1
人間味あふれるウルトラマン 2006/11/30
オリジナルの「ウルトラマン」における実相寺昭雄監督作品のうち、「真珠貝防衛指令」を除く五本を再編集した劇場版である。
基本的にはオープニングやエピソード毎の繋ぎ以外には新撮は無いが、音響面ではナレーションの新録、
新録主題歌、交響組曲「恐竜」等新たに音楽が挿入された部分もある。
特に「交響詩ウルトラマン」は怪獣墓場からのエンディングを感動的に締めくくってくれている聴き所でもある。
レッドキングやバルタン星人といった正統派のストロングスタイルの作品ではないが
単なる勧善懲悪ではないウルトラマンの一面を感じる事が出来る逸品だ。
実相寺監督本人によれば、それ程気合いを入れて作ってないとの事だが、
この作品から実相寺監督を意識する様になったファンも少なくなく、
第三次ウルトラブームの先陣を切ったという点でも評価されるべき作品である。
デジタルウルトラシリーズ程ではないが画質のクリーンアップも上質。
特典映像で「夢の跡~ウルトラマンの工場」が収録されているのもポイント高い。
強さだけでは決して無い、ウルトラマンのもう一面を味わうには最高の作品である。
2
勧善懲悪では割り切れない! 2007/2/23
実相寺監督の作品は、ガバドンの話の様にウルトラマンに罵声を吐く子供がいたりなど善と悪を等価値でとらえた作品があり、面白い。私もやはりジャミラの回が好きです!独特の実相寺アングルは当時から平成シリーズでも健在という感じでした!ウルトラマンを単なるヒーローで終わらせなかったのは実相寺監督の存在感だと感じさせられる作品でした。特典映像で監督のお話が聞けるのもナイスです!