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中年の男たちの魅力 2002/1/12
中年の男たちの魅力, 2002/1/12 お客様
『カウボーイ・ビバップ』シリーズで最も素敵だと思うのは、キャラクターたちの造形です。といっても、このシリーズで注目すべきなのは、女たちのセクシーさではなく、男たちのダンディーさのほうです。この作品の作り手たちは、一部のアニメファンだけしか歓べない類型的で特徴のないいわゆる「萌え」的なキャラクターを描くことを潔く放棄しています。ここで主に登場するほとんどのキャラクターは、中年にさしかかった男たち。その灰汁の濃い描写が、この作品を他のSFアクションシリーズとひと味ちがうものに仕上げています。またシリーズ中で、頻繁に登場した脇役たちが、映画版では重要な役回りを演じているのも嬉しいですね。映画から先に見た方は、是非TVシリーズを鑑賞して、脇役たちの存在をチェックしてほしいともいます。
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悲しき悪魔の物語 2002/1/12
テレビシリーズからのファンではありますが、劇場版もテレビシリーズでのノリが全く変わってなくてとてもよかったです。この劇場版の話には#6の「悪魔を憐れむ歌」や#20の「道化師の鎮魂歌」と重なる部分が多くて、悪魔ではあるのだけれどもどこか憂いを秘めているなあ、このヴィンセントはと。渡辺監督のヴィンセントの描き方はやはり違うなと思いました。何せ1回観ただけではわからないのがこのスルメアニメ、何回観ても新鮮で心にしみる話ばかりです。それからこの劇場版、テレビシリーズにも増してかなりのネタが盛り込まれています、DVDを購入した際にはそれを捜してみるのも楽しいかもしれません。
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軽い気持ちで観てみてはいかが・ 2001/12/13
軽い気持ちで観てみてはいかが?, 2001/12/13 お客様
正直、劇場でしかできないスケールのストーリーだったとは思えないが、ファンには十分満足のゆく仕上がり。
かといって、これまでの作品を一通り見ていないと分かりつらい、なんてこともないのでご安心を。完全に独立したストーリーになっています。
ビバップのウリのひとつともいえるサウンドも見逃せない(聞き逃せない?)です。
オススメ。
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大人のアニメ 2002/1/28
洒落た音楽、映像、テンポ、ストーリー。映画になる事で、多少テレビシリーズとのリズムの違いはありますが、それもスパイスの一つとして楽しめると思います。人間味あふれるキャラクターの呼吸が、心地よいカンジに響きます。
メインキャラから、サブキャラまで、「そこ」で生きている「生活臭さ」も味の一つ。大人が十二分に「娯楽映画」として楽しめる作品です。
シリーズファンなら、是非。
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登場人物、声優、音楽、場面場面の演出などすばらしいのだが、ストーリーがぬるい 2004/2/6
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ハードボイルドな演出と登場人物やセリフ回し、ジャズを多く取り入れた音楽など、最近のアニメの中では水準を抜いていたカウボーイビバップの映画版。作画はきれい。アクションシーンも流麗。場面場面の演出も決して悪くはない。キャラはもとより魅力的。火星の都市、高速道路上で発生したバイオテロ。犯人にかけられた高額の報奨金に惹かれ、賞金稼ぎのスパイクたちが犯人の捜索を開始する・・・。中国語が街中に氾濫し、アラブ人街もあるアメリカの都市を思わせる火星の都市の設定が魅力的。スパイク役の山寺宏一、フェイ役の林原めぐみなど声優陣がまたよい。スパイクの独白場面やセリフ回し(ハードボイルド!)で山寺宏一の魅力が全開。よいところはたくさんあるのだが、それだけにストーリーの貧弱さが残念。
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レンジィがいい 2001/12/22
テレビアニメの映画化となると、製作者が力みすぎたり、意図的にテレビ版とのギャップをだしたりして失敗してしまうことがあるが、ビバップはテレビシリーズの空気感を持続しつつ、正当な映画としても完成されていた。映画を分かってるなと思った。音楽の役割が重要な作品なので、DVDで繰り返し、又は部分的に鑑賞するのには良い。昔のアクションドラマが好きだった年代の人は結構楽しめる作品だと思う。冒頭の石橋蓮司さんに始まり、小林愛さんがエレクトラを演じているというキャスティングもセンスが光ってる。個人的には2001年公開の洋邦のメジャー作品と比べても最高の作品。
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こんなアニメがあったのか・ 2002/9/29
こんなアニメがあったのか?と思うぐらいに面白かったです。しかし、弱点が1つあります。それは価格が高いことです。もうちょっと安くしてほしいですね。
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BEBOPメンバーからの最後のプレゼント。 2004/11/26
TVシリーズ公開時には見ていなくて、終わった後ビデオで追っかけ
ファンになったクチの人間です。
映像・脚本・音楽、、、全てにしびれ、影響され、でももう終わってしまって
いるからこれ以上何を望めば良いのか・・・。という時に公開された
映画版でした。
一言で言うならば「TV版を見ていた人間に対するプレゼント」のような
位置付けの作品かと思います。(★4つなのはそのせい)
TV版と比べると、若干尺の取り方が甘く、中だるみする所もあり、
キレの良さが売りだった演出も時間が取れるぶんだけ詰めすぎて
かえって逆効果・・・っぽい所もアリ。
TVシリーズのクオリティー以上の物を期待していたので採点が
辛くなるのは仕方ない事ですが。 でもそれ以上に、私のようにBEBOP好きには見て欲しい一本です。
最後のBEBOPメンバーからのプレゼントのような作品。スパイク・ジェット・
フェイ・エド・アインが元気一杯スクリーンを駆け巡っている・・・・。
それだけでも充分、見る価値はあります。
BEBOPを知らない人には勧めませんが、BEBOP好きには、是非是非、です。
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今なお前売りチケット保存中 2006/1/2
上映から2週間と経たず911テロがあり、製作が長引いた分、もし事件以後の封切りとなっていたら上映されていたか分からない作品だ。
まず作品を観る前に前売り券に付いていたTシャツ。クローゼットの中にいい色のシャツがあるなあと思うとビバップのものだったりする。年に数回しか袖を通さず大事に愛用している。
シナリオとしてはありきたりな題材かもしれないが映像、音楽がそれらをうまく融合し、こたえられない出来上がりとなっている。
特にエドなんかはお約束的な動きをするし、ヴィンセントの孤独感、虚無感はテロリストの心情とはこういうものではないかと、かなり説得力があると思わせる。
スパイクの清掃員扮する格闘シーンはブルースリーの映画にそんなシーンがあったなあと監督の遊び心も感じるし、シリーズものとはまた違ったテイストで楽しめた。
ただひとつ引っかかるところはヴィンセントの
『思い出した。俺の愛した女だ』というセリフは今をもっていらなかったんじゃないかなあ、映像だけで伝わったのではないか、と思わせる。
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「だらしないカッコ良さ」の頂点! 2002/6/4
革靴の底が石畳の上を叩き、近づいてきます。
カウボーイ・ビバップが多くのファンを魅了してやまないのは、
何にも責任を持たず、ただ転がるようにして生きるシャラクターたちの姿があるからでしょう。
劇場版となった本作では、『ヴィンセント』なる正体不明のテロリストが現れ、主人公達は幾度となく死の危険に晒されます。 拳銃での銃撃戦もあり、素手での格闘もあり。
作中を通して漂う『死』の濃密な香りと、その反面、軽快で陽気でリズミカルで適当な(笑)楽しさが同居しているのです。
そんな作品は他に類を見ないでしょう。 そういった意味で『カウボーイ・ビバップ』は非常に完成度の高いアニメと言えます。 とりあえず見てみてください。「だらしないカッコ良さ」を貫く者達の挽歌が聞こえるでしょう。