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現実のローマかくありしと思わせられる逸品 2007/10/24
本来、史実に表れてこないローマの姿そのものが、忠実に再現されており、ここに出てくる人々は、良い意味でも悪い意味でも、実際にそこに生きていた人として、活き活きと描きだされている。
主人公は、カエサルでも、オクタビアヌスでもなく、一介のローマ軍兵士二人であり、彼らの生涯と視点を軸に、それら英雄たちと絡ませることにより、一層、当時のローマというものを等身大で描き出すことに成功したように思える。
本来、架空の登場人物などの色づけには不要論を唱える私も、むしろ、これを切り離してみることこそがフィクションであるかのように思え、見応えという点では、実際のローマかくありし・・・と思わざるを得ないほどの仕上がりである。
史実としては、多少、面白おかしく作ってある部分もあるが、街には、ローマ人ばかりではなく、様々な人種が、普通に、各々の民族衣装のままで溢れており、この都市が、雑多な人種の集合体であったことがわかる。
史実には現れてこないであろうローマのマフィア同士の抗争など、その凄惨ぶりは目を覆わんばかりで、さらにローマの女同士の争いもまた、上流社会も日本の大奥の比ではなく、売春婦のそれも「陽暉楼」や「吉原炎上」の比ではなく・・・、とにかく人間の値段が限りなく安価であることに驚かされる。
(その割には警察権力がまるで登場してこなかったところを見ると、ローマには「防衛」はあっても、「治安」という概念は無かったのではないだろうか。)
「貞操観念」、「同性愛」、「拷問」、「人権」・・・・、思えば、キリスト教的倫理観が浸透する前であり、即ちそこは「理論上考えられること」は何でもありの世界なのである。
この点は、いくら古代のギリシャ・ローマに「民主主義の原型」を求めようとも、そこにあるのはまごうことなき古代国家であり、しょせん古代社会は古代社会だな・・という感を強くする。
一部、R-15指定になるのもやむを得ないといえよう。
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星5つ以上つけたい必見の傑作 2007/11/21
これは星5つ以上つけたい傑作だ。
今年見た映画やドラマの中で、最も素晴らしいと評価している。
WOWOWにて全話を見終えて時間が経っているのにもかかわらず、いまだにローマのキャラクター達が私の心に生き続けています。
この作品は、黙々と歴史を辿る堅苦しい大河ドラマと思うなかれ。
政治(権力闘争)、戦争、人生、恋愛、友情、家族愛など、どれも1級の見所が盛り沢山なのだ。
主役級のみならず脇役も丁寧に作られており、全ての登場人物のキャラが立っている。
男達を陰で操る女達の打算的な人間関係の描かれ方なんてシビレる程の出来。
私的な1番の見所は、戦士ヴォレヌスとプッロの”漢の深い友情”とそれぞれの人生ですな。
とにかくカッコイイ!!
歴史物だから敬遠されそうですが、ホントに見ないと損ですよ。
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ローマをリアルに描く歴史大作 2007/12/16
米国のテレビドラマだが、日本のドラマとは桁違いの200億円を投じた大作だ。
時代はローマの共和制の末期で、シーザーからアントニウス、オクタヴィアヌスに権力が移る様子を描いている。但し、ドラマの主人公は必ずしもこの3名ではなく、その背後にいるいずれも個性的な女達と二人の兵士という面白い設定になっている。
目を背けたくなるような残酷なシーンや、時には不必要と思われるエロティックなシーンが頻繁に登場し、すべての登場人物の弱いところや醜いところがさらけ出されるため、決して気持ちいい作品ではないが、それだけに実のローマはこうだったんだろうと思わせるリアル感は満点だ。
粗野で残酷と思えたアントニウスが最後には魅力的な人間に思えたり、賢く心優しい少年であったオクタヴィアヌスが冷酷な為政者に変貌したりと、善人と悪人が目まぐるしく入れ替わるのも特徴だろう。その中で兵士のヴォレヌスとプッロの変わらぬ友情にはほっとさせられる気分になる。
流血シーンが毎回のように登場するので気の弱い人にはお勧めできないが、歴史物としても、どろどろの人間ドラマとしても見所が満載なので、見て損のない作品だと思う。
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ROME 2007/11/13
歴史を背景に製作されるストーリーは全部とは言わないが、・ROME」はここ近年のヒット。Season1全12話。物語は紀元前52年ガリアを征服したガイウス・ユリウス・カエサル(Gaius Julius Caesar)がローマへ凱旋帰国する直前からはじまり、グナエウス・ポンペイウス・マグナス(Gnaeus Pompeius Magnus)の失脚、共和制政治から帝政ローマ政治の礎を築きながらも、志半ばで元老院にて暗殺されるまでが全12話Season1だ。また話中での、男と女、貴族、平民、奴隷、さまざまな人間関係の描写も然ることながら、イタリアのチネチッタスタジオに2haの壮大なオープンセットと6つのサウンドステージ、徹底した歴史監修ぶりに加え、当時と同じ素材を取り寄せての衣装製作には観る者の眼を奪う。ラテン語読みでカエサルと言われても日本では聞きなれないかもしれないが、英語読みではジュリウス・シーザー。
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TVドラマは勿論 映画をも超えた壮大な映像叙事詩 2008/2/8
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WOWOWでTVドラマとして放送されていたのを何の予備知識もなく観た。「ローマ」という漠然としたタイトルなので安っぽい歴史ものかと思いきや、あまりに壮大な物語でぶっ飛んだ。製作費が200億円以上というのだから最早TVドラマの枠を超えているのは勿論のこと、映画では上映時間という制限があるが、TVシリーズということで長時間に渡って表現できるという利点もある。まるで最高級な大河テレビを観ているかのようだ。「ローマ」は映画やTVドラマの枠を超え、最高の映像を提供してくれると思う。残酷シーンさえ抑えれば学校の授業に使いたいくらいだ。しかし長い!!テレビ放送時に録画をしようとして長さに断念したがDVDBOXで全話が一度に揃うのは有難い。
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主人公は意外な人物 2008/2/18
古代ローマと云えば、「グラディエーター」を見た程度の方もいれば、塩野七生さんの「ローマ人の物語」の愛読者まで幅広い層の人々がいるでしょう。
そうした、知識面や古代ローマへのイメージの多様な人々を満足させるように作られている、希有な歴史ドラマです。
エンターティメントな部分もさることながら、考証面の細かさ(奴隷とローマ市民との対比や、宗教儀式の描写等)も素晴らしいものがあります。
古代ローマを描いての考証の細かさでは、コミックの「クリスタル・ドラゴン」も健闘してますが、実写で見せられるのでは迫力がちがいます。
全話を通して見るとわかりますが、最終話の最後のシーンで主人公が誰だったのか気付かされますが、それまでの群像劇も楽しめます。
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男のための娯楽大作 2008/1/30
シリアスドラマでありながら、血みどろの戦闘シーンあり、セックスありと、まさに男のために作られた大作です。エロティックシーンも、WOWOW放送時には大きなボカシが入っていましたが、映画「300」のDVDにオマケでついていた「ROME」第1話ではヘア無修正でした。DVD-BOXではその点も期待できると思います。
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「ROME」を見てから死ね…というくらい、お勧めです! 2008/3/20
この『ROME』は本当にお勧めです。少しでもこの作品が気になってレビューなどで情報を集められている方は、どうぞ迷うことなくご覧ください。
「古代ローマの知識はあまりなく、知っているのはシーザーとかクレオパトラくらい…」という人から、「やっぱりローマ軍といえばこの楯だね~。ギリシアの丸型に比べるとこの長方形スタイルと持ち手のつき方がなんとも…」と細部にまで造詣の深い人まで、幅広く楽しめる極上のドラマに仕上がっています。
制作費を200億以上かけた画面は見事に古代ローマの世界を再現しており、その中で展開するドラマは非常に見ごたえたっぷりです。
カエサルやアントニウスなど歴史に名を残した連中の政権争いはもちろんのこと、普通の古代ローマ物では描かれないような、表面には出ないものの女性ならではの方法で策略をめぐらして政治的な流れをコントロールしていくカエサルの姪アティアや、庶民階級の出身でローマ第13軍団の百人隊長ヴォレヌスとその配下の軍団兵プッロが家族や女性や仕事のことで悩み、政権争いに巻き込まれていきながら、困難な状況下でも固い友情を培っていく姿など、登場人物が織り成す人間模様がしっかりと描きこまれていて、それが本当にリアルな古代ローマの世界を作り上げています。
特にヴォレヌスとプッロの戦友同士の友情物語は人間ドラマとして非常に秀逸で、政権争いのドロドロで陰惨になりがちなこの物語を明るく救ってくれていました。
英語のことわざで「ナポリを見てから死ね」というのがありますが、「ROMEを見てから死ね」と言い換えたいくらいの、本当にお勧めの作品です。
ちなみに、本編は全22話ですが、特典ディスクに古代ローマ社会や登場人物についての解説がいくつかついています。これもしっかり作ってあって、ヘタな歴史番組なんかよりもいいデキですので、こちらも忘れずにご覧ください。
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アティア最強 2008/2/29
エロいだけでなく
ストーリー、登場人物、衣装、セット、音楽、どれも素晴らしい作品です。
作中で骨肉の争いを繰り広げる女性達も大変魅力的に描かれています。
私は女性ですがアティアのファンです。彼女は最高に面白い!
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面白かったよ~ 2008/3/18
・・
ローマ、最高に面白かったです。実は最初の数話はそこまではまれなかったのですが、見始めたらとまらなくなりました。どんどん古代ローマの世界に引き込まれていって。。。アティアのキャラがものすごく印象的でした。
衣装、設定、町の様子、食事、家具、町の人達。。。とにかく全てにものすごく現実味があって、楽しめました。
さすがHBO、スケールがでかい!
ただ、シーズン2で終わってしまったのが残念。このスケールのでかさを大衆は受け入れなかったようで。。。レーティングがもっと高ければ続きもあっただろうに。