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ジュリー・アンドリュースの魅力、名曲、名ストーリー、巧みな演出 2007/11/14
ミュージカルなど観る習慣のない日本で、ふつうの人でも知っている唯一のミュージカル映画。今でも、音楽や英語の教材に使われているようだ。
この映画の成功は、主役のジュリー・アンドリュースに負うところが大きい。卓越した歌唱力(声域の広さ、音程の確かさ、豊かな声量)、ダンスのうまさ、見栄えのよさ(長身、美貌)、そして確かな演技力。
映画に使われている歌も、バラエティーに富んでいる。有名な「ドレミの歌」「エーデルワイス」をはじめとして「サウンド・オブ・ミュージック」「全ての山に登れ」「何かよいこと」は、テンポが速くないので、理解するのは容易だろう。「自信を持って」「私のお気に入り」「ひとりぼっちの山羊飼い」等はさすがに歌詞カードが必要。いずれにせよジュリー・アンドリュースの美声を大いに楽しむことができる。
しかし、この映画の本当の値打ちは脚本と演出の巧さだろう。人は悪くはないのだが、厳格で融通のきかない父親(クリストファー・プラマ)の対局に、自由奔放なマリア(ジュリー・アンドリュース)をもってきている。7人の子供たちは、12人目の家庭教師を追い出そうといろいろいたずらをするが、マリアの人柄に引かれてたちまちファンになってしまう。最初はマリアの教育方針にことごとく反対だった父親も、子供たちの生き生きとした姿をみて、マリアを認めざるを得なくなり、結局後妻に迎える。
マリアの価値観はふつうの人と変わらない。ただ、「たとえ苦手な相手でも自分の意見をはっきり言う」「他人に反対されても、自分が正しいと思ったことはできることから実行する」勇気と行動力が、ほんの少し優っていたにすぎない。
この映画がミュージカルファンを超えて幅広い層に支持された理由は、そこにある。
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総合大学の映画 2007/12/4
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映画とはこういうものだと言い切れる数少ない作品の一つ。
ミュージカルというちょっと甘い映画ジャンルであることを忘れる位 シリアスな戦争映画であり 痛快なコメディーであり 感動的な恋愛映画である。
まさに「総合大学的」な映画であり あらゆる「学部」の生徒たちを惹きつけて 飽きさせない。
こんな凄い映画が1960年代に出来てしまったことを思い返して見ると それから40年間一体僕らはどんな映画を得てきたのかと考えてしまう。
「映画とは国境、時代、人種を超えて人間に感動を与え得る芸術である」という 牧歌的な意見に 素直に頷かせてしまう ある種 アジテーションを感じる映画である。
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完璧と言っていいミュージカル 2008/2/16
この映画はあまりにも有名であり、いまさらレビューを書く必要もないのかもしれない。ミュージカルをブロードウェイから銀幕に移すと、どうしても舞台っぽくなりがちであるが、ロバート・ワイズ監督はそれを見事に回避し、映画史上燦然と輝く名作に仕立て上げた。ミュージカルとしては「ウェストサイド物語」と並ぶ傑作であり、映画としての完成度は演出、映像、演技、どれをとっても非常に高い。「ドレミの歌」をはじめとするスタンダードナンバーも楽しく美しく、まさに老若男女、万人が楽しめる映画である。DVDには撮影の裏話等も収録されており、映画ファンには貴重な情報が満載である。
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ミュージカル映画の最高傑作。 2008/3/3
ご存知のドレミの歌からエーデルワイスまで、なじみがあるのはこのミュージカルのおかげ。
当時の戦争と、脱出という社会状況をベースとしながらも、美しい歌、英語、フレーズに満ちた作品。
ジュリー・アンドリュースの代表作と言い切れる。
テレビでも放映されますが、DVDをつかって、見たい場面を何回も見て、聞いて、一緒に歌える最高傑作。