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アフリカを舞台にした映画の決定版! 2007/6/20
「ロード・オブ・ウォー」「ナイロビの蜂」「ホテル・ルワンダ」…。ここ数年アフリカを舞台にした映画が、世界各国で数多く製作されている。そのいずれもがエンターテイメントの形を借りながら、社会的メッセージを伝えるという手法で成功している。本作もその中の代表作と言っていい。
主人公はディカプリオというより、ジャイモン・フンスー演じるソロモンだろう。反政府軍の襲撃により家族をバラバラにされ、自らはダイヤモンドの採掘場に連れて行かれるが、そこで大きなピンクダイヤを見つけ運命が変わる。小さな村の平凡な漁師が、白人の力を借りながら、少年兵にされた息子を救い出すために、あえて危険地帯に潜り込む。その構図は、これまでの白人と黒人のパターンのまさしく逆である。
ディカプリオはというと、「誰がために鐘は鳴る」を彷彿させる古典的なヒーロー像を踏襲していて、南アフリカ出身の傭兵役を楽しそうに演じている。
何より特筆すべきは、物語を支える舞台のリサーチがよくできていることだ。平均寿命が30歳代というシオラレオネを選んだというのもそうだが、紛争ダイヤモンドというテーマ自体まさに映画的であるし、「腕きり」や麻薬漬けの少年兵等の残虐場面もリアルで効果的に使われている。他のアフリカ映画と同様、内戦や紛争は決して彼らの愚かさが生んだものではないという製作者のメッセージもうまく盛り込んでいる。
ハリウッドのスターたちが、競ってこの種の映画の製作に携わるようになってほしい。次は中東ブームを期待している。
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自由と家族と真実。 2007/6/21
劇場で観てからずいぶん経つけど、未だに頭から離れないほどの衝撃を受けました。
シエラレオネ共和国という国の名前すら知らなかった。
同じ地球上で、こんなにも悲惨な出来事があったなんて。日本はホントに平和だなと思いました。
ディカプリオとジャイモン・フンスーの演技が素晴らしかったです。
凄く感動しました。
二人で命懸けの旅に出る後半部分が凄まじいです。
とにかくこの終盤からは感動の嵐で、泣けます。
この作品がアカデミー賞の作品賞候補にならなかったなんて。
是非、観てほしい映画。きっと心動かされるはずです。
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観終わった後の行動が変わらなければいけないのです 2007/7/11
ワシはこの『ブラッド・ダイヤモンド』で描かれたことは100%真実だとは正直思わない方が良いと思っています。
(エドワード・ズウィック監督が『ラスト・サムライ』で描いた日本の幕末から明治は渡辺謙が演じた勝元など、
侍の描写は確かに上手く描いていたと思うが、時代背景はトンチンカンな部分があったので。)
とはいえ、ワタシはダイヤモンドを巡っての紛争があるという事実をを知りませんでした。
おそらくこの思いは、ワタシだけではないでしょう。
しかし、金(ゴールド)や石油などでいつの時代でも、こうした争いはあったのは知っています。
今作でいうダイヤモンドを巡る争いが起きる理由はわかります。
ひとことで言えば、ソレは金(かね)になるから。
あるいは、ソレで食っていけるから。
つまり、需要があるから、供給しようとして争いが起きているわけである。
こうした場合、一番憤りを覚えるのは、その需要側が血を流していないこと。
そして更に悪いことは、武器調達などをして、そうした紛争をサポートしていること。
そしてそして、極めつけに悪いことは、
それが極々一部の利権を得ようとする者たちによるものであるということ。
そしてその結果、いつでも、どこでも、一番の被害者は、
今回で言えば、ダイヤモンドには到底縁がない、地元の住民たち。
いつもこういった、『先進国の需要(エゴ)のために、被害を被る途上国の人々。』
というパターン。
この映画『ブラッド・ダイヤモンド』は、
こうした問題を提起している社会派映画で、大変見応えがあります。
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一度見てください 2007/8/4
映画館で見ましたが、残虐なシーンも多く、目をそらす場面も多かった作品です。しかし、この作品が伝える事実は、平和な日本で、何気なく毎日を過ごしている私たちに、今ある現実がどれほど恵まれているのかを痛感させられる作品だと思います。広い世界ではこのような現実があるという事を知るという意味で、一度は見るべき作品だと思います。観た後では、少なからず人生観に影響を与える作品だと思いますよ。
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アフリカ大陸の悲劇ここに在り 2007/6/29
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ダイヤモンドに限らずアフリカ大陸に眠る地下資源の採掘に対する利権を巡って、これまでも多くの欧米諸国の企業は大資本を武器に活動してきた。その一方で,反政府ゲリラや部族抗争などの地域紛争が絶え間なく続き、多くの惨劇を繰り返してきた。これらは非常に関連性がある問題で、このあたりをこのような作品に収めることにはとても意義があることだ。
『キーリング・フィールド』を彷彿させる虐殺シーンはとてもじゃないが目を塞ぎたくなる。アフリカで起こっている悲劇は、我々日本人は先進諸国の中でもとても遠くの出来事のようなところがあり、ひとりでも多くの日本人に鑑賞してほしい作品です。
アカデミー賞3度目の正直でオスカー受賞なるか注目されていたディカプリオだったが残念でしたね。しかし、今作の彼の演技を見る限りでは着実に力をつけてきている。近い将来必ずオスカーを手に出来るでしょう。最初はミスキャストではないかと思っていたが,終わってみればディカプリオが適役でしたね。また、ソロモン役のジャイモン・フンスーの力強い迫真の演技がこの作品をとても印象づけたことは間違いない。
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力作ではあるが、敢えて言わしてもらうと、、、。 2007/7/7
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この映画の見所は何か?1.オスカー候補になったレオの演技、2.辛苦の運命に巻き込まれたネイテイブ・アフリカンの家族の悲劇、3.紛争ダイアモンドを背景にした骨太の社会派アクション、こんな処だろうか。1については異論ない。レオはひょっとしたら自身のベストとも言える名演で、近い将来必ずやオスカーに輝くのではないかと思わせる。ハンスゥのぎらぎらとした個性と豊饒な眼差しが印象的な2も十分感動的だ。だが、映画の肝になる3についてはどうか?私はシエラレオネと言う国もダイアモンドを巡る凄惨な歴史も知らなかった。酷い話であるし、胸が痛む事実だとは思う。そこに焦点を充てたのは慧眼だと思うが、エンタテインメント性に偏重したあまり、アフリカの過酷で混沌とした姿が今ひとつ類型的にしか見えてこない。例えば、史実と言われる収奪、虐殺を繰り返す反政府組織RUFの描写を取っても、その背景に切り込んでいない為、彼らがハリウッド映画お馴染みのただの凶悪なならず者集団にしか見えない。勿論その行為は断じて許されるモノではないが、事実はもっと複雑だろうに、、、。更に、コネリー扮するジャーナリストの存在。レオに現地で今行われている現実に眼を向ける様説く白人でリベラルな女性、ネタばらしになってしまうので書かないが、結果、彼女の取った行動は、(決して間違ってはいないが)策士的で、正義感の裏にジャーナリストとしての功名心が見え隠れしてしまうし、ラストは、いかにも優秀な白人が黒人を善導している様でいやだな。結局、この映画はアフリカの地で起こっている悲惨な現実を、白人の目線でしか語っていない。最近のアメリカ映画の中では、アフリカへのアプローチの仕方では「ナイロビの蜂」に遠く及ばないのが残念な処だ。
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アフリカのロレンス 2007/8/10
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ピンクのダイヤモンドをめぐる争いを社会的メッセージを込めて作っている感じですな。白人優位主義。
アフリカの民兵の残虐シーンなどをうまく描いていて、特に市街戦の迫力は映画館でみると迫力はあります。ディカプリオの映画を見てきたわけではないので、過去の作品と比較はでいないのですが、利己主義で腕の立つ傭兵を上手く演じているとは思います。
この映画の最大の売りは派手なアクションシーンにあると思います。とくにHK USPのウイバースタンスでの射撃テクニックとかラスト近くでカラシニコフ系ライフルをフルオートでは撃たないで、ダブル・タップで撃つシーンとなど。
最大の疑問点はディカプリオが改心して黒人親子を助けようとする所の演出が下手で、「なんでなの、偽善的な」といいたくなる。
尺の長いポップコーンムービーとしては最良の作品。
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洗脳されていく子供たち 2007/8/31
この映画は「ホテル・ルワンダ」よりも過激で驚きました。2つとも映画はアフリカの今起きている実話をテーマとした映画ですが、「ブラッド・ダイアモンド」は子供が洗脳されて、殺人マシーンとなっていく姿が、痛々しく悲しくなりました。それが現実に起こっているから、笑う事も出来ませんでした。
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確かに実際に起こっていることとは違うかもしれない。大げさになっている箇所もあると思う, 2007/7/2
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ただエンターテイメントとしてみればよかったと思うよ。
事実としてブラッドダイアモンドの存在は有名な話であるし、
子供の兵士の話も有名だよね。
なるべくしてなった感じがする。
社会的映画としても面白かったと思う。
ただつっこみどころもあったから、個人的にはそこを克服してくれくれれば
星5つあげれたんだけどね。
ディカプリオの演技にはそんなに問題はなかったよ。
彼の素質であるありのままの自分にキャラクターをかぶせる感じの演技は
よかったと思う。ディカプリオを選んだというキャスティングの時点で
監督がどんな主人公を期待しているのかがわかるから、その辺をよんで映画を見ると
よかったと思います。
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善悪は行動で決まる☆ 2007/9/24
テーマとは裏腹にエンターテイメントな作りになっており、非常に見やすくて、単純に面白いです。
そして素晴らしいのは、その中においても、“この映画にあるべきリアリティとメッセージ性が損なわれていない”ということです。とても胸に迫るものを訴えかけてくれました。
本当にバランスのいい作品だと思います。
ダイヤモンドを巡る人間ドラマ、主要人物それぞれの思惑・行動・立場、その交差。
あるいは、一瞬にして奪われる日常・殺し合い・子供達の姿・そこにある現実。
引き込まれて、揺さぶられずにはいられないものがありました。
ただ、それでも、実感とはまだ距離があることも否定出来ません。
「ダイヤモンドを買わないでおこう」
「ダイヤモンドってよくないね」
そういう安易に結論づけたらすむ話ではありません。
本当に、知るべき、感じるべき現実を見せてくれます。
またどのキャストも素晴らしかったのですが、特にディカプリオ。今まであまりいい印象はなかったのですが、人気俳優というより名優という言葉が似合いそうな名演ぶりだったと思います。