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いくらなんでもヤンデレすぎる 原作を超えた狂気の終末 2007/9/30
11話
演出、構成、ストーリー、全てにおいて
6話に匹敵、或いは上回る力作回だったと思いますよ。
スクイズのドラマツルギーが過去の昼ドラで使いまわされたものであったとしても
それを愛くるしい二次元のキャラクターにやらせることで
得られるカタルシスたるやここまで凄く生々しいものかと想いましたさ、個人的に。
それまでの、人間味の欠片も感じられないまでに麻痺していた伊藤誠が
献身的な言葉の愛に触れ、そして聖なるクリスマスの夜に奇跡は起きた!
最終回まさか次の週にあんなことになるとは思わなかったので
リアルタイムであの体験が出来たことはビックリです。
でも、最終回見ましたさ。9月27日に。AT-Xで。
地上派での放送を中止したTVKの判断は正しかったですね。
壮絶の一言です。安倍定事件もハダシで逃げ出す狂気っぷりです。
全てが狂い、崩壊します。
DVD版はディレクターズカットになるらしいので
追加シーンがどうなるかは気になります。
最後に一言。 Nice boat!!
2
悪魔の領域に達した恐怖の脚本・演出 2007/9/28
泥沼の三角関係の末の惨殺劇。
誠はやっとつきあう女性を一人に決めます。しかし彼の決断は遅すぎました。
主役三人の微笑ましい恋愛で始まった物語は、とうとう最期に血の惨劇の結末を迎えます。
放送中止騒ぎにもなり、それでも見た視聴者から
「怖くて泣いた」
「怖くて眠れなかった」
「見ながら吐いた」
「見せろと言ってごめんなさい。これは放送は無理です」
などのネット上の感想であふれ、日本のアニメ史上、最凶の恐怖シーンとしての評価がもはや確立した感のある「School Days」
この強烈な問題シーンは、二度と見たくない人が大半でしょうが、私は魅入られたように10回以上繰り返して見てしまいました。最初の第一印象は「人が言うほど怖くないじゃないか」と思っていたのですが、繰り返して見れば見るほど問題のシーンの脚本・演出が神の領域に達している、というか悪魔の領域に達していると思いました。三角関係の愛憎の末の殺人という、昼ドラなどではありきたりな陳腐な題材を、ここまでアニメで強烈に描ききったたところが素晴らしいです。
恐怖を盛り上げるヤカンの音。その恐怖のシーンがやっと終わったと思ったタイミングで、また次々と襲いくる更なる恐怖シーン。人にどれだけ強い恐怖と嫌悪を抱かせられるか、という目的で考えるならば完璧な脚本・演出です。
BGMに流れる「悲しみの向こうへ」の曲を聞くだけでもうゾクゾクします。
冷静に「絵」だけ見るならもっとグロい作品というのは他にいくらでもありそうで、だからこそ最初に見たときはそれほど怖いとは思わなかったのですが、脚本・演出全体で徹底的に恐怖感と嫌悪感を盛り上げているということに後から気づきました。
怖いものを見たい人には是非お勧めですし、逆に怖いものが駄目な人は最初から避けたほうがよいでしょう。
それにしても…「恋愛」とは美しいばかりではない、ということを、この作品から思い知らされるような気がします。
追記:
あまりに感動したため、ついに原作のDVD-PG版を購入してしまいました。元々フルアニメーションの原作なので、まるでマルチエンディングのアナザーストーリーを見ているようです。こちらではハッピーエンドを迎えることも可能であるため、別な結末を見たかった人にもお勧めかと思います。ある意味TVアニメ版は、原作に加えられるべき新たな結末の一つと言えるのかもしれません。
またハーヴェストノヴェルズの小説版も購入しましたが、こちらもなかなか良かったです。
どっぷりと「School Days」ワールドにハマってしまいました。
3
こうなるべき最終回。 2007/10/6
バッドエンドが人気だった原作。
なので、原作ファンを大事にするならば、最後は生々しい事件を起こすべきでしょう。
その上で、アニメオリジナルの面白い展開を作る必要がある。
結果、あのような衝撃的な最終話が出来たと考えれば、この作品は高評価に値すると思います。
何より、原作の何がうけたのか、スタッフがちゃんと理解しているアニメでした。
仮に無難な恋愛モノとして仕上げていたら、こんなにも注目は浴びなかったし、こんなにも沢山のレビューが書かれることは無かったと思います。
人を選ぶという点で名作とは言えませんが、スタッフにブレが無かったからこその怪作だと感じました。
衝撃の展開、ネタに溢れた、いいアニメだったと思います。Nice boat.
4
納得の結末 2007/12/22
このアニメは賛否両論の典型的例でしょう。
受け付けられない人は本当に無理だし、受け付けられる人は本当に見入ってしまう。
自分は後者で、これほど次回が気になるアニメは久しぶりでした。
この結末は本当に壮絶で、ショックが凄かったです。
このアニメが視聴者に『恐怖』を与えたのは、ホラーを題材にした「フィクションの世界観」でなく、
実際にありえそうな「日常」を舞台にしたからだと思います。
伊藤誠は史上最低な主人公でしたが、「見つめるだけで満足」だった彼が間違った道に走っていくのを、注意したり、責めたりせずに「女は簡単にヤらせてくれる」と認識させた周りの登場人物にも問題はあったでしょう。唯一の同性の友人もアレですし…
壮絶な結末でしたが、いろいろな意味で本当に「リアル」だと感じました。
「リアル伊藤誠」や「リアル世界」は、近くにいるかもしれません…
5
このアニメはどのジャンルにはいるのか 2007/9/30
このアニメはすべての“ハーレムアニメ”が
うけるべき報いをしめしたものだ。
二人の少女の狂気によって、主人公の悪行が
うすまってしまったのが残念だ。
6
今年を代表する話題作のひとつです。 2007/10/8
どうしてもインパクトのある個々の描写ばかりに目がいってしまいがちですが、
全編通して丹念に観ると、主要キャラの心の揺らぎをきちんと描いていて、
個人的には凡百の実写ドラマよりも数段上をいくクオリティの作品だったと思います。
もともとアダルトゲームをベースにして視聴対象を絞った深夜アニメなので、
社会経験が浅い層には理解不能な部分もあると思いますが、スタッフの実体験も
織り交ぜてストーリーを作っているので、恋愛経験をお持ちであれば
思い当たる節が多少なりともあるのではないでしょうか。
12話終盤の、ゴミと化した自分の手料理を見る世界の表情が、観ていて
たまらなく切なく、思わず涙が出てしまいました。
7
狂気の始まり 2007/12/4
放送中止になった問題の作品。
確かに史上稀に見ないグロさ、視聴者を不快にさせる演出、それを促す音楽。
トラウマになった人も少なくはないでしょう。
だけど、視点を変えてみたらどうですか?
「どこで歯車が狂ったのだろう・・・・」
些細なことが原因で人を殺す・・・現実でも起こり得ることですよね?
気を付けて。
あなたの何気ない行動が他人を傷つけているかも・・・
8
見た目というか 2007/9/30
皆さんがグロいグロいと言っていますが、純粋に表現だけだとそこまでグロくはないです。DVD版で血が赤くなっても。
見てはないですが他の作品の方が表現的にはエグいと思ってたり。
では何がグロいのかというと精神的、生理的に嫌悪感を抱かせる脚本や演出のせいでグロいという感情がこみ上げてくるのではないかと思います。
自分もTVで最初見たときは凄く嫌悪感を抱きましたし。
でもひっくり返すとこの作品の特質をスタッフ陣はよく分かっており、愛を感じる演出であることが原作ファンなら分かると思います(やり過ぎという声が聞こえなくもないですがw)
正直地上波で流せなかったという意見にはみなさんと同じく同意なので、どうしても最終話をみたいという人とスタッフ並みにこの作品を愛する人以外にはそこまで推しません。
自分はディレクターズカットが気になるのとこの結末の演出に納得なので☆5でいかせて頂きます(笑)
9
なかなかいいのでは・ 2008/2/5
賛否両論の本作品特にラストですが、私はけっこうこのラストはいいと思いました。さすがにこの狂気に満ちたヒロインたちはかなり怖かったですが、なぜかすごく切ないなぁと。ヤンデレとよく頻繁に言われますが、単なる逆恨みのような悪質なヤンデレではなく、なぜかすごく悲しくて切なくて、でも残酷な話…かなり上質なストーリーだと感じました。
よくグロテスクだという意見が飛び交いますが、流血描写や死体描写そのものだけならあまりグロテスクじゃないです。描写だけでグロテスクを言うなら本作品より酷いものなどいくらでもあります。肝心なのは、シナリオそのもので、そのシナリオや一つ一つのセリフ等が一般的にあまり受け入れられない残酷な印象を植え付けてしまっているのでグロいという表現をされてしまっているというのが現状ではないかと思います。
ですが、そのシナリオやセリフに関しても、ラストのボートでの言葉は、やはり恐怖も感じますが、それよりも、その言葉がかなり切なく心に響いて、恐怖よりも悲しみの方面で私は体が震えました。
逆に、私にとって最も残酷な印象を与えた言葉は「中に誰もいませんよ・」ですね。あれは本当に怖かったです。
好き嫌いが別れる、問題作とも言われているこの作品ですが、大きな枠でくくれば、切ない恋愛ストーリーなのかな・と思った私です。必ずしも一般的にオススメとは言えませんが、少しでも興味を持った方はぜひ!
10
11話を見た感想。 2007/9/13
11話のコントの如き超展開にはさすがに苦笑を禁じえません。『ダークシティ』さながらの「記憶の差し替え」
でもありましたか。
「此処は何処? 先週までとおんなじキャラの人、いらっしゃいましたらサービスカウンターまでお越し下さい」
そんな館内放送が脳裏にこだまします。
伊藤くんの我が身を嘆く発言には思わず「もしもーーーし?」と声をかけたくなりました。
清浦刹那のメール。なんですか、あれは? 散々宣ったあげくにあのざまですか? 開いた口がふさがらないど
ころかアゴが外れそうです。
桂さんはストーカーを跳び越えて壊れてしまいましたが必然性があるとは思えません。仮に彼女こそがほんとう
の恋をしたと考えるとしても、彼女こそ後戻りができたはず。《『林檎の樹』のミーガンのように高潔にして穢
れのない恋だった》(そんなことは口が裂けても言ってほしくありませんが)とするなら、その存在は周囲との
バランスが悪すぎる。そんな彼女をこのゲスで固めた世界のなかに解きはなった脚本家は万死に値しましょう。
11話のラストで言葉の瞳にハイライトが戻りますが、意味があるとするとおっかないです。最終話はどんなキ
ャラを演じるのか…。同じ穴の狢になるんでしょうか。
たとえば安達哲の『さくらの唄』のように《こんなはずじゃなかったのに。どうしてこうなってしまったんだろ
う》と、転落、時の隔絶を余儀なくさせる〈人をのみ込んでいく不条理〉が、この手の物語には欠かせないのだ
ろうと思います。しかし此処にはない。単なる「伊藤誠劇場」です。そして誰もが自らのエゴにまかせて行動し
た結果にすぎません。11話まで見た時点で私に言わせれば、このハチャメチャな展開を締めくくるにはもはや
「伊藤誠断末魔の夢落ち」以外はあり得ない。そういう気がいたします。
追記 最終話放送休止ですか。残念、溜飲を下げたいなどとは思いませんが、納得できるものをひとつくらいは
残してほしかった。