分が納得できる生き方をしている雫を見ると、あぁがんばろうって思う。
猫を追いかけてたどり着く不思議なお店は、誰もが小さい頃、小さな足で、ちょっと遠くへ冒険したあのドキドキ感を思い出す。
ラスト、聖司との恋は・・・・・心がキュンとあったかくなる映画です。
雫&聖司の未来を観たい! 2004/2/22
何度も何度も繰り返し観ました。何度観て観終わったあとの爽やかな気持ちは変わりません。中学生の頃ってこんなに純粋に自分の将来のことを考えて、夢もたくさんあって、人生の中で蒼くて美しい時代だったなあ、と懐かしく振り返ることができました。主人公の雫もさることながら、天沢聖司のストイックなまでのバイオリン職人への情熱・・・。15歳にして好きな女の子にプロポーズまでしてしまう純粋さ、生真面目さが何ともいじらしくてステキです・
この映画には姉妹編?として「猫の恩返し」がありますが、私としてはバロンの視点からだけではなく、雫&聖司の視点での続編が観たいです。本当に将来この2人は結婚したのでしょうか・・・?
立派なバイオリン職人&小説家になったはずであろう2人の未来を、ずっと見守っていきたいような気がしてしまいます。
大好きです☆ 2004/5/4
私が初めてこの作品を見たときは小学生でした。
中学生になれば雫のような恋が出来るのだろうと胸をドキドキさせて見ました。
実際あんな恋を中学生の間にできなかったけれど、高校生になった今でもいつか雫のような恋が出来る事を夢見ながら見ています。
また中学3年生で進路で悩む雫の気持ちもよく分かりました。 何がしたいわけでもなくただ高校に進むのが嫌でなんで勉強しなくちゃいけないの?と何度も私は思いました。
そんなことを悩んでいる間も時間は過ぎていき焦ることもありました。 小学生の時に見た「耳をすませば」中学生のときに見た「耳をすませば」高校生の時見た「耳をすませば」見るたびにいろんな感情がめばえてきます。 何歳でも何度見ても楽しめる作品だと思います。
素敵な中学最後の夏 2004/11/30
つい先日急にこの映画がみたくなり、親に無理を言ってこの商品を買ってきました。
私が小学生だったころに見たことがあった映画だったのですが、私には見たことがあったという程度のものとしてこの映画が記憶にありました。
私はいまやこの物語の主人公、雫と同い年になりました。
最近まわりの友達がきちんとした自分の考えをもって将来を見据えて行動しているようになりました。その変化が自分も変わっていかなければならないという焦りとなって私はとても悩んでいました。中学卒業後は将来に向けてとても重要になっていくのだと友達をみてて思いました。
しかしわたしには変わっていくといってもやりたいことも将来の夢もないのです。
そこで昔みたこの「耳をすませば」の存在を思い出したんです。
この映画にはきっと私の悩みを解決できることがあるのだと思ったからです。
やはり、見終わった後はとても開放されました。
バイオリン職人になりたくてその夢に向けて歩みだしている聖一。そしてそんな聖一をみて将来を深く見つめられるようになった雫。もちろん現実味のある2人の恋もみていて身近に感じられました。
自分の好きなことをやっている2人はとても素敵でした。好きなことで頑張っている人間はこんなにも綺麗なのか、と思いしらされました。
私にもすきなことがあります。たとえ才能があろうがなかろうが私はそれを将来の夢としていきたいなとこの映画をみて決意しました。
わたしみたいな悩みを抱えているひとにはぜひみてもらいたいです。
当然……5点。 2006/8/24
・・
ジブリ(まあ、主に宮崎駿)は原作がある場合、「原作とは違ったよさ」みたいな感じの評価されますが、これは違います。原作とまったく同じベクトルを向いていて、尚原作を超えています。バイオリン演奏者からバイオリン造りにした設定なんて、男の子の心情らしさがかなり出ていました。造る事って男の子なら誰しもが憧れを持つモンだと思いますし。あと、夢を目指すだけのエンディングじゃないところが良かったですね、挫折しそうなとことか足掻いてるとことか。声優もとても良かったです、雫の親父以外は…、誰だあいつは・ジブリ作品でたまにいるが。
嗚呼?かくも美しき青春時代! 2002/3/10
スタジオジブリ作品としては異色の作品ですが、非常に良いです・アニメではありますが、30歳前後の方にお勧めしたい作品です・もちろんそれよりお若い方でも十分楽しめますが、青春真っ只中の方より、少し前に青春時代を通り過ぎた方のほうが色々感じることが多いのではないかと思います・もっとこの路線のシブリ作品も見たいと思います・
朝4時くらいから見るのがお勧め 2007/4/23
私が高校生の頃、何か壁にぶち当たった時や、気持ちが落ち込んだ時など
この作品を見て雫の夢に向かって頑張る姿に何度も励まされ、見終わった
後はすがすがしい気持ちで「俺も頑張ろう!」と思えるいい作品です。
東京であって、東京ではない風景に出会えます。 2007/7/2
ストーリーは中学生の恋物語。
「ガキの癖して、何が結婚だ!」と思ってしまったことを告白します。
大人が見るとあまりにもストーリーは青臭いし、こっぱずかしい。
でもそれでもこの映画が大好きな理由はこの映像美です。
主人公の雫が猫を追って地球屋に辿り着くと、東京の風景であって絶対東京ではありえない風景が彼女を迎えます。
ベランダから望む街並み、人っ子一人いない坂道。
静けさと美しさが微妙に入り混じった風景はまるで東京を舞台にしたおとぎ話であるかのようです。
そう、地球屋に彼女が足を踏み入れた瞬間におとぎ話が始まるのです。
ここから先は彼女が作り出す物語と現実が地球屋の魔力で絡み合い、現実のようでいて現実ではない物語が始まるのです。
そして地球屋で繰り広げられる「カントリーロード」の素人コンサート。
このシーンを見る度になぜか涙があふれてくるのです。
ジブリのアニメってストーリーともかくより映像の素晴しさに特長があると思います。
そしてこれだけの平凡な話をここまで見せたと云う一点で、この作品はジブリアニメの中でも際立った物になっていると思います。
昔に戻りたくなるかも 2001/6/29
22 人中、17人の方が、?このレビューが参考になった?と投票しています。 昔に戻りたくなるかも, 2001/6/29 By お客様
こんな頃あったあったって、思わず言いたくなるような作品、自分は何がしたいんだろ? 進路が決まっていく友達を横目に悩む頃 ふと気になる異性が現れ淡い恋に胸を焦がす。 そんな昔に戻りたいようなもどりたくないような
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初恋の透明な壁を美しく描く 2002/3/22
この作品は、たぶん、宮崎駿監督の頃の青春感を今に当てはめたものだと思います。その強い思いがソフトなタッチで感じます。また、現代の都会の中に、アンチークな童話的空間を織り交ぜ、そこに主人公二人の不思議な結びつきを描くあたり、宮崎流のにくい美学みたいなものを感じます。何と言っても、二人の間に透明な初恋の壁、時折、無視し合ったり、見つめ合って口ごもるところを詳細に描写するところなど、若いときあった甘い羞恥心をくすぐります。誰にでも、さわやかな息吹を頬に感じるこの作品は、特にひっそり見たとき、自分は生きていると思うにちがいありません。
美しい街と空、それを感じるこころ 2002/6/6
この作品のよさは街、そして空の描かれ方にあると思う。
作品の舞台になっている町の特徴は一言で言えば・坂・であろう。
その高低感を雫が階段を駆け下りるシーンや地球屋の横の階段を
見下ろすシーンなどで見事に描いている。
空に関しては冒頭、雫が夏休みの学校へ登校するシーンの
夏空の描き方。これ以上に美しくそして印象的に
夏の空を描いたアニメーションを他に知らない。
そして主人公の雫はこの街や空の美しさを感じ取る感性を持っている。
人が生きるうえでこのような感性をもつことがどれほど素晴らしいことで
あるのかをこの作品は教えてくれるような気がする。
近藤監督の傑作 2003/7/10
ジブリの作品は大好きですが、「ジブリ=宮崎監督」のイメージが強かったため、宮崎監督の作品しか見ていませんでした。たまたま、このDVDを見たのですが最初は宮崎色がなく違和感を感じたのですが、見ていくにつれとてもいい映画だと思うようになりました。この映画の透明感は宮崎監督では出せず、近藤監督だったから可能になったのだと思います。見た後、5.1chの音源も選択できることを知り、直ぐにまた見直しましたが迫力がぜんぜん違いますね。
私のように、宮崎監督ではないために敬遠していた方、ぜひごらんになることをお勧めします。
元気が涌いてくる 2006/1/30
ある意味、ジブリ史上最強のファンタジーだろう。
設定が現実的だからこそ「こんな中学生の恋愛があるか!」なんて
思うが、そんな非現実的な主人公2人の恋愛とそれぞれの夢を
中心とした物語は何度見てもいいと思ってしまう。
夢を追うことの大切さを教えてくれ、夢を追うことの厳しさを教えてくれ、そして人を愛することの大切さを教えてくれる。
見てる方が恥ずかしくなるほどハッピーエンドな2人と対比された
聖司のおじいちゃんの果たされない愛がまた切ない。
蛇足だが、学校の屋上で「隣に座ったこともあるんだぜ」という
聞きようによってはストーカーな発言をする聖司のシーンが
何か面白くて微笑ましくて好きだ。
友情や、夢をめぐっての親とのやり取りなども描かれ、
青春映画として様々な要素が詰まっている。
これから年をとってもこの映画から感じたものは忘れずにいたいし、
見るたびに何かを感じ続けていきたいと思う。
間違いなくジブリ作品の中で最も好きな物語だ。
コンクリート?ロード? 2007/5/3
初めて本作品を見たのは、大学の図書館でした。
友人を待つために何気なく視聴申し込みをした
「耳をすませば」。
気がつくとすっかりどっぷりハマってしまい、
逆に友人を待たせてしまっている始末でした。
近藤喜文という本当に惜しい人をなくしたと思います。
ジブリにとって、ひいては日本の今後のアニメにとって。
この作品を見る度、ただただそう思わざるを得ません。
僕のような凡人がここでいくら何を語っても
それは何の意味もありません。
ぜひ実際に鑑賞していただき、何かを感じてください。
きっと、見終わった後は日常の風景が、光が、雨が、
違って見えるでしょう。
大切なものって。 2002/6/29
みんな、雫と同じことを感じていたことってあるはずですよね?わたしには雫のように泣きたくなるほどの悩みがあって、聖司のような生まれた街を離れてでも叶えたい夢があるんです。今高校3年生で、生き方を決めなくてはならなくなりました。
耳をすませばを見て、感じることはひとつきりじゃないです。いつか辿る気持ち、今思ってること、忘れてしまった感情。いろんなひとがそれぞれに思うことがあると思います。わたしはつらくても、今ある気持ちを忘れたくない。こんなに真剣な心を捨ててまで、完全なんていらない。雫や聖司に触れて、そう思いました。そしてお父さんやお母さん達にこの作品を見てもらいたいです。わたしのような子供がいらっしゃるならどうか、わたしたちのことをわかってください!真剣に生きているから、譲れない気持ちや秘密にしたい心があるんです。昔みなさんが感じていたことと同じです。思い出しながら見てください。
音楽が最高。 2002/9/6
20 人中、15人の方が、?このレビューが参考になった?と投票しています。 音楽が最高。, 2002/9/6 By お客様
この作品は、聖蹟桜ヶ丘周辺を、ほとんどそのまま描いている。
大学の帰りに、京王線でこのサントらを聞いていたら、
なんか耳をすませばに世界に、ものすごい重なって、感動した。
特に夜景は、すげーはまる(笑)
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