1
一度も失速せずラストまで奥深い人間ドラマを貫き通した傑作 2008/1/23
24話『流星雨』25話『死神の見る夢は、黒より暗い暗闇か・』番外編26話『桜の花の満開の下。』の3話を収録したダークスパイアクションアニメ『DARKER THAN BLACK―黒の契約者―』の最終巻。
24話『流星雨』あらすじ
黄は黒、銀、猫、魏の4人を愛車に乗せトンネル内を走らせていた。ゲートに着くまでの間、黄は自分の余生をどのように過ごすか語る。黄なりに渋く語るが猫のせいでその名言もぶち壊しだ。そしてあっという間に目的地に着き黒達は黄に名残惜しく別れを告げる。黄の「じゃあな」という台詞も何処か寂しげだった。
一方、先日の事件の件で霧原未咲はある場所を訪れていた。そこはPANDORA上層部。入り口でボディーチェックを受ける未咲は身に覚えのない物を回収される。そして奥の一室に入るとそこにはシュレーダー博士とエリック西島が待っていた。未咲の目的はシュレーダー博士との面会だ。彼女は先日の件で気掛かりだったBK201についてとEPRの目的を知る為に此処に来た。未咲は博士とエリック西島に驚愕の事実を伝えられる・・・・。
いよいよこのダーカーもこの巻で最終回を迎える。黒チーム及び警察チームの動向、運命が気になる所。はっきり言って自分は25話を観ていきなりの急展開、伏線回収に混乱。もう一度見直してやっと判るぐらいだった。
観る人によって分かれるだろうが自分の場合、終盤で専門用語が飛び交って一度観ただけでは「え?どういうこと?」と意味がわからないまま観終わってしまった。
だが実際何度も観てやっと理解した後に思ったのは考えさせられる余韻を残した良い結末だったという事か。
結局全ての謎を明らかにならなかったがこれは岡村監督が製作当初のインタビューでゲートや組織の謎を追及するのではなくゲート、組織に遮られた日常を様々な人物の視点で物語を展開していくと語っているのでまあ納得と。そもそも監督がやりたかったのはよりシリアスに普通の人間だけに限定せず感情を激しく表に出さない冷酷な契約者たちの心情を深く醸し出し彼らの成長を描いていく・・・それがこのアニメの持ち味であって全ての謎を明らかにしなかったの監督の狙いなんだろうし正にダーカーらしかった。25話は不評の声が多いが自分はこの結末で満足。ダーカーらしい最高の演出で十分楽しめた。それに明かされなかった謎は自分であれこれ推測するのもまた面白いと思う。2期があるような伏線もあったのでそこも評価したい。ダーカーはストーリー、演出、作画、音楽・・・どれも斬新で秀逸だったがもっと賞賛できることがあり、それは全話観終わった後に再度一話から見直すとよく判るように一話一話の所々に複数の細かい伏線が散りばめられている。だから「あ、そうか!」と納得し驚く箇所がいくつか出てくると思う。自分はそれに気がついて改めて凄いアニメだと認識した。全話観終わった人には是非繰り返し見直すことをお勧めする。それから25話の終盤で黒が未咲に言い放った台詞の様にどの話でも深くテーマに関わっている台詞がこのアニメではよく見られた。それから9巻のジャケット。1巻と並べてみるとよく判るように黒の成長ぶりが伺える。そこら辺纏めて考慮して高評価できると思う。
この作品はBONESに限らずとも稀に見る傑作だった。いまや萌え系ややたらに熱いロボットアニメといった流行物を外野に全て吹き飛ばすような勢いの独特の雰囲気を持った渋いアニメだった。DVDを躊躇なく購入するほどのめり込んだアニメは今までになかった。これほど完成度の高い作品はもっと評価されてもいいんじゃないかと思う。この巻の番外編はある意味必見。どういったシナリオで盛り上がらせるのか楽しみだ。
リアルタイムで25話を視聴し終盤で終わりが近づいてきて「あー終わりかー」と感傷に浸っている間、追い討ちを掛ける様に切なくなるような菅野さんのBGMが流れてきて執拗に続編が観たくなってしまった・・・・・・・・2期があることを願っています。
2
李という男はもういない 2008/2/26
このアニメはなかなか心理描写がうまいです。26話が楽しみ
3
('×`) 2008/2/14
ストーリー、設定には若干難しい部分もありますが非常に奥が深いアニメです
それと劇中で全てが説明されている訳ではありませんのである程度推測するしかない部分もあります
しかし細かい事が気にならないくらい本当にキャラクターが良い
黒、銀、黄、猫、そして相対する個性的な契約者達とのやり取りが秀逸
でも個人的にはもうちょっと銀の活躍を増やして欲しかったかな、と思います
テレビ未放送の26話は必見です
続編出ないかな...
4
良作品でした。 2008/3/21
ネタばれになってしまいますが、
個人的には、仮面の下の黒の泣き顔と「本当は誰も殺したくなかった」というセリフこそがこの作品の終着点にあたるのではないかと思います。
それと謎を謎として残したのもなかなかよい判断でした。ここまで壮大な謎を丹念に説明されたところで逆に冷めるだけ、黒の物語として完結させるには確かにこれがベストなのではないでしょうか。
5
李という男はもういない 2008/2/2
24話『流星雨』25話『死神の見る夢は、黒より暗い暗闇か・』番外編26話『桜の花の満開の下。』の3話を収録したダークスパイアクションアニメ『DARKER THAN BLACK―黒の契約者―』の最終巻。
『流星雨』あらすじ
黄は黒、銀、猫、魏の4人を愛車に乗せトンネル内を走らせていた。ゲート前に着くまでの間、黄は今までの自分達の活動を振り返り語っていた。そしてあっという間に目的地に着き黒達は黄に名残惜しい別れを告げる。そんな中霧原未咲はある所を訪れていた。そこはPANDORA本部。目的はシュレーダー博士との面会。未咲は博士と同席していたエリック西島に恐るべき事実を伝えられる。
いよいよこのダーカーもこの巻で最終回を迎える。黒チーム及び警察チームの動向、運命が気になる所。はっきり言って自分は25話まで観ていきなりな急展開に「は・」って感じで意味不明だった。だからもう一度見直してやっと判るぐらい。観る人によって分かれるだろうがとにかく終盤は専門用語が飛び交って理解するのに一苦労。
またストーリー上ラストである25話を観て殆どの人はスッキリしないとかもう少しちゃんと纏めて欲しかったって人が多くいるが果たしてそうした方が良かったのか。
実際岡村監督は製作当初のインタビューでゲートや組織については明らかにするつもりはない、人物視点でゲートを巡った物語を発展させていくと語っている。それこそがこのアニメの売りなんだと思うし謎を残して終わるは正にダーカーらしい。
それからTV未放送の26話ある意味楽しみ。予告ムービーを観てない人は公式サイトをチェック。
ダーカーは数少ない傑作だった。2期があってもおかしくない良作だったと思う。ただこのアニメは放送が深夜枠という事もあり知名度がかなり低い。もっと多くの人に見て貰いたい惜しい作品だ。今更だがこのアニメに出あえて良かった。
6
最後がどうして… 2008/3/6
確かにずっとこけることなくむしろじわじわ盛り上げてきて24話で急速にテンポが変わり更に期待した。
なのに最後の25話、最終話が全く納得いかない。手抜きかオチに困ったとしか思えなかった。それとも初めから私が描いたゴールが違っていたのか。面白くもなんともなくがっかりだった。
しかしDVDには未放送の26話が収録されているという。…悔しいがとてもみたい!単なるオマケなのか、それとも納得いくようなオチを見せてくれるのか、期待を込めて購入してしまおうと思う。