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最初で最後の海外ロケ 2005/11/13
今作品のマドンナは竹下景子で三回目「口笛を吹く寅次郎」「知床慕情」「寅次郎心の旅路」、それぞれ役名が違う、ゲストに柄本明、共演者にイッセイー尾形,笹野高史と個性的な名優が出演してる。
私は、竹下景子の三作品の中では、「口笛を吹く寅次郎」が一番と思っている。
しかし「男はつらいよ」にはヨーロッパは合わない、名所名跡がきれいに撮られているが、しっくりこない、寅さんは日本語で話しているのに相手は理解してしまうのは無理がある。
2
前半はいいんだけど 2005/11/13
シリーズ終盤としては比較的出来の良い一本で、とりわけ、鬱病のサラリーマンと寅が出会い、ヨーロッパ旅行にまでこぎつけるまでのくだりが往時の快調さを窺わせて素晴らしい。しかし、本当にヨーロッパに行った後は、お決まりの恋愛話が始まってしまい、いつものようにふられて日本に帰ってくると言うみんな予想済みの結末で、何の感興も起こらない。前半だけ見てればいいのである。
3
寅さんが海外旅行をするというのはちょっと無理がある。 2006/9/11
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寅さんシリーズの中で、唯一海外ロケをした作品でしたが、ウィーンを歩く寅さんにはちょっと無理があり、竹下景子の恋物語も中途半端でした。但し、前半の自殺を図った柄本明を助けるお話は、笹野高史やイッセー尾形の怪演も有り、非常に楽しめました。
4
オーソン・ウェルズのそっくりさんが、 2006/12/4
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1989年夏公開作、併映はこれがなかなか快作の森崎東監督南果歩主演の「夢見通りの人々」(陰気なALWAYS三丁目の夕陽のような映画です)、
偉大なるワン・パターン・シリーズもさすがに40作を超えて山田組のプロフェッショナルな腕前が惰性で披露されているような印象が強い、前半部、ウィーンへいくまでは快調なのだが後半の失速が残念、おそらく次作から開始される満男・泉シリーズまでの埋め草的な姿勢が関係者全員にあったのだとおもう、そしてバブル時代の全盛期にウィーンから招聘もされたという僥倖にのったのだろう、
劇冒頭が寅次郎の夢シーンではなくなったことが重要だと考える、以後最終作まで渡世人の侘しい日常描写から始まるパターンとなる、評者自身が本シリーズに強く惹かれるようになったのは実はこの冒頭シーンの残酷さのようなものに気付いてからなのです(私の夢想するシリーズのラスト・シーンは、満男の結婚式に向かおうとするが名も知れぬような無人の駅舎で客死、野垂れ死に、する寅次郎なのです)、
みなおしてみれば一つの無駄なカットもないというまさにプロフェッショナル山田組の仕事、ウィーンの町の渡世人、オルガン・グラインダー(・・・・・を弾きながら駄菓子などを売る)や包丁砥ぎ職人などがさり気無く画面に収まっており、通勤帰りの情感あふれる路面電車や、舞踏会で出会った女性がパン屋の店員だったりという・・・・・・・など1カット1カットはいいとおもう、それにしてもウィーンで寅が振りまわしているぼうっきれはどこで見つけたのでしょう・